撤退知らずの女神と栗駒山(須川岳)(旧いこいの村から中央コースピストン)(東北の二百名山チャレンジ1/12)
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- GPS
- 06:49
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 798m
- 下り
- 787m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:49
天候 | てんくらAのはずが、強風・視界不良!!下りは少し晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
樹林帯は狭い雪道。スノーシューやワカンがあるといい |
その他周辺情報 | 「たかもりの湯」に寄ってまったり |
写真
感想
新しい冬山登山靴(モンベルアルパインクルーザー2800の型落ち)、アイゼン(カジタックスの12本爪ワンタッチ)、ワカン(カジタックスライトアルパインスノーポン=これはカジタックスアイゼンをつけたまま装着できとても便利)のテストのために、ショートコースの雪山で天気が良いはず(なんと、てんくらA)の二百名山・栗駒山へGo ! お昼に近づくほど天気がよくなる予報だったので、少し遅めの9時スタート。
旧いこいの村の駐車場には先客3台、ほぼ同時にあと1台のみ。えぇーっ、(てんくらAなのに)こんなに少ないの…、と思いつつ、いわかがみ平の駐車場までの舗装路をノーチェーンで登っていくと、下ってきた方が…。げっ、速っ、と聞いてみると、「いわかがみ平駐車場で風が強くて下りてきた」とのこと。
げぇーっ、まじか、と思いつつ、とりあえず登っていくと、風は強くなり雲はガンガン流れてる。中央コースを登り始めると、またも下山者のパーティーが「山頂200m手前でホワイトアウトで撤退してきた」…。とりあえず行けるところまで行こうと進むと、さらにもう一組同じように視界不良で下りてきたと下山者が続く。
いわかがみ平からアイゼンをつけましたが、コースは雪がかなりあるため、途中からはワカンも装着、森林限界を超えて吹きっさらしになると強風・曇り空で視界がかなーり悪い。
撤退を意識しつつ強風のなか少しずつ進むと、最後の階段以降はトレースが吹き飛ばされていて稜線へのトラバースが大変で膝まで埋まる。ワカンを奥さんに装着している間に後ろから登ってきた方に先に進んでもらい、なんとか山頂に!それまでの曇り空も少しずつ晴れて青い空がつかの間見えていました。
うちの奥さんは悪天でも撤退知らず。屋久島の宮之浦岳でも台風前夜、霧の視界不良で下山者が続く中、登っていくとなんとか視界が開け登り切れるという「女神」なのです。
下りはだいぶ青空が見えてきて樹林帯以下はアイゼンだけで下りてきました。しかし、このコースならショートなので大丈夫だろうと少し甘くみていましたが、やっぱり雪山は怖い。雪と強風で普段ならなんなくできることがなかなかできない。疲れました。
下山後は、「たかもりの湯」に寄ってまったりしました。(17時からは700円→560円に!)大きな温泉ではなく露天風呂も3〜4人でいっぱいだけど、空いていてのんびりできました。
ヤマケイのヤマタイムでいわかがみ平以降の中央コースはコース定数12ですが、今日は30台後半のキツさに感じました。早立ちした先行者が撤退されていましたが、運とタイミングがついていて、登ることができ、思いでに残る山行になりました。
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