剱岳 11月最終の早月尾根
- GPS
- 15:00
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 2,308m
- 下り
- 2,287m
コースタイム
- 山行
- 13:40
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 15:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
雪も少ないしなかなかスキーに行けないが、それはある意味最終の劔のチャンスとも言える。
劔岳ワンデイに行くことに決め、同じ山岳会のK村さんを誘った。
知り合いが2PTほど土曜日から入ると言っていたが、土曜日の天候が悪いので転戦してしまっていた。
2時前に馬場島に到着すると、すでに4人PTが出発しようとしていた。
挨拶すると「一緒に頑張りましょう」と返してくれた。 やはり良い挨拶って気持ちが良いですね。
K村さんを先頭に登山道を進んでいく「ゆっくり行きましょう」と声をかける。
ゆっくり登っていく 最初から飛ばしていては後半バテてしまうので気をつけなければならない。
続けてゆっくり登っていく ・・・ん? 少し遅くないかな?と不安になった筆者であるが、なかなか急かす訳にもいかない。
「大丈夫ですか?」と尋ねると「キツイ・・・」との事
厳冬期白山に行けるほど強いK村さんであるが、オフシーズンに体力作りしてなかったらしく完全に身体が鈍っていた。
それじゃ仕方ない、ゆっくり行きましょう。
途中で先行PTに追いつく、お互いなんとか劔へ行きましょう!
早月小屋までも非常に遠く、5時間かけて到着。
小便の跡がたくさんあり、テントが片ずけてあった。
すでに先行者はピークに向けて歩き出しており、小屋からトレースを確認できた。
早月小屋から劔までの道は雪がかなりあるので、小屋でアイゼンを装備する。
ここからは岩稜帯が続き危険な場所が続くので気が抜けない。
風も強くトレースは消え去っているので、自分達でルートを切り開いていく。
後ろから早いPTに追い抜かれる時に挨拶すると、富山起点!楽しい山登り のW田君だった。
加えてもう1人は海の溝谷で出会った強強クライマー。なんとも山の世界は狭いのか!
日本のトップクラスのクライマーPTとあってあっという間に見えなくなってしまった。
カニのハサミなど難所を超えて出発から10時間でピークに登頂。
積雪期というかそもそも劔に初めて来た筆者にとっての印象としては「立山が綺麗に見えるなぁ」という感じだ。
本当に綺麗な景色を見ることができ感動した。
写真でよく見られる、祠は雪に埋もれていたので、一度夏にきて祠をしっかり見なければ。
帰りはさっさと帰りましょうとは言っても2人ともかなりしんどくなっており、休憩を挟みながらの下山。
馬場島に着いたのは17時、なんと15時間も掛かってしまった。
当初は10時間程で往復できるかなと思っていたのだが、早月小屋はそこまで甘くなかった。
詳しくはブログをご覧下さい。
https://yamajinmagazine.com/tozan-5
全てが画になる、
素晴らしい構図とお二人!
今まで色んな山岳写真見ましたけど、
最高です!
お二人の体力技術に
拍手👏
いろんな山に登ってきましたが、11月の早月尾根は非常に感慨深い山行です。
本当に綺麗な景色が見れました。
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