7歳児がかけのぼる温泉郷の裏山・湯村山【甲府名山】
- GPS
- 01:44
- 距離
- 2.0km
- 登り
- 159m
- 下り
- 158m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
表の登山道はほとんど遊歩道 神社に直つなぎするコースはちょいワイルド |
その他周辺情報 | 湯村温泉郷 |
写真
感想
前日に鬼頬山と黒富士にのぼり、「GOTOキャンペーン」で湯村温泉の柳屋に宿泊。このグレードの宿に、ちょっとありえない価格で泊まらせていただいた。
ちなみに宿はお風呂もホスピタリティも完璧。夕食朝食ともに上質の料理がこれでもかという量出てきて驚いた。山梨のやどのごはんはとんでもない量出ることがあることを肝に銘じる。
せっかくだからということで、温泉を発つ前に宿の裏手にある湯村山に登ってみることにした。車は宿のご厚意でそのまま置かせていただいた。
宿から山側に歩くと、湯谷神社への階段が。ここを登って登山道に行く。振り返ると甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山がきれいに見えた。
神社からしばらく、高度を変えずに横に進んでいく。ここから登山道、というところから道は大曲りのジグザグを描いて頂上に向かっていた。
アスファルトのゆるい登り坂なので息子さんはいつも通りダラダラ気味。街の裏手の山なので植物もちょっと単調。
なので息子さん、ジグザグのショートカットを追求し始めた。落ち葉のつもったところをザコザコとかけのぼっていく。
大きなジグザグがずっと続くので、ショートカット用の小道もいたるところにある。また雨水を流すためと思われる石畳?もあるので息子はこれも登る。
しばらくすると舗装がなくなり、はらっぱのようなところに出る。ここからもう少し行くと、城跡があって、湯村山頂上。
甲府で戦があるときにはここから指示を出すこともできたし、のろしをあげることもできた。そんな、甲府盆地のすぐそばにある小さな要塞だった湯村城。登ってみると、甲府の街と富士山がよく見える気持ちのよい小山である。
あずまやで一休み、おやつをいただく。おひるごはんには早すぎる。
というわけでお昼ごはんをどこかでたべるべく、山をおりることに。こういうゆるやかなくだりは、息子は猛スピードでトバすのが習わし。勝手にどんどん進んでいき、クサギの実を手にベンチで休んでいた。
このベンチから、バリエーションルートのような
あまり観光客がこない道が分岐していた。まあ、こっちに行くよね、ピストンは好きじゃない。
ピンクテープをたよりに進むと、ごつごつした岩のところ、ヤブのなかの降下など、それなりにバリエーション豊かで楽しい道に。アスファルトの行儀正しい道よりずっといいね。そして息子はここも楽しそうに駆け抜けていく。
気がついたらさっさと神社に到着、土に絵を描いて遊んでいた。湯村山のやまのぼりはこれでおしまい。
柳屋さんにお礼をし、車を走らせる。ふだんなら出遅れて買えない「たまご村敷島店」のシュークリームをゲットしどこかよきレストランといったことのない温泉を目指して西へ。
南アルプス市の交流センター?という謎の公共建築の中に「田舎カフェOrchard」というのがあったのでお昼はここにする。地場の野菜をたっぷり使ったイタリアンで、味も本格的で素晴らしい。これはかなりの発見だった。ご飯を食べたあと、息子さんは施設横のはらっぱで走り回る。
温泉は旧芦安村の金山沢温泉……を目指したが、ここは冬季休業に入っていた。通りがかった民家の軒先でおさるを発見、けっこうびっくり。
そして結局温泉は「天恵泉 白根桃源 天笑閣」に。泉質は非常によく、熱いお湯とぬるいお湯に交互に入る面白いシステム。そして地元のおじいちゃんたちが高度に密集! ちょっとヨソモノとしては肩身がせまかった。
このあたりは今後、北岳や鳳凰三山への足掛かりになる場所。ちょっと見てみようと思ったら存外濃い経験になった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する