雷倉 〜1番キツい小津三山の1山〜 [岐阜県 本巣市]
- GPS
- 05:13
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,113m
- 下り
- 1,108m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:14
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢沿いら辺は気をつけよう。 |
その他周辺情報 | うすずみの里ねおの温泉があり、山頂での記念撮影で割引される。 |
写真
感想
この日は奥美濃のどこかに登りたいと思って道の駅『うすずみの里・ねお』で車中泊した。
夜中は素晴らしい星空の下だったので、次の日の登山はいい天気だろうと思っていた。
だがそう上手くはいかず、天気予想はそこまで良くなかったので能郷白山はやめて雷倉に登ることにした。
この根尾周辺はいくらでも機転が効くのが良いところだ。
問題なのは登山口と駐車場の位置が分からないところだったが、ヤマレコの足跡と集落の人の情報をもとに駐車場にも辿り着けた。
いつもそうだが、ヤマレコの足跡は本当に便利でありがたい機能なのでここのユーザーで良かったなと思えてる。
登山者用駐車場は集落の人が設けてくれたものなので、協力金は任意だが200円入れてきた。
集落を抜けて登山道に入ると側溝蓋の上を歩くもので変な気分だった。
側溝蓋の終わりからは沢に下っていくが、登山道そのものも小さな沢なので濡れた岩で滑らないように気をつけなければならない所だ。
沢下りの次に鉄の吊橋を渡ればようやく尾根に取り付くようになる。
しかしこの尾根、最初から急登だ。
グングン登っていく感じで多少急登が緩まる場所もあるが、基本的に長いアルバイトだ。
そんな中で意外にも植林が少く、ブナ林が作り出す美しい紅葉が素晴らしく疲れを癒やしてくれる。
美しさと厳しさの両方を感じながら長いアルバイトをこなしていくと、やがて岩が出てき始めて更にキツい急登と化す。
この区間こそが急登のクライマックスで、ロープと岩も頼りながら登り切ると一旦登りは終わる。
緩やかな道を歩いているとようやく山頂の姿も出てくるようになる。
やがて林道跡から林道の交差点に出ると視界が多少良くなり奥美濃の景色が楽しめる。
林道の交差点からは急登から始まり、またグイグイ登っていく。
さっきのクライマックス程ではないが、山頂直下もキツいもので一歩一歩がしんどくなる。
雷岩途中にあるが、急登の中でわざわざトラバースしてまで行く価値はあまり無かった。
頑張って登り切ると山頂までは快適な尾根になり、身体を解しながら山頂へ。
山頂には一人の男性が居たが、一人の時間を邪魔されて嫌がったのか直ぐに行ってしまった。
挨拶しても返してくるような人でもなかったのでさっさと行ってくれて良かったな。
山頂は狭く、藪に覆われていて視界もそんなに良くない空間だ。
あまり人がきたら直ぐに密になる感じだ。
山頂から先も尾根は続いているが、結構濃厚な藪なので躊躇なく行くのをやめた。
なのでピストンで下る事になるが、あの急登が今度は下りとなる為に慎重に下りていく。
クライマックスの場所もそうだが、その先の急坂も石を落としたら遥か下まで止まらずに転がっていく位の傾斜だ。
なんとか下りきり、鉄の吊橋を渡っている時に気がついたが、小さな沢が登山道になっている上からは滝になって水が落ちているので、小さな沢の登山道を下らずに真っ直ぐ行ったら危なかったということだ
下山して集落の人と話したあとに車に戻るとタヌキが普通に歩いていた。
その後は山頂での記念撮影割引の恩恵を受けて道の駅の温泉で汗を流した。
山頂自体は地味なのだが、そこまでに至る経緯が厳しいアルバイトというものだ。
美しい紅葉も見れるので登れて良かったと思ってる。
そう、能郷白山は分厚い雲に終始覆われていたのでこの山にして大正解でした。
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