大菩薩嶺【裂石ー丸川峠ー大菩薩嶺ー大菩薩峠ー丹波山村】
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,180m
- 下り
- 1,462m
コースタイム
9:55-10:10 丸川峠
11:00 大菩薩嶺
11:05-15 雷岩
12:00 大菩薩峠
12:35 フルコンバ
13:10 ノーメダワ
13:50-14:00 追分
14:40 藤タワ
15:15 のめこい湯
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
塩山駅7:35発のバスに乗りました。 冬季はバスの時間が異なるので注意。 http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/koutsu/detail/%E3%83%90%E3%82%B9%E6%99%82%E5%88%BB%E8%A1%A8 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ジャンルは「無雪期」にしましたが、丸川峠〜大菩薩嶺までは凍結しているので軽アイゼンが必要です。 上日川峠の周回なら、アイゼンは不要。 雷岩〜大菩薩峠の稜線は泥でグチャグチャでした。 大菩薩峠〜ノーメダワまでは、所々凍結してます。登りはアイゼンなしでも人によっては大丈夫だと思いますが、下りはアイゼンがあった方が安心です。ちなみに、自分はアイゼンを外した直後に凍結箇所で足を滑らせ、危うく滑落するところでした。 藤タワから越ダワへ向かう舗装された林道の途中、がけ崩れが起きていました。通行は可能ですが、補修している形跡が見えなかったので、暫くは荒天の時は別のルートの方が良いかもしれません。 |
写真
感想
登山前日の3月16日は、東京で桜の開花宣言が出ました。すっかり春ですね。
という訳で、東京近郊の日帰り登山を中心にしている自分の冬山登山も、今シーズンの最後が近づいてきました。今回は、2年ぶり3回目の大菩薩嶺です。
スタートは裂石からです。バスを降りて準備をしているうちに、一緒のバスに乗ってきた方たちは全員先にスタート。相変わらずゆっくりしたスタートです。
丸川峠までは、急登が続きます。当日は気温が高かったので、完全に春山登山でした。久々に気温の高い日の登山だったせいか、丸川峠まででバテバテでした。
丸川峠で休憩し富士山を堪能したあと、大菩薩嶺に向けて出発です。
登り始めてすぐ、登山道は完全凍結状態になりました。アイゼンなしで山頂まで行けるかと思っていたのですが、あまりにツルツル滑るので歩き始めて10分で諦め、アイゼンを装着です。途中、アイゼンなしで歩いているパーティーがいましたが、無事山頂まで辿りつけたのでしょうか。
大菩薩嶺の山頂は、皆さんご指摘の通り何もありません。写真だけ撮ってスルーし、雷岩で休憩です。
雷岩から大菩薩峠までの稜線は、風が強くてすごく寒い印象があったのですが、当日は微風くらい。天気も良く、富士山もキレイに見えます。コーヒーとパンでゆっくりと休憩し、大菩薩峠に向けて出発です。
雷岩から大菩薩峠の間は人混みの印象が強いのですが、当日はすれ違った人が10人以下。足元の泥を除けば、本当に気持ちの良い稜線でした。
上日川峠の周回ならアイゼンは不要だし、人も少ないので、天候さえ良ければ今の時期はハイキングにピッタリです。
大菩薩峠からは、丹波山村を目指して歩きます。これで大菩薩周辺の主要登山道(上日川峠周回、丸川峠、牛の寝、丹波大菩薩、小金沢連稜)はだいたい制覇です。
丹波大菩薩道も北側斜面のせいで、結構凍結が残っています。下りで凍結は危ないので、再びアイゼン装着です。ただ、日当たりの良い場所は溶けているので、凍結箇所はところどころ、といった感じです。自分はフルコンバの前でアイゼンを外してしまいましたが、アイゼンを外した直後に落葉で凍結が隠れていた箇所で思いっきり足を滑らせてしまい、あやうく滑落寸前でした。アイゼンなしの場合は、気を付けてください。
丹波大菩薩道は、牛の寝通りと同じくなだらかな道です。よく整備されていて歩きやすい反面、景色が良いという訳ではなく、すれ違う人も殆どいません(すれ違ったのは2人だけでした)。山道を歩くこと自体を楽しめる人とか、考え事をしながら静かにあるきたい時におススメです。
藤タワから越タワに向けては舗装された林道を歩きましたが、途中で1か所がけ崩れが起きていました。補修がされている形跡も見えなかったので、暫くは注意が必要でしょう。
締めくくりは「のめこい湯」で汗を流してから、16:32のバスで奥多摩駅に向かいました。丹波山村はバスの本数が少ないので、下山で使う際には要注意です。
なお、帰りのバスの中から鼻水、くしゃみ、目のかゆみと強烈な喉の痛みに襲われ、気持ちの良い登山が一瞬で吹き飛んでしまいました・・・。
それでも自分は花粉症ではないそうです(病院2件での検査の結果、何のアレルギー反応も出ない)。
いったい、この症状の原因は何なのか・・・謎は深まるばかりです。
丹波大菩薩道はどんな道か知りたかったので参考になりました☆ 写真がもっとあったらもっとうれしいな〜。
コメントありがとうございます!
写真は苦手で、あまり撮らないのです・・・。
昨年までは山行中1枚も撮らなかったのですが、友人から「本当に登山しているのか?」と疑われるようになり、今年から携帯で少しずつ撮っています。
追加で3枚、載せました!これで全部です(笑)
丹波大菩薩道、なだらかで歩きいやすい道でした!
牛の寝通りも丹波大菩薩道も、旧街道なので難しい箇所はありません。展望はイマイチですが、気持ちよく歩けます。
距離は長いですが、是非歩いてみてください!
そうか、携帯なんですね。
でも、珍しい道であんまり歩いている人もいなくてとても参考になりました。
名前より(?)意外に明るそうな道ですね!もっと樹林帯で暗くて、さみしい道なのかと思っていました。
いつか小菅から歩いてみたいです〜!
お正月の富士見平小屋で接近遭遇して以来ですね。
丹波道は、○十年前に、中学生の頃の春山合宿で辿った道ですから、懐かしくというか、今はどんななのだろうという興味で拝見しました。
荒れていると記述してあるガイドブックもあり、心配していましたが、そうでもないようですね。
いつかまた行ってみたいです。
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