高鳥屋山・梨子野山 飯田市の里山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 545m
- 下り
- 526m
コースタイム
天候 | 薄曇り 遠くの展望無し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道ははっきりしている 道標もある |
その他周辺情報 | 飯田市 砂払温泉 大宮温泉 丸山の湯 |
写真
感想
2013年(平成25年)8月16日(金)
高鳥屋山・梨子野山へ 飯田市里山
高鳥屋山・梨子野山へ行く、
と話すと飯田に住む家内の母親が戦後間もない頃の話をしてくれた。
当時山本から薪を拾いに来て、3束ほど担ぎ歩いた山道という。
清内路には良い医者がいて骨折した人を戸板に乗せて山本から山道を連れて行った様子を見たとも話してくれた。
その歴史ある生活道でもあった高鳥屋山・梨子野山へ行ってきた。
鳩打峠からと言うが、本来は鳩打トンネルの上に峠はあった。
現在は東屋がありトンネル手前の草木生い茂る登山口から登り始めた。
少し登り上げるとあとは樹林帯の中をゆるやかな稜線歩き。
山本との分岐に出るがここからが清内路に抜けるかつての生活道なのかと思った。
高鳥屋山からは雲がとれれば南アルプスの展望があるはずが残念ながらなかった。
清内路で建てた青屋根の小屋がある。
正月の行事に使われるというのだがこの里山にそぐわない立派な物だった。
やはり昔はかなり利用された道だったのではないかと思った。
高鳥屋山から標高を下げ行くと松沢の分岐となる、ここが清内路への道となっていたのだろう。
さらに進むと分岐が出て左手にしばらく進むと梨子野山山頂となる。
樹林帯に覆われ展望のない山だ。
最終目的地となりここから来た道を引き返す。
飯田市の里山で気軽に登れそうということで、お盆の家内の里帰りの中で登ってきた山だが、母の昔の苦労話も聞けた山にもなった。
道の整備されていなかった頃にはこのような里山が長野県には多くあったということだ。
未だに山道が残る所は少なくなってきている。そして里山が荒れてきているのが大方だ。
そのため簡単に登れなくなってもいるのが里山でもある。
その中にあって高鳥屋山・梨子野山は残された登れる里山だ。
それでも整備する人がいなくなれば、あっという間に登れなくなるのも里山の運命なのかもしれない。
ふるちゃん
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