記録ID: 2728055
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
黒い富士っていいな〜♪ブラック&ブラック(^○^)
2020年11月14日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:40
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,315m
- 下り
- 1,298m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 7:39
距離 13.3km
登り 1,315m
下り 1,316m
15:12
ゴール地点
天候 | 終始・超快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅〜横浜駅近隣※1〜一般道(R1・保土ケ谷BP・R16・R413・R412・R20)〜相模湖IC〜勝沼IC※2〜R20〜ぷらっとパーク双葉※3〜山梨県道101〜林道分岐〜太刀岡山駐車場 【駐車場】 太刀岡山駐車場 (無料・10台くらい・トイレ無し) (AM7:00前くらいで先着1台) 【復路】 太刀岡山駐車場〜荒川ダム〜昇仙峡(通過のみ)〜甲府市内※4〜道の駅・つる※5〜一般道(都留ルート・山中湖※6・三国峠・R246・R1・西湘BP・R134)〜自宅 ※1:整骨院立寄りでスッキリ! ※2:R20のクネクネ区間と笹子越えをショートカット。1時間は縮まる。 ※3:車中泊・高速SAの施設が使えるので利便良し。 ※4:温泉 ※5:車中泊(翌日休みなのでノンビリ) ※6:朝の富士山展望 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【下芹沢:太刀岡山登山口P(a)〜鋏岩〜△太刀岡山】 林道沿いの駐車場から少し下り、川を渡って集落を登ると、民家の下から登山道が始まり、懐かしいトイレ煙突の脇を過ぎると、森のトンネル入口とともに急斜面になる。 小刻みなジグザグ急登は途中から西斜面のトラバースとなり、渡り終えた岩稜が鋏岩。クライミングの小ゲレンデを兼ねているのか、途中の岩稜や鋏岩にも上部まで金具が打たれている。 岩稜を背面に、再び尾根筋登りとなり、途中に富士山眺望点等のうれしい自然サービスもあり、まもなく山頂に至る。山頂の東南部のテラスは富士山頂帽の特等席。 【〜越道峠〜△鬼頬山】 林の心地良い尾根下りは途中でちょっとした急斜面になるが越道峠まで快適な歩きができる。 峠は未舗装の林道がクロスするが、ハイキングにピッタリそう。 道を渡って再び尾根に取付くが、徐々に急斜面になり、クライマックスは45°を越えてると思える。脹ら脛が苦笑し始める頃、唯一擦れ違ったオッサン2人組は「太刀岡の斜度はキツいですか?」「この上はスゴイですよ(^^;)と苦笑していた。ロープが張り巡らされた林の急斜面を登り切り、ちょっとだけ緩い連絡尾根を登り詰めれば鬼さんの頬に立つ。 【〜△八丁峰〜八丁峰東コル(b)〜△黒富士〜(b)】 笹(たぶん、スズタケ)と林のなんとも心地良いダウン・アップで八丁峰の登りは隣の山肌も美しい。浅いコルに下りて黒富士方面への太い尾根からキューと尖った斜面を詰めればすぐに黒富士ピークに至る。 山頂直下の岩の上からは奥秩父東端の名峰たちがクッキリ。曲岳の向こうに八ヶ岳の一部、南アルプスも一望できる。 山頂部は林に囲まれているが、甲府方面はポッカリ開き、その東南に張り出した展望に下ると、丹沢・御坂・富士山・天子・南アルプスがボンボン居並び、甲府盆地が靄の海に沈んでいる。 来た道を戻り、コルからトラバース道に入る。 【〜八丁平(c)〜△升形山〜(c)〜八丁峠】 すぐに八丁平の狭いコル広場になり、枡形山への直登は見た目よりも短く、直下の山頂標の上の岩峰に立つと、ここも360°ビューである。 八丁平まではズンズン下りれば3分。八丁峰から続く尾根を緩くトラバース下りすると、すぐに最寄り登山口(北側)との分岐となり、そこが八丁峠と呼ばれているようだ。峠だけあって南側に通じる踏み跡があるが地図には記載されていない。 【〜△曲岳〜曲岳登山口】 林の中のアップダウン尾根コース。 曲岳の直下あたりで急登になり、直下で富士山ビューのスポットがあるので、山頂ハント後に戻ってランチタイムにした。 山頂部は樹林で眺望しにくいが、西へ下山する尾根の途中にも突き出した岩場の展望スポットがある。 岩稜チックな尾根道は「めまい岩」から危険エリアになる。岩はそのまま急傾斜のナイフリッジなので。北側のトラバースルートへ。道標がないので分かりにくいが「めまい岩」の案内標識の少し手前で岩を乗り越す。この斜面は急峻で、踏み跡が分かりにくい。横歩きは短く、再び岩稜尾根を乗越すと、再び急斜面のトラバースとなり、尾根を巻き終えてから急斜面下りになる。斜度が緩む頃に北側の眼下に林道が林に透けて見え始る。 【〜観音峠〜(a)】 しっかり舗装された林道は一般車両にも解放されており、登山者の車両やサイクリストたちに時々行き会う。 観音峠は林道の分岐点だが、金ヶ岳への尾根道の登山口でもある。地図の見た目で交差点と思っていたので、ちょっと戸惑った。 長いくねくね林道を下り、最初の分岐を左に曲がって沢沿いになると閑散とした別荘地となり、林業伐採地や営業休止中と思しきオートキャンプ場を過ぎて駐車場に至る。 |
その他周辺情報 | 【買い物】 登山口近辺に集落はあるが商業店舗はない。かなり麓から何も見掛けなかったので、甲府や双葉で済ませておこう。 【温泉】 登山口近辺にはない。今回は甲府まで戻り、これまでに入っていない銭湯を選んだ。 「緑ヶ岡温泉」 (430円・アメニティ無し) (熱湯・ぬる湯に別れており、いずれも私の好みよりも高過ぎ・低すぎ。上がる直前まで貸し切り状態だったので、ぬる湯を熱湯に足してちょうど良くなった。他にも人がいれば熱湯の加減がよいのかもしれない) |
写真
装備
個人装備 |
ザック:チャチャ35
靴:ツォロミー2
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感想
『黒い富士っていいな〜♪ブラック&ブラック(^○^)』
11/14(土)・超秋晴れは、山梨百名山・3座を初踏周回しながら美景・美林・美空の三昧を尽くし、静謐の尾根で陽光をたっぷり吸った落ち葉の薫りを楽しみました(^^)
この日は今秋一番が過言でない快晴。
黎明・南中・黄昏まで、脚が停まることが多すぎな1日でした(^O^)
【山行記】
東天は二十九夜月と星の影
夜の帳がゆるりと黒い幕を上げて
山入端がじわりと橙を昇らせる
南天は名峰が笑う蒼い背景
陽の線がほこりと尾根道を温めて
落ち葉がふわりと薫り立つ
北天は将軍が唸る透けた空
風たちがさらりと森を走り抜けて
森たちがざわりと噂する
西天は佇みたくなる愁い時
樹たちがゆらりと縞陽をゆがめて
わたしはぽつりと呟き立止まる
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