記録ID: 2843156
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父
川又から雁坂小屋、雁坂嶺、破風山、甲武信ヶ岳、三宝山、西沢渓谷バス停まで
2021年01月03日(日) ~
2021年01月04日(月)
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体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 14:37
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,631m
- 下り
- 2,296m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:07
距離 10.9km
登り 1,501m
下り 289m
2日目
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 9:36
距離 16.6km
登り 1,161m
下り 2,010m
15:33
ゴール地点
天候 | 終始穏やかな晴天でした🥰 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
本来であれば川又周回で帰る予定でしたが雁坂小屋泊した時に十文字小屋から夕刻に来られたソロの男性がいらして、行程の話しを聞いていると自分には無理かも知れんと悟りつつ、甲武信ヶ岳を10:00に通過しなけば徳ちゃん新道で下山しようと決めて臨みましたが重装備のため、あえなく甲武信ヶ岳には予定通過時刻を過ぎてしまったことから三宝山まで挑みバテながらも縦走し徳ちゃん新道経由で山梨市営バス西沢渓谷発最終便16:25で帰途に着く事が出来ました。こちらもほぼ貸切で恐縮してしまいます。 西沢渓谷バス停から山梨市駅まで900円でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★ 川又から雁坂小屋 川又バス停から雁坂峠登山口までは国道140号沿いを歩きますが歩道が無いため、自動車の往来が激しいと危険ですね。扇谷山荘は営業しているか分かりませんでした。 登山口に入るとほぼ雁道場までは緩やかなトラバースが続き道幅も広く迷うことはありませんが東京大学林場へ入らない様に注意すれば危険箇所はありません。 雁道場はちょうど尾根に出る休憩場のようなところで白泰山や和名倉山のヒルメシ尾根がよく見えるポイントです。 雁道場から樺小屋までは東京大学の森育成資金による記念樹の巨木がちらほらあり楽しませてくれます。ここも危険箇所は無く緩やかな坂道を登っていく感じです。 樺小屋を過ぎると雁坂嶺のダイレクト尾根を巻くトラバースの始まりです。この辺から薄らと積雪はありますが凍結していなかったため、滑り止めを着けず踏破しました。危険箇所は雁坂小屋の水場である昇竜の滝近辺で崩落地点の迂回路の取り付きくらいですかね。登山を嗜む方は問題ないと思いますが通行止めとなっていますのであくまで自己責任で他人に決して迷惑をかけず注意して踏破してください。 崩落地点から10分ほどで雁坂小屋に到着です。 ★ 雁坂小屋から木賊山分岐 雁坂小屋から雁坂峠、雁坂嶺には早朝で足元が暗くても難なく行けますが積雪2cmくらいでしょうか?ここも凍結していなかったため、滑り止めは着しませんでした。 東破風山と西破風山の意外な急斜面な登りと下りはトレンチ沿いのカラ松の低木そして山頂付近のゴーロには早くも老体が悲鳴を上げ出す兆しとなりました。 破風山避難小屋に出ると辺りは樹林もなく、富士山を正面に捉えることができる立地は最高ですが窓がガラスでは無いことと曰付きであることからソロでは無い時に利用したいですね。 賽ノ河原から振り返って見上げると破風山の大きさに慄き、賽ノ河原までのジャブの様な直登に体力を奪われ出しました。賽ノ河原を過ぎると木賊山分岐まではほぼ並行な樹林帯です。 ★ 木賊山分岐から三宝山 木賊山分岐にザックをデポし木賊山まき道で甲武信小屋に出ました。危険箇所はありませんが積雪は3cmくらいで凍結もしていませんでした。 甲武信小屋に出ると3年振りの甲武信ヶ岳を登りました。急登ですが九十九折となっているので登りやすいと思います。八ヶ岳や金峰山が良く見えました。 甲武信ヶ岳山頂から三宝山を目指しました。甲武信ヶ岳の急斜面を下り雁坂小屋への巻道分岐を通過し小ピークを過ぎると三宝山の登りです。ここも危険箇所はありません。日陰でも凍結はしていませんでした。でも老体には三宝山の登り返しと平坦なところもあってかジミに疲れました。 ★ 戸渡尾根&徳ちゃん新道 ご存知の徳ちゃん新道。戸渡尾根&近丸新道分岐までは薄ら降雪がありますが滑り止めはここでも使用しませんでしたが急斜面のため、チェーンスパイクくらいは装着した方が良いと思います。 |
その他周辺情報 | 西沢渓谷入口の売店は冬季閉鎖の模様。自動販売機も稼働していません。 西沢渓谷発15:15に乗車出来れば「みとみ笛吹の湯」に入ることができたので悔やまれます。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
調味料
飲料
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
ポール
シェラフ
携帯トイレ
|
---|
感想
今回の計画は川又を起点に1泊目を雁坂小屋、2泊目を四里観音避難小屋とし3日目に川又14:36発のバスに乗り帰途につく予定としていたが雁坂小屋に十文字小屋から夕刻に来られた方から「大山あたりの岩場はかなり厳しいと思う・・・」と聞きつつ「まあ、何とかなるだろう」と目論んだが早々に破風山の登り返しに体力を奪われてしまった。
無事に帰ることを念頭にしているので夜半に避難小屋に着いたとしても翌日の体力が維持できているか重装備から疑問に思えてきたので、木賊分岐で判断したのは良かったと思っている。
あと感心したのは女性のソロリストだ。正月三が日だから雁坂小屋には誰も居ないだろうと思いながら着いた小屋には荷物だけで誰もいらっしゃらなかったが「今日は山おじさんと二人っきりか・・・」と引き戸が開いた途端びっくりしてしまいましたが、雑談の相手やその後ビールを頂戴してしてしまい、ありがとうございました。
ソロ泊の経験はあまり無いとおっしゃっていましたがオジサン的にはその姿勢がとても自分への叱咤激励となり気合が入りました。
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コメント
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こんにちは、一昨年ご一緒させていただいた者です!
冬季無人小屋泊は初めてでしたが
2人もベテランさんがご一緒で安心しました。
私も避難小屋が好きなので、またソロでウロついていると思います。
どこかでご一緒できたらそのときはまたよろしくお願いします(^^)
ありがとうございました!
shibayu04さん!
こちらこそお疲れ様&お世話になりました!
ソロ泊で挑んだのの完全なソロでの心細さは計り知れないものがあるし
今回は本当にいらしてくれて安堵しましたよ。
そうですね。避難小屋巡りしている様なものなので、何処かでご一緒し
た際には、アルコール10倍返しさせて頂きますね!
よろしくお願いいたしますぅ〜
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