南尾根から皆子山


- GPS
- 05:10
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 600m
- 下り
- 596m
コースタイム
天候 | 快晴であるが風は冷たい |
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過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
備考 | 渡渉用の大きなビニール袋、15Lでは不十分 |
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感想
以前に皆子山に登ったのは35年ほど前。春の季節でゼンマイをたくさん採った記憶だけ残っている。
国道から林道に向かう坂でいきなり転倒して背中を強打する。見るとアスファルトが完全に凍結していた。リュックを背負っていたが、筋肉を捻ったのか、背中と路面にアイゼンでも挟んだのか背中の左側が疼くように痛む(帰宅後はさらに激痛が走るようになり身動きも困難な状態に。登山中はアドレナリンで痛みが抑えられていたのであろうか) 山では登山道以外にも危険が潜んでいることを改めて痛感した。
今回の山行で最も気になったのは川の渡渉である。状況は想像するしかなく着いてから判断することにした。寺谷林道を進むと徐々に雪が深くなる。渡渉を控えているので、つぼ足で通そうとしたがエネルギーの浪費になるのでスノーシューを装着。歩きが断然楽になる。少しの労を惜しんではいけないのだ。
渡渉点に到着。期待はしていなかったが橋や飛び石などはない。思っていたよりも川幅が広くて水量も多い。深い所で膝ぐらいである。15Lのごみ袋を持ってきたので靴に装着。膝丈くらいしかないので手で引っ張り上げながら、いざ入水。ところが水の勢いが強く、すぐに袋がよじれて一気に踵の位置まで下がる。袋作戦は完全に失敗に終わる。もっと大きな袋を持ってくるべきだったと反省する。スパッツが水の浸入をある程度防いでくれたのがせめてもの救いであった。
尾根に取りつくと最初は植林帯であったが630m付近から自然林に変化する。木の密生度が高まり藪こきほどではないが木をかいくぐることが多くなる。時々雪を踏み抜くこともあったが、スノーシューでは木にひっかかったり取り回しがめんどくさい。そのまま最後までつぼ足を続ける。使うとしたらワカンの方が有効であると感じた。850m付近からようやく見通しがよくなり、ブナ林の気持ちのよい道になった。平バス停からのガチガチに踏み固められ尾根道に合流するとすぐに頂上に着いた。風が冷たいので憩うゆとりもなく早々に頂上を後にした。
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