人形山から岩長谷滑走


- GPS
- 07:55
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,185m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線までの登りは凍結雪面上に新雪数cm、稜線で新雪10cm程度、岩長谷滑降ルート標高1000mまでは概ね快適な斜面、1000m以下(11時以降)は湿雪。 |
写真
感想
この冬シーズンのスキー山行は一度目敗退、二度目リベンジが続いた。猿ヶ山、大滝山、大門山、そして先週悪天候の人形山だが、好天予報の金曜日に休暇が取れたので再挑戦した。
星空の下林道歩きで始まる。新雪が5cm位あり、その下は凍って固くスキーでは潜ることはない。坦々とあるいて目印の木のある取り付き点標高830mに到達。ここからクトー装着。沢筋から尾根筋へと登って行く。尾根に達してしばらく(標高差100m位)の急斜面が斜め登行でクトーが食い込んでいてもずれる雪面でやや難儀、その後は歩きやすくなりガシガシ登って行く。次第に明るくなり、見えて来た山稜に赤く日が射し、遂には自分の回りに朝日が当り、気分も明るくなる。1400m位から上は樹氷が綺麗だ。
前回到達地点の標高1550mは小山と小山の間の緩い鞍部、視界がなかった前回は手前の小山を越えて来たが、今回は巻いて下りなしに到達。これからいくつもピークのある稜線歩きだが全て緩いので巻いて行ける。展望はすこぶるよろしい。広々とした雪原歩きも気持ちいい。いよいよ目指す人形山が見えてくる。
三ヶ辻山への分岐になるピークだけは両側面急でピークを越える。人形山までなだらかな稜線であと一息。山頂一つ手前のピークだけが、雪庇と割れ目などで難所に見えたが、登ってみるとそうでもなく、シュカブラの緩斜面になって人形山に到達。白山、三ヶ辻の肩に御嶽、乗鞍、槍穂から立山連峰、そして近くの山々の大展望である。
展望を満喫したらさあ下りだ。カニ歩きの登り返しを数回頑張って三ヶ辻分岐に戻り、ここから岩長谷の大滑降に挑む。木もまばらなすり鉢状の大斜面、新雪で覆われ真っ白に輝くがその下は固い雪、アイスバーンが隠れている気配がするので、斜滑降で慎重に入る。ターンすると小雪崩が起きたりするが、100mも下ると安定し、感覚も掴め後は順調快適に下り続ける。
谷が狭くなってくるとデブリを避ける箇所もあるが滞りはない。標高1000m近く、デブリを軽く高巻いて逃げると間もなく、岩長谷に上がっている枝林道に出た。この枝林道を辿って見たが、下の方では雪崩斜面で通過不能になり結局沢床に下りて主林道の橋まで到達、橋の上には沢床から問題なく上がれた。
すっかり暖かく、雪はシャーベット化している。橋の上で滑って来た斜面などを眺めながらラーメン休息とした。一息ついて後は林道歩き、すいすい滑る所は少ないが、一歩が大きく取れるごく緩い下りが続き、1時間ほどで出発点に戻れた。今日は一貫して楽しかった。
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