大山三峰山
- GPS
- 06:45
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 970m
- 下り
- 1,209m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りはバスで広沢寺温泉入口〜伊勢原駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三峰山の稜線?は、既知のとおり鎖が多い。また、痩せ尾根も多い。崩落地も結構あるので注意が必要。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴可能な七沢荘、ラーメンのZUND BAR |
写真
感想
元々一人で行こうと思っていたこの日のこのコース、数日前の会社のメンバー2名との雑談からグループ登山になった。本厚木駅集合で宮ケ瀬行きのバスに乗り土山峠で下車。まずは辺室山へ向かって登山口から登り始める。
道自体は一部滑るところはあるものの全体的に特に可もなく不可もなく、おしゃべりしながらそれなりのペースで淡々と進み、割とあっさりと辺室山山頂に到着。そのまま物見峠へと足を進めるが、ここからは結構な数のアップダウンの連続で割と脚を削られる。さらに物見峠に到着後、すぐに急登が始まる。ここは一応木で階段が作られてはいるのだか、何というか砂に埋もれているような感じであまり階段のメリットが感じられず、しかも砂地なのでそれなりに滑りやすい。多分この日一番のキツい登り。
何とか登り切るとしばらくは比較的マシな道になるが、今度はいよいよ崩落地の通過となる。噂のとおり、かなり斜面が崩落しており、「そのうち全部崩れてこの登山道はなくなってしまうのでは?」というのが皆の共通した感想だった。念のため注意しながら先に進むが、何度か同様の崩落地が出てくる。よほど地盤が良くないのか、大きな台風や地震が何度かあれば本当にずっと通行不能になってしまいそうだ……。
そこからしばらく進むと、それまでとは打って変わって広い場所に。ちょうど今日の本番である三峰山の直下に当たるところらしく、ここで休憩。軽くおにぎりを食べるなどして一息ついた後、再スタート。また登りが始まる。途中のロープがある急登区間を抜けると、いよいよ始まるアスレチック的な区間。痩せ尾根、ハシゴ、鎖、桟道などのオンパレード。特に難度が高いわけではないが、アップダウンとこれらが組み合わさるとそれなりに緊張して消耗する。また、桟道が朽ち始めているように見えたり、ハシゴのナットが緩んでいたり、鎖の高さがやたら低くて使いづらかったりと気が抜けない。楽しいのは間違いないがハードウェア的に「?」というところもあったりで、みんなで何となく乾いた笑いを繰り返しながら進むと、ようやく三峰山の山頂に。
しかし、山頂は狭く既に先客がいたためここでは休憩できず、そのまま先に進むことに。その先もしばらくは山頂までと同じようにアスレチック的な区間が続く。相変わらず鎖の高さが足りないところが多いため、その区間は結構ペースが上げられない。しかも「三峰」というだけあってアップダウンも続くわけで、脚も削られる。やっとアスレチック区間が終わって痩せ尾根も消え広くなったところでようやくお昼。
再出発後、みんなが迷いやすいと言っている大山方面との分岐でやはり間違ってしまいw、少し後戻りをして不動尻へ降り始める。しかし、この下りもまた一筋縄では行かない。おそらくは去年の台風で荒れてしまっており倒木も多いし、地面も砂地なので滑ってしまいがち。斜度もそこそこあるのでなかなかきつい。それでも進んでいくとしばらくして沢場に。今度は脚元がガレ場的になりこれまた歩きづらいうえ、数回ほど鎖場も出てきた。そのうち2回は割と長めの鎖を頼りに真下に降りていくような、まあ普通の鎖場的なやつだった。
また、沢と平行に進んでいくこともあり時折桟道の橋を渡るのだが、木が傷んでいるのか上を通ると揺れるところもあったりで、怖いw そうこうしているうちにようやく不動尻に到着し、ここで山道は終わって林道歩きに。この林道がまた長く途中に真っ暗なトンネルがあったりもするが、危険箇所はないので順調に進み、ゴールの七沢荘に。温泉で汗を流し、少し後戻りしてZUND BARでラーメンをいただいた後、バスで伊勢原に。小田急に乗って帰宅した。
それなりに急なところもあるし緊張を伴うところも多いため、ある程度の慣れが必要なコースかとは思うが、楽しさは結構なものなので、また来てもいいかなーという気になったが、ただ一人ではちょっといろいろな意味で辛いかも?とも思った。同行者がいてみんなで楽しみながら行く方が良いコースかな?
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