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Yamareco

記録ID: 2795094
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

山科行者ヶ森の矢穴、刻印石 前回全滅の刻印石は2個だけ出会う

2020年12月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:28
距離
9.4km
登り
743m
下り
728m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:26
休憩
0:02
合計
5:28
距離 9.4km 登り 743m 下り 746m
7:55
143
スタート地点
10:18
123
四つ辻
12:21
12:23
11
12:34
49
四つ辻
13:23
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
京都市営地下鉄東野駅を起点
コース状況/
危険箇所等
季節柄、落ち葉でよく滑る
地下鉄東野駅から先ずは天神社へ。何故かと言えば、この辺の標高が約100m、ここでGPSの標高を補正する。
2020年12月12日 08:19撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
2
12/12 8:19
地下鉄東野駅から先ずは天神社へ。何故かと言えば、この辺の標高が約100m、ここでGPSの標高を補正する。
この辺りの石の説明。近くにあるのかと境内を探したが見つけられなかった。
2020年12月12日 08:20撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
2
12/12 8:20
この辺りの石の説明。近くにあるのかと境内を探したが見つけられなかった。
大塚大岩の石切場の分類で大岩Aの辺りから斜面に入る。事前に調べた資料ではこの上辺りに幾つかの刻印石があるらしい。
2020年12月12日 08:26撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
1
12/12 8:26
大塚大岩の石切場の分類で大岩Aの辺りから斜面に入る。事前に調べた資料ではこの上辺りに幾つかの刻印石があるらしい。
溝状の地形や凹み地形が続く斜面。
2020年12月12日 08:30撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 8:30
溝状の地形や凹み地形が続く斜面。
落ち葉が邪魔してよく滑る。出来るだけジグザグに登って行く。
2020年12月12日 08:43撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
1
12/12 8:43
落ち葉が邪魔してよく滑る。出来るだけジグザグに登って行く。
事前の資料でプロットした位置は標高260m付近なのでもうそろそろ。
2020年12月12日 08:48撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 8:48
事前の資料でプロットした位置は標高260m付近なのでもうそろそろ。
先ずは谷の方へ向かってみる。
2020年12月12日 08:49撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 8:49
先ずは谷の方へ向かってみる。
いかにも何かありそうな岩があったが矢穴も刻印も無かった。
2020年12月12日 08:54撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 8:54
いかにも何かありそうな岩があったが矢穴も刻印も無かった。
こんな所もしつこく覗いてみる。
2020年12月12日 08:59撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 8:59
こんな所もしつこく覗いてみる。
この岩にも何も無い。
2020年12月12日 09:14撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 9:14
この岩にも何も無い。
いかにも曰わくありそうな岩だが何も見つからず。
2020年12月12日 09:38撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 9:38
いかにも曰わくありそうな岩だが何も見つからず。
プロットした位置は杉林だったし岩など無かった。何か間違えた気がする。
2020年12月12日 09:53撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 9:53
プロットした位置は杉林だったし岩など無かった。何か間違えた気がする。
谷を登る。
2020年12月12日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 9:59
谷を登る。
四つ辻への道に入る。
2020年12月12日 10:06撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 10:06
四つ辻への道に入る。
先程の谷の一番上は崩落の始まり部分だった。
2020年12月12日 10:12撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 10:12
先程の谷の一番上は崩落の始まり部分だった。
振り返れば山科の町、以外と町は白いと実感する。
2020年12月12日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
3
12/12 10:14
振り返れば山科の町、以外と町は白いと実感する。
四つ辻に着いた。
2020年12月12日 10:17撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 10:17
四つ辻に着いた。
此処には一枚だけプレートがあった。
2020年12月12日 10:18撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 10:18
此処には一枚だけプレートがあった。
山頂には向かわずにそのまま尾根を巻く。
2020年12月12日 10:18撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 10:18
山頂には向かわずにそのまま尾根を巻く。
今日初めての刻印石。一に○に二が刻印されている。京都橘大学の歴史遺産調査報告書によるとこれはNO.3の刻印石。事前のプロット位置とは約70mのズレがあった。今まで歩いた西側斜面で1つも見つからなかったのはこれが原因だったかな?
2020年12月12日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 10:31
今日初めての刻印石。一に○に二が刻印されている。京都橘大学の歴史遺産調査報告書によるとこれはNO.3の刻印石。事前のプロット位置とは約70mのズレがあった。今まで歩いた西側斜面で1つも見つからなかったのはこれが原因だったかな?
二つ目の刻印石も一に○そしてこれはNO.4。結局、今日見つかった刻印石は2つだけだった。
2020年12月12日 10:33撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 10:33
二つ目の刻印石も一に○そしてこれはNO.4。結局、今日見つかった刻印石は2つだけだった。
琵琶湖が見えると言う所はこの辺の事だったか。
2020年12月12日 10:33撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 10:33
琵琶湖が見えると言う所はこの辺の事だったか。
ここからは矢穴跡のある岩。これは割ったまま放置されたもの。
2020年12月12日 10:37撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
1
12/12 10:37
ここからは矢穴跡のある岩。これは割ったまま放置されたもの。
結構大きな矢穴跡。
2020年12月12日 10:38撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 10:38
結構大きな矢穴跡。
石垣にもならない程の厚さ?
2020年12月12日 10:39撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 10:39
石垣にもならない程の厚さ?
これも小物過ぎる?
2020年12月12日 10:39撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 10:39
これも小物過ぎる?
上側の端が矢穴跡。
2020年12月12日 10:40撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 10:40
上側の端が矢穴跡。
割らずに放置。
2020年12月12日 10:40撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 10:40
割らずに放置。
矢穴跡の岩。
2020年12月12日 10:50撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
1
12/12 10:50
矢穴跡の岩。
これも。
2020年12月12日 10:51撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 10:51
これも。
上手く割れなかった?
2020年12月12日 10:52撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 10:52
上手く割れなかった?
この大きな岩の左の一列。
2020年12月12日 10:53撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 10:53
この大きな岩の左の一列。
右側の三列。都合4列の矢穴跡が付いた岩。
2020年12月12日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 10:54
右側の三列。都合4列の矢穴跡が付いた岩。
縦は矢穴通りに割れなかったか。
2020年12月12日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 10:55
縦は矢穴通りに割れなかったか。
霞ヶ谷B地区に入る。報告書に依るとここには7つの刻印石があるはず。最初は矢穴石。
2020年12月12日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 11:37
霞ヶ谷B地区に入る。報告書に依るとここには7つの刻印石があるはず。最初は矢穴石。
矢穴の付いた岩。
2020年12月12日 12:00撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 12:00
矢穴の付いた岩。
このロープは過去に矢穴や刻印を調査した際の遺物?
2020年12月12日 12:00撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 12:00
このロープは過去に矢穴や刻印を調査した際の遺物?
矢穴石。
2020年12月12日 12:02撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 12:02
矢穴石。
違う面にも。
2020年12月12日 12:02撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 12:02
違う面にも。
矢穴石。この辺りには3列のものやT字形のものなどもあった。
2020年12月12日 12:03撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 12:03
矢穴石。この辺りには3列のものやT字形のものなどもあった。
裏にも直角方向に矢穴が。この写真以外にも沢山矢穴石はあったが刻印石は1つも見つけられなかった。元々薄い刻印など矢穴ほど遠くから見つけられない気がする。
2020年12月12日 12:03撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 12:03
裏にも直角方向に矢穴が。この写真以外にも沢山矢穴石はあったが刻印石は1つも見つけられなかった。元々薄い刻印など矢穴ほど遠くから見つけられない気がする。
行者ヶ森へ向かう手前のケルンのあるピーク。
2020年12月12日 12:20撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 12:20
行者ヶ森へ向かう手前のケルンのあるピーク。
ここに以前からあった山名プレート。一寸薄汚れていたので前回訪問時には気が付かなかった。ただここの標高は440mより少し低いはず。
2020年12月12日 12:20撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 12:20
ここに以前からあった山名プレート。一寸薄汚れていたので前回訪問時には気が付かなかった。ただここの標高は440mより少し低いはず。
こちらは地図上の標高点ピーク。
2020年12月12日 12:22撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 12:22
こちらは地図上の標高点ピーク。
なんと此処には新しいプレートが増えていた。
2020年12月12日 12:23撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 12:23
なんと此処には新しいプレートが増えていた。
四つ辻まで帰る。
2020年12月12日 12:41撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
12/12 12:41
四つ辻まで帰る。
三つ辻から降りて来た無名ピーク手前の薄い踏み跡。かっては小山集落と大塚集落を結ぶ峠道だったのだろう?
2020年12月12日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 12:49
三つ辻から降りて来た無名ピーク手前の薄い踏み跡。かっては小山集落と大塚集落を結ぶ峠道だったのだろう?
無名ピークへ向かう。
2020年12月12日 12:52撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 12:52
無名ピークへ向かう。
無名ピーク付近。もちろんここには山名らしいものは何も付いてない。
2020年12月12日 12:53撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 12:53
無名ピーク付近。もちろんここには山名らしいものは何も付いてない。
そのまま山頂を通り過ぎ道路に降りて行く。
2020年12月12日 13:00撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 13:00
そのまま山頂を通り過ぎ道路に降りて行く。
左手奧のフェンス手前に降りて来た。ガードレールきっちりに工事作業車が数台隙間無く並べて駐めてあり道路に出られなかった。ガードレールに捉まりながら外側をカニの様に横這いでコーンまで歩いてきた。難儀な駐め方をするもんだ。
2020年12月12日 13:02撮影 by  Canon PowerShot SX40 HS, Canon
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12/12 13:02
左手奧のフェンス手前に降りて来た。ガードレールきっちりに工事作業車が数台隙間無く並べて駐めてあり道路に出られなかった。ガードレールに捉まりながら外側をカニの様に横這いでコーンまで歩いてきた。難儀な駐め方をするもんだ。
撮影機器:

感想

前回、音羽川の樫野橋から霞ヶ谷Bと呼ばれる石切場の地区へ登ったが何時もと違うコースを取って1つも刻印石が見つからなかった。3年程前には確かにあった筈なので単にそこを通らなかっただけと思うが気になっていた。

そこでネットで色々調べた結果、山科大塚地区の刻印石と矢穴石については京都橘大学の歴史遺産調査報告書があるのを知った。京都府立図書館の蔵書検索で図書館にあるのがわかった。館内閲覧のみで貸し出しはしてないが見に行った。報告書のなかの地図はコピー出来たので持ち帰って手持ちの地図にプロットした。

これで万全だと思って出かけたが落とし込んだ15の刻印石の内、2つしか見る事が出来なかった。しかもその2つも思った位置より70mほどずれていた。(ログをパソコンで確認の結果)あ〜あ本当はどれが正しい位置なんだろう?また悩みは増えてしまった。

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コメント

遺跡の探索お疲れ様です。
件の報告書はネットでもダウンロードできるようですね。おそらくyjinさんが閲覧されたものと同じものと思われます。ご参考まで。

全国遺跡報告総覧 京都府 - 京都橘大学 - 報告書一覧
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/list/26/306059?pdf=t
・山科大塚・小山、二条城東側堀川石垣(2017)
・山科大塚・小山石切丁場、御香宮神社、二条城堀川石垣、萬明寺本堂(2016)
2020/12/12 21:24
Re: 遺跡の探索お疲れ様です。
satsuki_ttjさん こんばんは

情報ありがとうございます、同じものがダウンロード出来る様ですね。そこまで考えが及びませんでした。

コピーした地図からパソコンへの転記も標高の読み間違えなどあり、見直すと色々の不具合だらけで今日の結果は頷けるものでした。
2020/12/12 22:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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