記録ID: 27621
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無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根
越後駒ヶ岳
2007年05月24日(木) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 1,614m
- 下り
- 0m
コースタイム
0635。駒ノ湯登山口を出発。残念ながら枝折峠までの道はまだ冬季閉鎖中だった。昨夜はなんだか全然眠った気がしなくて、結局朝までずっとウトウトしただけのような感じだった。が、その割に頭はすっきりしている。吊り橋を渡ると、すぐに急な傾斜の上りが始まる。今日は十時間コースの長丁場になりそうだと、覚悟を決めて歩き始める。少し歩くと、緩やかな上りの尾根道になる。また少し歩くと急な上り。これを何度も繰り返してやがて小倉山に至る。
足元の落ち葉の上に、なんだかやたらたくさん芋虫がもぞもぞと動いている。最初、蝶類の幼虫かとも思ったが、顔?を見てみるとカブトムシとかカナブンとか、甲虫類の幼虫にも見えた。まぁどっちでもいいや。なるべく芋虫を踏みつぶさないように歩いたつもりだが、何匹かは踏みつぶしてしまっただろう。
少し上ると、遠くに枝折峠に向かうと思われる道路が見えて少し恨めしい。
右手には駒ヶ岳の雄々しくて美しい山容が見えて、なかなかいい気分。
0903。小倉山到着。山頂碑はなかったが、三角点があったし多分ここがそうなんだろう。
小倉山の手前辺りから雪渓歩きが始まった。ここから先は完全に雪道歩き。今日で三日連続かと、ちょっとうんざりしながら雪を踏みしめて歩く。山頂は割と近くに見えるが、足元の雪を見るとまだまだ時間がかかりそうで気が重い。駒ノ小屋の手前までは、さほど急な斜面はなかったが、やっぱり雪の上りは歩きにくい。今日も雪を蹴り込みながらの歩行になる。駒ノ小屋の手前に、結構な傾斜の上りがあった。先行者が一人、ピッケルを片手に一歩一歩上っていくのが見える。なんとか追い越そうと思うが、足が重いし息が切れるしで、全然ペースが上がらない。
1059。やっとの思いで駒ノ小屋に辿り着くと、なんだかやたらと無愛想な、小屋の主と思われるオヤジが水場から水を引く作業をしていた。こっちがこんにちはと挨拶しても、こっちを見もしないし返事もしない。もしかして耳が遠いのか??
なんか感じ悪〜と思いつつ、小屋の前で一息入れてさらに山頂までの道を上る。
1120。やっと頂上についた。意外にも頂上周辺だけは雪が無い。会津駒では山頂碑が半分雪に埋もれていたので、同じような光景を想像していたのが、完全に予想を裏切られた。
先行者と少しだけ話をして、今日はきちんと腹が減っているので久々の山ラーメンと山コーヒー。久々の中華三昧が激旨だ。ラーメンを食べていると、小倉山の手前で追い越したおじさんがやって来た。今日で百名山70座目だとか、六日連続百名山に登り続けていると言うと、素直に驚いてくれたのでなんとなく嬉しかった。
今日も山頂からの眺めは最高だ。風もほとんどないから寒くもないし。かといって暑いと言うほどでもない。でも相変わらず日差しだけは強くて、もう顔がヒリヒリして仕方がない。
おじさんは食事を済ませると、それじゃあお先にと言って先に下って行った。自分もコーヒーを飲み終わったので、下山準備を始めた。
1213。下山開始。今日も小倉山までは楽に下れそうだと思うと、気分も軽い。上りは岩場だったところも、下りは脇の雪渓を下っていけそうだ見当をつけているところが何箇所かある。今回の連登も今日で終いかと思うと、多少山頂を去りがたい気がしたができるだけ早く下って今日は家までちょっと長距離を走らないといけない。出来るだけ早く家に着きたいから、やっぱりそろそろ下山するしかない。
駒ノ小屋まではほとんど斜面を滑るように下る。そこから先は少し傾斜がきついので、多少慎重に下るが、昨日の燧ヶ岳・柴安瑤硫爾蠅醗磴辰堂爾呂泙心砲笋な雪渓なのでそんなに気を使う必要はない。そこから先は、予想通り先行者も上りと違って雪渓を選んで下っている。先行者のトレースを追いかけて、雪の斜面を楽々と下っていく。ただし、今日は上りで既に五時間近く歩いているのであんまり足の回転を上げないように気をつけた。小倉山から先もまだまだ長いしな。
1259。小倉山まで戻ってきた。ここからが今日の正念場。なんとか膝の痛みが出ないように下まで下りたい。とりあえず一服つけて、ゆっくりと下りの道を歩き始める。
下りのこの時間になると、上りは日差しがきつくて辛かった道がすっかり木陰で覆われてずいぶん歩きやすい。やっぱり緑は大切にしないとな。これでもう少し風でも吹いてくれれば言う事なしなんだが。
時折せせらぎの音が聞こえてきて、もう登山口が近いのかと思わせるが、しばらく歩くと音はすぐに遠ざかる。時計を見ると、時間的に早すぎるからまぁ当然か。 30分に一回づつの休憩を繰り返しながら、さらにゆっくりと時間をかけて下っていく。最近、上りでの休憩の回数が増えるようになったせいか、あんまり膝の痛みがでない。今日はどっちかというとももやふくらはぎの方が先に疲れてきた感じ。近づいては遠ざかる瀬音を聞きながら、やっと駒ノ湯山荘の屋根が見えた時にはずいぶんホッとした。
1441。無事に登山口まで戻ってきた。虫がまとわりついてブンブンと五月蠅いが、地図を見て帰りのルートを検討する。結局、関越で本庄まで下って国道140号で塩山経由で帰ることにした。沼田で下りて軽井沢を通過するルートも考えたが、距離を考えると 140号の方が早そうだった。140号は、何台も遅い車に掴まって多少イライラさせられたが、三富までずーっと片側一車線の追い越し禁止の道が続くのでどうしようもない。まぁ九時過ぎには家に着く事ができたので御の字か。それにしても今日は、関越トンネルと言い、雁坂峠トンネルと言い、やたらと長いトンネルをくぐったな。
足元の落ち葉の上に、なんだかやたらたくさん芋虫がもぞもぞと動いている。最初、蝶類の幼虫かとも思ったが、顔?を見てみるとカブトムシとかカナブンとか、甲虫類の幼虫にも見えた。まぁどっちでもいいや。なるべく芋虫を踏みつぶさないように歩いたつもりだが、何匹かは踏みつぶしてしまっただろう。
少し上ると、遠くに枝折峠に向かうと思われる道路が見えて少し恨めしい。
右手には駒ヶ岳の雄々しくて美しい山容が見えて、なかなかいい気分。
0903。小倉山到着。山頂碑はなかったが、三角点があったし多分ここがそうなんだろう。
小倉山の手前辺りから雪渓歩きが始まった。ここから先は完全に雪道歩き。今日で三日連続かと、ちょっとうんざりしながら雪を踏みしめて歩く。山頂は割と近くに見えるが、足元の雪を見るとまだまだ時間がかかりそうで気が重い。駒ノ小屋の手前までは、さほど急な斜面はなかったが、やっぱり雪の上りは歩きにくい。今日も雪を蹴り込みながらの歩行になる。駒ノ小屋の手前に、結構な傾斜の上りがあった。先行者が一人、ピッケルを片手に一歩一歩上っていくのが見える。なんとか追い越そうと思うが、足が重いし息が切れるしで、全然ペースが上がらない。
1059。やっとの思いで駒ノ小屋に辿り着くと、なんだかやたらと無愛想な、小屋の主と思われるオヤジが水場から水を引く作業をしていた。こっちがこんにちはと挨拶しても、こっちを見もしないし返事もしない。もしかして耳が遠いのか??
なんか感じ悪〜と思いつつ、小屋の前で一息入れてさらに山頂までの道を上る。
1120。やっと頂上についた。意外にも頂上周辺だけは雪が無い。会津駒では山頂碑が半分雪に埋もれていたので、同じような光景を想像していたのが、完全に予想を裏切られた。
先行者と少しだけ話をして、今日はきちんと腹が減っているので久々の山ラーメンと山コーヒー。久々の中華三昧が激旨だ。ラーメンを食べていると、小倉山の手前で追い越したおじさんがやって来た。今日で百名山70座目だとか、六日連続百名山に登り続けていると言うと、素直に驚いてくれたのでなんとなく嬉しかった。
今日も山頂からの眺めは最高だ。風もほとんどないから寒くもないし。かといって暑いと言うほどでもない。でも相変わらず日差しだけは強くて、もう顔がヒリヒリして仕方がない。
おじさんは食事を済ませると、それじゃあお先にと言って先に下って行った。自分もコーヒーを飲み終わったので、下山準備を始めた。
1213。下山開始。今日も小倉山までは楽に下れそうだと思うと、気分も軽い。上りは岩場だったところも、下りは脇の雪渓を下っていけそうだ見当をつけているところが何箇所かある。今回の連登も今日で終いかと思うと、多少山頂を去りがたい気がしたができるだけ早く下って今日は家までちょっと長距離を走らないといけない。出来るだけ早く家に着きたいから、やっぱりそろそろ下山するしかない。
駒ノ小屋まではほとんど斜面を滑るように下る。そこから先は少し傾斜がきついので、多少慎重に下るが、昨日の燧ヶ岳・柴安瑤硫爾蠅醗磴辰堂爾呂泙心砲笋な雪渓なのでそんなに気を使う必要はない。そこから先は、予想通り先行者も上りと違って雪渓を選んで下っている。先行者のトレースを追いかけて、雪の斜面を楽々と下っていく。ただし、今日は上りで既に五時間近く歩いているのであんまり足の回転を上げないように気をつけた。小倉山から先もまだまだ長いしな。
1259。小倉山まで戻ってきた。ここからが今日の正念場。なんとか膝の痛みが出ないように下まで下りたい。とりあえず一服つけて、ゆっくりと下りの道を歩き始める。
下りのこの時間になると、上りは日差しがきつくて辛かった道がすっかり木陰で覆われてずいぶん歩きやすい。やっぱり緑は大切にしないとな。これでもう少し風でも吹いてくれれば言う事なしなんだが。
時折せせらぎの音が聞こえてきて、もう登山口が近いのかと思わせるが、しばらく歩くと音はすぐに遠ざかる。時計を見ると、時間的に早すぎるからまぁ当然か。 30分に一回づつの休憩を繰り返しながら、さらにゆっくりと時間をかけて下っていく。最近、上りでの休憩の回数が増えるようになったせいか、あんまり膝の痛みがでない。今日はどっちかというとももやふくらはぎの方が先に疲れてきた感じ。近づいては遠ざかる瀬音を聞きながら、やっと駒ノ湯山荘の屋根が見えた時にはずいぶんホッとした。
1441。無事に登山口まで戻ってきた。虫がまとわりついてブンブンと五月蠅いが、地図を見て帰りのルートを検討する。結局、関越で本庄まで下って国道140号で塩山経由で帰ることにした。沼田で下りて軽井沢を通過するルートも考えたが、距離を考えると 140号の方が早そうだった。140号は、何台も遅い車に掴まって多少イライラさせられたが、三富までずーっと片側一車線の追い越し禁止の道が続くのでどうしようもない。まぁ九時過ぎには家に着く事ができたので御の字か。それにしても今日は、関越トンネルと言い、雁坂峠トンネルと言い、やたらと長いトンネルをくぐったな。
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