ハートの湖と大尽山(おおづくしやま)/新日本百名山


- GPS
- 05:52
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 630m
- 下り
- 627m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:47
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
50台位いけるが、30台と言っておこう(トイレなし) ※アプローチの県道4号線は、明後日(11/25)から冬期通行止めです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】危険箇所なし 刈払いあり、ピンクテープしっかりあり ただし、直登部分は頑張りましょう |
その他周辺情報 | 【温泉】 矢立温泉 450円/人 大人 シャンプー等の備付なし、ドライヤーは30円/3分 熱めのお湯です 温まるけど、後はそんなに引かないです |
写真
装備
MYアイテム | |
---|---|
個人装備 |
靴
ザック
ヘッドランプ
レインウェア・ザックカバー
ツェルト類
地図・コンパス
行動食・非常食
防寒着
グローブ
帽子
タオル
ゴミ袋
常備薬・非常用薬
ティッシュ
保険証
マッチ
ナイフ
日焼け止め
予備衣料
コンロ・食事道具
携帯電話
時計
GPS
|
感想
下北半島遠征の二日目は大尽山。
むつ市内からは釜臥山が目立つ山ですが、今回はこちらを選択。
釜臥山は、またの機会とします。
大尽山は、以前登山道の藪化が激しく、一般的には全く使えない登山道でしたが、近年地域の方々の努力により、きれいに刈払いが行われたようです。
と言う事で、前々から気にはなっていましたが、激しい藪道に一人か少人数で突っ込む気が起きなかったので、刈払いを知ってからは行きたい山の一つにはなっていました。
ただ、やはり下北半島は遠く、なかなか候補には上がらない山でしたが、今回やっと縫道石山に行く事になったので、申し訳ありませんが「ついで」みたいな感じで登る事にした山です。
こんな感じで登る事になったので、正直に言えばそれほど期待していた山ではありませんでしたが、実際に歩いてみてビックリ。
なんと素晴らしい山でしょう!
駐車場を出発して1時間ほど湖畔を歩きますが、湖畔の道は以前東北自然歩道として整備された道なので、それなりにシッカリしていて気持ちよくウォーミングアップができます。
そして湖畔の登山口から本格的に山道に入り、ゆるゆると登って行くと、ヒバとブナの自然の森が広がり、それぞれの木の大きさには圧倒されました。
それぞれの木が大きいため、パッと見た感じではそのスケールがわかりにくいかもしれませんが、個々に絞ってこれまでの経験で見た木と比較すると、その大きさはナカナカ見られる木々ではありません。
ブナで例えて少々大げさに言うと、西目屋の白神にあるマザーツリーが、そこらじゅうにある感じです。
一般の登山道を歩いて、こんなに素晴らしい森を歩けるとは思ってもいませんでした。
山頂からの展望も素晴らしく、天気が良ければ北海道、津軽半島、八甲田、尻屋崎と素晴らしい遠景が楽しめ、目の前に美しいハート形の宇曽利山湖が丸見えです。
下山してから知った事ですが、大尽山は新日本百名山だったんですね。
歩いてみて納得できました。
本当に大尽山は良い山でした!
ただ、冬になると道路が冬季閉鎖になり、遠い存在になるんですよね〜、残念です。
むつ半島おでかけ二日目
昨夜は山は雪だったようで、見上げれば釜臥山は白い
昨日より少し涼しいようだ(というより、寒い、だろう)
大尽山の名前が挙がったのは、単なる偶然
地図を見ていて、大尽山って、何て読むの?から始まった
だいじん?
おお、「おおづくし」なのか〜 お、東北百名山にも入ってる
へえ〜
である
縫道石山のペアとして、「おまけ」のつもりだった
恐山近くの硫黄の香り漂う、広い駐車場の奥から湖畔を回っていく
宇曽利山湖は硫黄泉の影響で酸性が強く、ウグイしか生息していない湖
入る人も限られた地域ではあるが、荒れ果てることもなく静かな散歩が出来る
むつ山岳会の努力の結果だ
左右とも、湿地帯が長く続く
春になれば、ミズバショウがずーーと花開く道になるようで、来春の準備を着々と進めていた
蘭も数種は有るようで、春先は賑やかな道らしい
大尽山登山口までは、湖を半周。1時間ほど
いいウォーミングアップになる
そこから沢沿いに緩やかな道が入っていく
途中から尾根に乗り換え、ヒバとブナの混交の中、進んで行く
下の方は人の手も入った跡があるが、上部はその気配がない
真っ直ぐな太いブナ、ヒバが立ち並び、倒木から新たな芽吹きが見える原生林の気配を残す
登山道の中で、これが味わえるのは大変貴重
大木に目移りしてしまう
峠に近づくと落葉樹が多くなり、笹が出始める
少し前までは藪で通行困難だったとのことだが、綺麗になっている
明るくなった登山道は峠で十字路になって出会う
一体地蔵の前の広場で休みを入れて、直登の登山道に取り付く
雪がすっかり道を覆い、その下の落葉が滑って足元がおぼつかない
少し慎重に足を置きながら登って行った
笹原を突っ切るので直登なのは致しかたないのか
結構辛い
一旦少し下がって、さらに一登りすると山頂
山頂看板横の岩の上から全周の展望を楽しむ
陸奥湾、尻屋崎、宇曽利山湖、北海道
風は少し冷たいが、思ったほどではなく少しの間楽しんだ
帰りは数回滑りながらも一体地蔵まで降りて来た
お昼ごはんするにも最適
帰りはキョロキョロしながら、森の床を歩いて戻った
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