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Yamareco

記録ID: 2824332
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

大東岳

2020年12月28日(月) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:28
距離
10.9km
登り
1,079m
下り
1,072m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:02
休憩
0:21
合計
7:23
距離 10.9km 登り 1,079m 下り 1,082m
6:41
162
9:23
99
11:02
11:03
48
11:51
12:11
109
14:00
4
14:04
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
05:00自宅発〜06:15二口;秋保ビジターセンター着
コース状況/
危険箇所等
夏道は避け、冬ならではの尾根沿いのルート
二か所ほど鼻こすりにも負けない急登があります
さらに藪の痩せ尾根、何か所か踏み抜きましたが雪の下は岩場のようで、難易度は高いです
鼻こすりも負けずに、ラッセル地獄 12本アイゼンとピッケルで挑みましたが、埋まってしまい、効果もなく、四つ身で這うように登りました
その他周辺情報 お気に入りの秋保の公衆浴場に入りたかったけど、コロナを恐れてスルー
6:30夜明けとともに出発です
6:30夜明けとともに出発です
熊棚、この先にも3つくらいは確認できました
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熊棚、この先にも3つくらいは確認できました
ブナの大木 大東岳の主!?
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ブナの大木 大東岳の主!?
正式ルートではないですが、第一の急登に至るまでは、マーキングがあります
正式ルートではないですが、第一の急登に至るまでは、マーキングがあります
林の奥にあるのが第一の急登
林の奥にあるのが第一の急登
大東岳が見えてきました。手前の山が第二の急登
大東岳が見えてきました。手前の山が第二の急登
第二の急登を超え、夏道と合流しました
第二の急登を超え、夏道と合流しました
大東岳に向かってまっすぐに進みます。脇は雪庇になっているので、とにかくまっすぐに
大東岳に向かってまっすぐに進みます。脇は雪庇になっているので、とにかくまっすぐに
鼻こすり。写真で見るとそうでもない気がしますが…
鼻こすり。写真で見るとそうでもない気がしますが…
右奥の角度で登っていきます
右奥の角度で登っていきます
登頂 何も見えず
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登頂 何も見えず
登りでいう第一急登の下り 藪と痩せ尾根のミックス。右奥に三方倉山。
登りでいう第一急登の下り 藪と痩せ尾根のミックス。右奥に三方倉山。
岩もあったりするので、脇のわずかなスペースを足場にして下ります
岩もあったりするので、脇のわずかなスペースを足場にして下ります
下りから見た大東岳。山頂はすっかりガスに覆われてしまいました
下りから見た大東岳。山頂はすっかりガスに覆われてしまいました
雪にブナ林が映える
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雪にブナ林が映える
天に向かって伸びるブナの大木
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天に向かって伸びるブナの大木

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター ニット帽 ザック アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想




去年の2月ですから、約2年前ですが、大東岳に挑んだ時がありまして、まったく歯が立たず、800m付近であえなく敗退
仕事納めではありますが、休みが取れたので、リベンジしてきました
本当は、天候に恵まれそうな磐梯山を計画していたのですが、前日夜に急変
どこかないかなぁと調べてみると、先週の寒波の中、大東岳を登頂したパーティの記録を発見
見れば、尾根を辿っていったとのこと
なるほど、夏道はトラバースも多く厳しいよなぁと思っていただけに、その手があったか!と言うことで、計画を変更
しかしながら、登ってみると、さすが大東岳
一人ラッセルと言うのもあり、ダイグラ以来の達成感を感じる山行となりました
なにせ、本来ルートではない道、明るくなってから登り始めたほうがいいだろうと言うことで、朝は自宅でゆっくりパンとコーヒーでしっかり腹ごしらえし、6:30に登山口を出発
が、出発の準備として、ゲイターやらスノーシューやらゴタゴタしているうちに、GoProを車のボンネットに忘れる始末
この先も、急登の藪でヘルメットがひっかかり坂の下に落としてしまうやら、帰りの急こう配で転倒し、ピッケルやアイゼンを落とし忘れてしまうやら、この日は何かと忘れ物が多かったです(しっかり回収しました)←冬装備のパッキングの勉強になりました
さて、林道沿いの夏道の登山口を過ぎ、沢を渡ってから取りつき登り始めます
先週のパーティのトレースも少しだけ期待しましたが、全くありませんでした
とにかく尾根を歩くルート そのためには急登も厭いません
が、さすが大東岳 メリハリが効いてるというか登りはかなりの急登です しかも、藪
最後の鼻こすりも含め、3か所ほどが60度近い登りで、スノーシューのグリップもなかなか効かず、藪であることを幸いに木を足場にして何とか登っていく感じでした ただ、これが逆に下りでは障害となり、かなり難儀しました
特に登り1か所目の急登(780m付近)は岩場に松などが取りついているようなところで、痩せ尾根もあり、慎重になりました
鼻こすりは、アイゼンとピッケルで挑みましたが、ふかふかで腰まで沈み込み、装備がまったく意味のなさないものとなりました
とにかく四つ身で這うように登り、何とか登頂した感じです
楽しみにしていた冬の大東の見晴らしは、雪と強風で全く見渡せず、早々に退散しました
本格的な冬山を体感した、貴重な山行となり、たくさん勉強になりました
コロナ禍で、なかなか思い通りに行かない一年でしたが、今年の登り納めはとても充実したものとなりました

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