皆子山〜お楽しみは♪ 雪訓&地図読み&パフパフ〜
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- GPS
- 06:27
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 669m
- 下り
- 664m
コースタイム
-10:45(休憩)10:50- P926付近11:05 - 11:35皆子山山頂11:40 - 12:25昼食休憩13:00 - 平13:30
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは平バス停にあります。 東尾根道は、地形図を読みながら、尾根筋をたどれば、大丈夫でしょう。 皆子山山頂からP926は、地形図を読みながら歩くのが、さらに楽しいです。 雪庇はところどころできています。 |
写真
感想
先週に続いての皆子山、churaさんに誘われてしまいました!
この山を歩いた過去2回はどちらもソロで、他のハイカーやグループには会いましたが、基本私と山の一対一の対話を望んでのことでした。
先週のハイキングでもその状況を楽しんで歩くことができて充分に満足していたところに今度は4人でのハイキング。
同じ山が設定を変えることでどう表情を変えてくれるのか・・・いや違う、歩く側の意識の違いで山の見え方がどう変わるのか、とてもワクワクする実験のつもりで歩いてみましょう。
ゆうべまとまって降った雪がしっかり積もって純白の景色を見せてくれているのまで先週と同じです!
先頭を歩くのはsennrakuyaさんのむすこさんRくん。
ほとんど足が埋もれずに軽い歩調でどんどん進みますが、続いて私が歩くと足が沈むこと!
体重と身のこなしの違いを思い知らされながら後を追いかけます・・・
尾根の出合いポイントで案内役(?)の私が地形図を読み間違えたり情けない失敗もありながら山頂へ。
前日の雪と冷え込みにも助けられ、山は見事に先週と同じ装いで迎えてくれています。
一度見た景色を一週間後にまた見ることは価値の低いことなのか?
これにしっかりと反論できるよう自分でも確認したかったのです。
日が変われば空気も違うし気温も空もガスも、同じ山ではあるけれど全てが違います。
一人でたたずんで耳を澄ますことと仲間と共有すること。
どちらがいい悪いではなくて、私の中には先週と同じ事を繰り返しているという意識は最後まで出てきませんでした。
山頂からその先のP926への寄り道。
登山口と山頂のピストンからでは想像できなかった無垢の雪原の広がりは素晴らしい発見でした。
この景色を見にまた来るのは間違いないですが、その度にまた違う発見があるんだろうと楽しみです。
山頂での楽しい冒険も頭を寄せ合っての地図読みも一人では同じようにはできないことで、今回グループ行動の楽しさを満喫させてもらったメンバーに感謝です!
またご一緒しましょう!
ソロ山行の良さも味わいながら、時々グループに誘ってもらって賑やかに歩けること、贅沢な山ライフを過ごせているのはありがたいことです。
安全とマナーに関わることはシビアに考えて行動を決めるべきでしょうが、感動したり喜んだりするのは自分の心です。
自分で作った制約や常識(と思っていること)に囚われて縮こまる心ではなく、大きく広げられる心を持っておきたいと思えた皆子山でした。
以前のレコにも書いたのですが、私の師匠はアルプスの少女ハイジです。
山を染める夕日の赤に毎日感動できる心を持つこと。
monsieurさんのレコ
「1年ぶりの山で1年ぶりの再会!?〜皆子山〜 (雪山ハイキング / 京都・北摂)」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-271853.html
を読んで、行ってみたいなと思い、コメントを残しました。
すぐにお返事がいただけて、この日曜日に山行となりました。
monsieurさんは、2週続けての皆子山になりましたが、
また違った楽しみ方をされるだろうと、甘えさせていただきました。
senrakuyaさん親子も、お誘いして、4人で歩きました。
初めて歩く京都府の最高峰「皆子山」です。
心配していた雪は、週末の寒波でほどよく積もって残っていました。
春がすぐそこに来ているので、踏み抜きはそこそこありますが、歩きにくいことはありません。
植林されている山を尾根伝いに登っていくと、ところどころ尾根の向きが変わるポイントがあります。
予想しながら歩いて、ポイントに来たと思ったら、
地形図を見て、尾根の方向をコンパスで確かめます。
monsieurさんのアドバイスを聞きながら、
Rくんも手馴れたもので、チェックをあっという間にすませてしまいします。
最後は、ロガーで現在地を確かめて、進んで行きました。
地図読みの練習にもってこいの尾根でした。
皆子山山頂には、多数山頂プレートがありまして、プレートめぐりができるほど(笑)
静かな山ですが、やはり京都府の最高峰となると、みなさん何か残したくなるのかな?
山頂手前では、適当な雪庇が出来ていて、それを乗り越えて皆子山へ登頂しました。
雪庇を崩して、膝で抑えて、ステップを踏んで、ヨイコラショ。
きれいに一発では決まりませんでしたが、楽しかったなぁ。
調子にのって、これで武奈ヶ岳の北陵の雪庇も乗り越えられるか、なんて考えてました。
広谷からとか、ナガオ尾根からも冬の武奈様を目指してみたいです。
それから、雪庇を踏み抜いたらどうなるかも体験してみました。
雪庇を踏み抜くなんて、危なっかしくて、普通はできませんが、
ちょうどいい具合に、下が広場なので安心です。
高さも身長以上あり、高度感もそこそこありました。
Rくん、senrakuyaさん、churaと踏み抜いて、雪の重さにもがいてました(笑)
実際、踏み抜いて、雪崩てしまったら、とても自力では出てこれないことも、想像できました。
本日のRSC3人組は、よい子なので、雪庇にはもう近づいて踏み抜いたりはしません。
これだけ遊んでも、まだ10時過ぎでしたので、P926を目指すことにしました。
展望はあまり望めない皆子山山頂と思ってましたが、
西側を見ると素晴らしい雪景色。
これはもうハイクアップを楽しむほかないでしょ!
時間は11時までと決めて、出発。
あたりは落葉樹の森で地形がよく見えて、地形図と実際をあわせて見るのに好都合でした。
4人で尾根、谷、小ピークなんかを確かめながら、地図読みを楽しみました。
さらにP897を目指して、そこから西尾根も歩けると素敵でしょうね。
P926手前のコルに降りるところで約束の11時。
十分楽しめたので、皆子山山頂へ戻ります。
帰りは、トレースが残っているので、早かった(゜o゜;;
晴れ間が広がって、武奈ヶ岳も見ることができました。
京都側から見る西南稜と武奈ヶ岳山頂は、とんがり方が少しシャープになって、かっこ良かったです。
皆子山山頂へつくと、今度は、南比良の山々、霊仙山、権現山、ホッケ山、蓬莱山が確かめられました。
昨年のGWはここを縦走したんです。
北は、ゴールした蛇谷ヶ峰が見えました。
よく見ると桑野橋ルートにある電波塔も見えました。
景色が楽しめるのはやっぱりいいものです。
平への下りは、駆け足で!
途中、昼食休憩をとりましたが、驚きの瞬足でした。
Rくんはスキップしてたとか!
雪の武奈ヶ岳に行ってへんな〜と思い、今週が最後かな〜なんて
久しぶりのソロ(or息子の部活次第参戦)でつもりをしていたら
churaさんから「monsieurさんと皆子山どう?」なんてお声がかかったので
「行きましょう!」とフットワークの軽さを見せる。
あの山域の始めは急登がもはや当たり前ですが
雪質にも助けられ、何とかクリア。
天気もいい感じでその後のさらさら雪の尾根歩きは最高でした。
コースタイムに余裕があるのと
雪がついて地形がわかりやすいこともあり、地図読みも楽しめる。
マイナーなのか、人も少なく静かな(我らはにぎやかでしたがw)
山を楽しめました。
ピークの先がこれまたいい感じ!
武奈ヶ岳を違う角度からみるのもいい!
「ブナって結構、かっこいい山容なんや〜」と新しい発見もあり!
帰宅後の酒が旨かったことはいうまでもない。
monsieurさん、churaさんありがとうございました。
追記
帰宅後ポチっていたカメラoptio WG-2GPSが到着してました。
写真は苦手やけどこれから自分で観た、いい記録を残していきたい。
コメント
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monsieurさんこんばんわ
近畿の御山で人材育成でっか
京都でもこんなに雪があるんでんなぁ
岐阜まで遠征せんでも面白そう
御嶽山で仏さんと遊んでました
ぼちぼち比良の御山に帰りまっさ
そんときはよろしく
でわでわ
m、S、Cさま、rくん、こんにちは、yuconです。
この日は比良方面のお天気もまずまずだったようで良かったですね! 春一番が吹いたり花の開花がニュースになったりと雪山シーズンもついに幕が降り始めた様子で、セツブンソウ、福寿草を皮きりに始まる花の季節に思いを馳せるこの頃です。
今シーズン、伊吹山で皆さまとお会いしてから不思議と体調が回復し、以降毎週山に出掛けておりますが心地よい疲労感を味わえるようになりました。
これも山と皆様のおかげであり改めて感謝しております。花の季節にもご一緒できることを楽しみにしております。
「岐阜まで遠征せんでも・・・」
私は逆にあちら方面の山に気持ちが向きかけてますよ
この時期の御岳やアルプス、眺めてみたいです
一人も楽しいし、グループでも楽しめる。
楽しみ方は無限ですね
おっ
yuconさんも毎週山行の仲間ですね
世間は春待ち顔ですが、私は正直もう少し寒い冬に居座ってもらいたい気分です
でも言われてみるともうすぐ花の頼りが届き始めますね。
季節は引き止めたり待ち焦がれたりするものじゃないってことですかね
ならば今この季節を楽しむことですね。
またご一緒しましょう
京都側からの武奈…
めちゃめちゃカッコいいですね
踏み抜いてセッピ崩して…
もう少し北の湖北の山で、我々もおんなじ事を…
でも赤坂山稜線付近の巨大セッピは今年は既に崩れておりました…やはり雪融けも早いのかも…
今の内に雪山楽しまなきゃ…ですね
皆子山から蛇谷ヶ峰、そしてその向こうの山も何とか見えていました。
だからてっきりいい天気なんだろうと思っていたんです。
この角度の武奈ヶ岳は初めて見ました。
(過去2回はガスで見えず)
なかなかスマートな山に見えて驚きです
みなさま、おはようございます!!
皆子山、登り口は滋賀県でも京都の山なんですよね
Rくんはムフパフの仲間入りをされているんですか??(笑)
蛇谷、びわ湖も見えて素敵な山ですね〜
行きたい山の一つなんでレコ参考にさせていただきます
めっちゃオモロ〜な感じですねぇ〜〜!
御池でもToshiさんと雪屁を突いてましたが、下は急勾配なのでダイブしようも先輩方にお叱りを受けそうなので崩すだけに留まりました。
皆子山は未踏でついついスルーして武奈に行っちゃいますが、琵琶湖も見え違う姿の武奈も見えと、なかなか面白そうな山ですね。
またご一緒願います。
皆子山は京都府の最高峰ですが、位置が位置だけにどうしても比良の影に隠れてしまいがちかも・・・
過去2度はソロで歩きましたが、比良の山とは少し雰囲気も違ってなにか耳を済ませながら歩いているような印象です。
ピークの先に待っていた雪原には驚きでした!
雪のない季節にも歩きたいし、来年の冬もまた楽しみです
雪庇も遊び道具になってしまうんですね・・・
あの規模位だと踏み抜いて落ちてみるのも経験していてもいいのかな・・・?
鈴鹿あたりもそろそろ歩きたいとは思っています。
春が来る前にまだもう少し雪で遊びたいです
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