水無川水系 前大沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 562m
- 下り
- 549m
コースタイム
(大倉堰堤上)9:45−前大沢−13:05大倉尾根(駒止茶屋下部※大倉尾根NO.20看板辺り)
13:45−大倉尾根−14:20大倉=湯花楽(入浴)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
前大沢 遡行グレード1級 最高登攀グレード元蕁焚蕊遙僑軋譟 使用ロープ 8mm×20mでちょうどよかった ※FIX、ピュー、肩がらみ確保 詰め−−忠実に沢を詰めていくと登攀が悪いザレにぶつかるので そこまで来たら左手の尾根に逃げ、木がかりで登ると 大倉尾根 駒止茶屋下の平坦地(大倉尾根NO.20看板)に飛び出す |
写真
感想
先月の城山クライミングに行った際、OGのチヨさんと話がまとまり
「どこか簡単な沢でも・・・」と、沢登りに興味のある人くらいしか
行かないであろう大倉上流部の前大沢に行ってきた。
水無川流域ならメジャーな本谷とか源次郎沢、セドノ沢、新茅ノ沢、
モミソ沢などしか一般の沢ノボラーなら行かないであろう。
あまり期待はしていなかったが、実際遡行してみると
「なかなかいいじゃん!」
期待していなかった分、予想よりまあよい沢であった。
大倉の風の吊り橋下に駐車(ちなみに駐車ご遠慮下さい、と看板がある)し
戸川林道をテクテク歩く。
水場をやり過ごし少し行けば左手、倉見山荘へ下る分岐。
ここから山道を河原へ向けトラバースするよう7分も歩けば
右手奥に倉見山荘、そして大倉堰堤上部の広い河原に降りられる。
河原対岸少し大倉側に戻った大きな堰堤の上に
顕著に入る谷が目指す前大沢だ。
出合に立つと林の向こうに小滝が見える。
チヨさんと沢を登るのも何年振りだろうな。
今日もよろしくねMY忍者くん(渓流シューズのことだよ)。
まずビックリしたのは、最初の滝F1から前半部の滝にかけて
ボルトが連打されていたことだ。
なんでこんな準マイナーな沢に・・・。
正直僕ならすべてフリーで登るであろう滝に
セルフビレイを取れる位置くらいから
Zクリップでも起こし兼ねない間隔で。
しかもリングやハーケンじゃないよ、新品のペツルなんだよ。
たぶんどこかの連盟単位の搬出訓練に使われたのかもしれない・・・
と勝手に推測、納得してみた。
さてガイド本に紹介されている通り
6m滝(F3?)がたしかにこの沢の核心なのであろう。
一旦水流沿いに取り付いてみたが上部が滑りそうなので
左側の草付き壁を登ってみる。
このあたりボルトは前半部の滝に比べると腐り気味で
ソ〜ッとA0気味にトラバースしながら落ち口へ登る。
みんな「辛い」と言っていたので元蕕箸靴討こうか。
その他の滝も小振りながら数はそこそこで卦薀譽戰襪任△辰拭
細い水流沿いに最後の二俣は左に進路をとり
V字状の沢を最後まで詰めようとすると
今までとは違いやや脆くなった小さなザレ状になった。
ここで左手の尾根に這い上がりそのまま登り詰めると
藪の向こうは明らかに大倉尾根の登山道と確信できる。
踏み跡を追って右手(塔ノ岳方向)に約50mトラバースすれば
藪漕ぎもなく大倉尾根登山道の平坦地に飛び出せた。
駒止茶屋の下部、「大倉尾根20」と書かれた看板の少し上であった。
総じて・・・沢初心者には短いし、滝の登攀もそこそこだし
モミソ沢などよりはとても良いんじゃないかな。
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