煙霧の日は入笠山もスゴイことに：入笠山〜沢入登山口ピストン

2013年03月10日(日) [日帰り]

• GPS: 08:10
• 距離: 6.7km
• 登り: 563m
• 下り: 563m

コースタイム

8:14沢入登山口→9:45入笠湿原10:03→10:16マナスル山荘前→10:53入笠山山頂10:58→11:25マナスル山荘前12:35→12:45入笠湿原12:55→14:25沢入登山口

天候

曇りのち雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢入登山口にパーク
きれいなトイレがあるが冬季閉鎖みたい

コース状況／危険箇所等

危険箇所はないです。
ただし、登山道は細く赤テープは少ないので新雪に埋まるとルートを誤る可能性あり。

写真

3/10 8:14

沢入登山口の駐車場です。
この日は他に2台が止まってました。
キレイなトイレがありますが、冬季使用禁止でシャッターが閉まってました。

3/10 8:55

3/10 9:04

この日の午前は暑かったですね。
シャツ1枚の登りになりました。
強風が吹き荒れたようで、雪面は小枝や葉っぱで汚かったです。

3/10 9:32

電線下を歩くルートは興醒めです。

3/10 9:46

入笠湿原では風も強まりフリースを着て湿原を渡りました。
しかし、ズボズボ膝まで埋まる埋まる。

3/10 9:46

このあと、あの湿原向こうからケーブルカーを降りたスノーシューや山スキーの皆さんが駆け下りてきました。

3/10 10:03

湿原にあるトイレ。
めちゃくちゃキレイで暖房つきなのには驚きました。
観光地ですねぇ。

3/10 10:23

マナスル山荘から上はチェーンスパイク着けて登ります。
でも気温が高いせいか雪が足裏にベタベタついちゃって歩きにくいなぁ。

3/10 10:31

このコケみたいなフワフワがいっぱいありましたよ。
山道によく落ちてるのを見るけど、これ何？

3/10 10:53

山頂！
ものすごい強風で5分以上はいたくないです。

3/10 10:55

ちょうど寒冷前線がさしかかった頃なんでしょう。

3/10 10:55

耐風姿勢！
ぼーっと立ってると吹き飛ばされます。

3/10 10:58

ぜんぜん展望もないし、下りるべ。

3/10 11:16

白い樺の木がたくさんあってキレイ。

3/10 11:18

冬の風で皮が剥けるのかねぇ？

3/10 11:21

ここ、ゲレンデじゃなくてお花畑だそうです。

3/10 11:46

昼飯にしよう。

なんだか急激に10℃以上も気温が下がってきた。
前線通過だね。

3/10 11:46

カップ麺食ったのに、とうとう足指まで凍えてきた。
燃料補給！

寒くなるのは天気予報で想定内なのだ。

3/10 12:23

マナスル山荘には天文台があるのね。
秋の夜あたりは楽しそう。

3/10 12:50

なんて言いながら歩いてると大粒の雨が落ちてきた。

なんて言ってカッパ穿いてるうちに猛吹雪になった！
1mmほどの雪粒が顔に当たって痛てー！

3/10 14:07

なワケで真冬装備で下りてきました。
やっと雪も小降りになってきたね。
吹雪の間はカメラ出す余裕なかったです。

長いトラバースのトレースがどんどん積もる雪で見えなくなるプチ恐怖感も味わいましたな。

3/10 14:31

駐車場はみぞれ。

日帰り登山でこんだけ気象変化があるのも春ならでは。
低いからって山をナメちゃいけませんね。
よい経験になりました。

撮影機器：

iPhone 4S Apple

α NEX-5N SONY

感想

whitepapa

ちょうど関東では大「煙霧」が発生した、あの強力な低気圧に伴う寒冷前線が通過した日の山行になりました。

曇りですが5月並の気温だから登りはシャツ1枚でOKでしたが、入笠湿原ではユルんだ雪深くてズボズボ埋まり、山頂では前線通過直前の強風でした。
マナスル山荘前に下りてきたあたりで前線をくぐったのか、急激に10℃以上も気温が低下し、昼飯時はダウンジャケットを着ても足先が冷えてきました。
パラパラ降り出した雨は入笠湿原で強烈な吹雪となり、1mmほどの雪粒が猛然と顔を直撃するためゴーグルを装着しての下山。
下山途中で雪と風は弱まったものの、どんどん積もる新雪でトレースが薄くなりルーファイしにくい部分ができたりと、風や気温や雪の劇的な変化がある雪山の難しさを少し学べた一日でした。