赤石岳 敗退 (厳冬期南アルプス)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 40.4km
- 登り
- 2,067m
- 下り
- 2,064m
コースタイム
3:35畑薙大吊橋
4:25チャリデポP
7:20赤石ダム7:35
8:15聖沢登山口
9:30椹島ロッヂ10:05
10:20赤石岳登山口
11:201/5看板1430mP
13:552/5看板林道ヘアピン跡、-8℃
17:00小広場手前?幕営
二日目、21日
6:05幕営地発
9:154/5看板2300mP
12:45小ピーク13:00
15:30赤石小屋、-18℃
三日目、22日
朝-18℃
10:30赤石小屋
12:00小ピーク
13:454/5地点2300mP
14:2020日の幕営P
14:50樺段の上辺り
15:402/5ヘアピン
跡、-3℃
16:55登山口
17:05椹島ロッヂ
四日目、23日
4:00.-8℃
6:00椹島ロッヂ
7:00聖沢登山口
7:40赤石ダム
8:45チャリデポP
9:10笊ヶ岳登山口
9:54青薙登山口
10:15畑薙大吊橋
10:40沼平ゲート
天候 | 20〜23日いずれも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
また、新東名静岡インターからは今だ口坂本温泉経由となります 夜間の走行は路面凍結の為スタッドレス必須 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届け 沼平ゲートに有り、各登山口にも有りますが、この時期奥地で出しても無意味な気がします。 冬季小屋 椹島、登山小屋が解放して頂けています。 赤石小屋、雪に埋まって入れません。 下山後の温泉 赤石温泉白樺館 ¥500-とリーズナブルで適度に硫黄臭 コース状況 沼平〜椹島 赤石ダムまで除雪してありました。 除雪は進んでいるようなので、更に先まで延びるでしょう 厚さ5cm以上の氷に林道全体が覆われてるカ所多いです。 登山口〜2/5ヘアピン跡 はじめから雪があります。 1/5手前から足首位の深さ その先はワカンが欲しくなります ヘアピン跡〜赤石小屋 モナカ雪で踏み抜くと、膝上の所多し しかも、踏み固めようにも2〜3cmにしかならない 夏道はトラバースが多い様で、尾根を直進を多用しました。 歩荷返しからは夏道は使えないかしょが多いかと思います しかし、所々夏道と交差する感じです。 小屋手前は夏道のトラバースを使いました 赤石小屋は雪で完全に埋まっています。 |
写真
感想
直前に静岡の雪山マニアと言われる方の情報によると…
今年は例年より雪が多い
椹島〜千枚小屋は股から腰のラッセルは覚悟した方がいい、との事…
3:00沼平ゲート
当然他に誰もいない
3:35畑薙大吊橋
夏の光岳を思い出す
この後林道は分厚い氷の覆われている箇所が多く半分以上は自転車を押して歩いたと思う
4:25チャリデポP
気付いたらかなり雪が多い、いい加減この先はチャリはムリそうなので林道脇の立木にデポする
暫く進むと赤石ダム3km手前位で除雪が終わっていた
デブリが何箇所も林道を横切っている
そのデブリの上でもブロック状の雪塊と滑り台の様にアイスバーンになっている箇所がある
何箇所目かのデブリを越える時
巾の広いアイスバーンの部分を越えるのに横着してアイゼンを付けずに渡った為に…
着地失敗…林道の下まで10m程落下…
横着はいかんね
7:20赤石ダム7:35
8:15聖沢登山口
9:30椹島ロッヂ10:05
当然誰もいない、静か
なんか調子悪いので登山小屋(冬季解放)で少し休む
10:20赤石岳登山口
よし!行くぞ!
木の根が露出したつづら折れの登り、少し雪が残り、凍結している為足の置場に注意
11:20、1/5看板1430mP
ここまで順調
予定通り
だいぶ積雪も増え始めモナカ雪のツボ足、足首位
しかし、この後…
いっこうにヘアピンらしき所に着かない…
脚が異常に進まない、
モナカ雪に業を煮やしワカン装着
13:552/5看板林道ヘアピン跡、-8℃
やっと着く、
この先がどうもわかりずらい、登山地図、地形図で確認するもハッキリしない
少しウロウロする
ここぞと進むと鉄の梯子を見つけ登る
その先トラバースとなっているが、雪が付いて危険な為、尾根を直登
木々からして夏道では無いはず
深い所で膝位のラッセル
上の林道跡にでる、案の定その左側に夏道があった
その後は少し窪んでいて比較的判り易い夏道通りにすすむ
雪の深さワカンで
足首から膝
少しモナカ気味で、一度踏み抜くと踏み固められない
いっこうに小広場に出ない…
俺はどうかしているのか?
異常に脚が進まない
途中から雪がある程度締まり、斜面で踏み抜いた時ワカンではすべるのでアイゼンに装換
もう時間的に遅いな
幕営地を探さねば…
こう配が緩やかになりテントが張れるスペースを見つけ整地する
17:00小広場手前?幕営
畑薙からだが、休んだとはいえ14時間行動して辿り着けんとは…
とにかく寝る…
二日目、21日
6:05幕営地発
夜中から明け方意外と風がある
日ので位で収まる
ワカンでスタート
思ったより絞まっているので途中でアイゼンに装換
一度踏み抜くと膝上の深ささえ殆ど踏みつぶせてしまう
後にワカンに装換
9:154/5看板2300mP
ここまで3時間かよ…
この後も夏道と直登を繰り返す
12:45小ピーク13:00
もう朝から7時間弱…
歩荷返しより先
ここ本当に夏道か?って位の斜面を直登
15:30赤石小屋、-18℃
現赤石小屋のより少し下の古い小屋が冬季解放との情報があったが…
雪で完全に入れない…
赤石小屋の屋根の脇に幕営
この時点で俺のヒットポイント0…
冗談じゃない!
とにかく体調、体力の回復の為に14時間寝る
三日目、22日
朝-18℃
この日も夜中に風が強い
元々風の抜ける場所ではあったが…
残念な事に回復せず…
この後、このペースで登ったとして、下山予定日に降りることはかなり難しいと判断し撤退、下山
10:30赤石小屋
12:00小ピーク
自分の踏み跡に感謝
なにせ迷い無く辿れる
13:45、4/5地点2300mP
14:20、20日の幕営P
14:50樺段の上辺り
あえて夏道を辿ってみる
残念な事に沢のトラバースに出てしまう
アイゼンに装換したいが、もう無理
ワカンで蹴り込みながら渡り切る
15:402/5ヘアピン跡、-3℃
1/5地点を見逃して降りる
16:55登山口
やっと着いた…
このまま沼平に戻ると21〜22時か
温泉に入りたいので椹島に泊まり明日下りる事にする
17:05椹島ロッヂ
夜中は意外とかぜが強い、建物のなかも風がだいぶ抜ける
四日目、23日
4:00.-8℃
6:00椹島ロッヂ
7:00聖沢登山口
聖岳東尾根の冬季ルートの入口をまたも見逃す
赤石ダム手前
あ!除雪がダムより先まで来ている
7:40赤石ダム
8:45チャリデポP
9:10笊ヶ岳登山口
9:54青薙登山口
10:15畑薙大吊橋
10:40沼平ゲート
☆感想、反省…言い訳
見事に敗退…
俺こんなに体力無かったか?
と思う位辛かった
1日目の途中から10〜30歩で立ち止まってしまうくらいだった
息切れ、筋肉痛、では無くとにかく辛い
しまいには吐気まで…
しかも、下山二日後の今も寒気と吐気で苦しんでます…
体調不良が敗退の原因だと思いたいですが…
27日追記
結局、医者には行かなかったんですが、症状からインフルの熱が出ないパターンかもしれません。
山中で発熱してたの可能性も有ります。
私的には、今回の敗退は体力不足ではなく、体調不良が原因だったと思う事にします
もしかしたら、ヤマに呼ばれて無かったのも知れません…
どちらにせよ…
赤石岳様、悪沢岳様はじめに南アルプスの山々様!
また胸借りにお伺い致します!!
コメント
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再度向かうのですね。
お気をつけて
いやいや、スグには行けません(^_^;)
行けて7月かな(^_^;)3.4月はクライミング修行予定d(^_^o)
なるほどすぐにはいけないのですね
厳冬期はまた来シーズンですか
クライミング修行はどのように?
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