姫神山/一本杉コース往復
- GPS
- 03:03
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 612m
- 下り
- 592m
コースタイム
今回GPSロガーの電池が死んでいた(不覚!)ため、ルートは手書きです。
(スマホに入れていた地図アプリでもログが取れることを知ったのは下山後のこと)
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一本杉登山口までの道路はほぼドライ路面で、スタッドレスタイヤなら全く問題ない状態でした。 駐車場も除雪されています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場のトイレ入口に登山者名簿あり。 なお、トイレは利用可能ですが、冬季は手洗いの水は出ません。 道の上の雪はよく踏み固められていますが、道を外れると踏み抜いてしまうので気をつけてください。 また、特にコース下部で、気温上昇で融けた雪が再び凍結して、カリカリの氷になっている箇所がありました。 トレースは一部不明瞭な箇所もありましたが、目印のテープもあるので、コースを見失うことはほとんどありませんでした。 (唯一の例外は山頂直下の分岐。感想参照) |
写真
感想
姫神には、当初は2月上旬に登るつもりでした。
しかし、予定していた日の天気予報が思わしくなく、延期していたのです。
かくて再び岩手入りのスケジュールを組み、1か月遅れで雪の姫神に挑戦!
朝9時前、駐車場に到着すると他に車は1台もなし。
えっ?まさか今日は貸し切り?と思っていると、後から1台が入ってきて、下りてきたおじさんが先に出発していきました。
貸し切りじゃなかった残念な気分と、他に人がいて安心した気分のないまぜで、自分も出発。
岩手といえどさすがに3月、雪もそれほど多くはなく、むしろ融けてしまって地面が見えているところも見られました。
ただし、融けた雪が再凍結して氷になっている部分もあり、しっかりとアイゼンを蹴り込んで登っていきます。
一本杉を過ぎてざんげ坂の入口に。
あらかじめ読ませていただいていた記録で、この坂のキツさは承知していましたが、それでも「実際はそんなに大したことないんじゃないの?距離もそんなに長くないし」という考えもチラッとありました。
が…
すみません、私が間違ってました…。
キツいわ、これ…。
しかも上記のような氷の箇所が連続しているおかげで、岩場でもないのに(アイゼンとダブルストックの)三点支持を余儀なくされ、精神的にもなかなかこたえました。
ようやく坂を登りきって五合目に到達したら、消耗したのか空腹を覚え、ちょこっと行動食で休憩。
五合目から上は踏み抜きの跡が増えて、注意しながら登ります。
八合目の上からは霧氷が綺麗になってきました。
写真を撮りつつ登るので、さらにペースが落ちてしまい、駐車場で先行したおじさんがもう下りてくるのに出くわすほど。
さてそろそろ岩場コースと土場コースの分岐…というところですが、その分岐になかなかたどり着きません。
しかも今まで割合はっきりしていたトレースが不明瞭になっているし、テープも見当たらない…。
おかしいな、道間違えたかな?と少し迷いましたが、たぶんここだろう!と見当をつけて、さらに登っていきます。
すると、反時計回りにピークを回り込む形で、山頂に到着。
山頂には2人が休んでいました。後ろから追い抜かれることはなかったので、他の登山口から登ってきたのでしょうか。
肝心の岩手山が雲に隠れているのにガッカリしつつ、セルフタイマーで数枚ほど記念写真を撮ってから(なかなかポーズが決まらず、意外に手間取った!)、下山開始。
下りは木々の間を下りていくルートを選択。たぶんこれが土場コースだろうと思っていたら、案の定、先ほど迷いかけた地点に出ました。
看板がなかったから分からなかったけど、ここが分岐だったんですね。
分岐で写真を撮っていると、岩場コースの上から単独の初老の方が下りてきました。
「こんにちは、いい天気ですね」。
どうやら私がこれから登るのだと思ったらしく、さらに「上に2人いました」と話しかけてきます。
あのー、もう登ったんです…と言いかける私に、この方は「ここの岩場に風が当たって真上に抜けるので、山頂は意外に暖かいんですよ」と、小ネタ(?)を披露してくれました。
へえーと感心する私を尻目に「いやー、本当にいい天気だ」と、そのまま先に下っていくこの方。
見ると、足元は長靴でした。
もしかしてあの有名な、毎日登られているという地元の方なのでしょうか?
この方の後を追う形で、そのまま下山続行。
踏み抜き跡の多い六合目のあたりでは自分も2度ほど太ももまで埋まりつつ、難所?のざんげ坂も無事通過。
駐車場まで下る途中で3〜4人ほど、登ってくる方とすれ違いました。やはり貸し切りなんてことはあり得なかったのだ。
冬本番という時期ではありませんでしたが、思ったよりも雪は残っていたし、霧氷も楽しめたし、まあ岩手山が見えなかったのは仕方ないとして、まずまずの冬山ハイキングではありました。
下山後、玉山区内の知人を訪問し、本来は2月に来るつもりだったことを話したところ
「2月だったら、このへんの道は雪だらけだったよ」と。
雪道の運転経験が少ない埼玉県民としては、うーんやはり3月で正解だったか、と思いました。
その後も話は弾み、気がついたら予定していたユートランド姫神に立ち寄る時間がなくなってしまい、仕方なくそのまま盛岡に戻ったのでした。
また来るよ!
なお、元サイズの写真は
http://photozou.jp/photo/list/74507/7650289
で公開していますので、「写真小せーよ!」という方はそちらへどうぞ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する