カムイヌプリ〜室蘭岳 沢巡り
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,601m
- 下り
- 1,596m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年の夏は忙しくて山行出来ずにいた。秋になって少し歩き始め、沢にも行きたくなった。そして今の自分ははたしてどのくらい歩けるのだろうか?そんな興味もわいて富岸川右股〜滝沢を下って〜裏沢右股への沢縦走をした。
カムイヌプリ登山口から林道を3Km弱行き富岸川右股に入渓。小滝が続きいずれも登れ楽しい。水が涸れると鹿道をつないで最後は笹薮を漕いで縦走路に出る。カムイヌプリは帰路通るので立ち寄らず、カムイヌプリ三角点ピークで一服。
縦走路を進み室蘭岳とカムイヌプリとのコルから滝沢を下る。以前に比べ倒木が多く感じた。滝には残置ロープがあるが古いので力をかけないように下った。綺麗な滑を過ぎ、丸い大岩があるが、この大岩は転がって丸くなったのだろうか?といつも思う。
滝沢から林道に出て2.5Kmほど行き裏沢に入渓、降り口の歩道はえぐられていて、先月の大雨で大量の流水があったことが想像された。
岩床は磨かれ白っぽく小ゴルジュやその先の滝つぼも埋まって浅くなり容易に進め、側壁を覆っていた美しかった緑の苔もなくなっていた。
滝から少し行くと大量の石ころと流木や倒木で沢の様相が変化していた。支流の上部で土砂崩れが起こったようだ。裏沢の大変貌には驚きを越え怖くさえなった。
ゴーロで休んでいると、沢登りのスペシャリストふーちゃんの3人パーティーが上がってきた。ふーちゃんには初対面であったがすぐに判った。彼のHPは、私のお気に入りでいつも拝見している。凄い記録や行動力にいつも感心している。ここに泊まると言う彼にアドバイスを頂き、右股に向かう。
適度に登ることができる滑滝が続き楽しい。一つだけ登れそうにない滝があり左岸から捲いた。さらに水の涸れた小さな滝をいくつか登って、軽い藪漕ぎで稜線に出た。
登山道を行き室蘭岳を経てカムイヌプリに向かう途中、振り返ると真っ赤な夕焼けに室蘭岳が美しかった。
日もとっぷりとくれ暗闇の中カムイヌプリに着いた。町と漁り火が輝いていて数枚の写真を写して、カムイヌプリ登山口へと下った。
滝沢を下る頃から持病の膝痛が出て、それをかばいながらの辛い山行となった。「もう登山は無理な膝」と言った医者の言葉を思い出し、もう無理せずには、登山はできないんだな〜と思った。
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