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記録ID: 2848868
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳

2012年06月24日(日) [日帰り]
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GPS
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距離
9.8km
登り
1,387m
下り
1,387m
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
登山口駐車場に到着。第一から第三まであるけど、ほぼ満車。
2012年06月24日 05:05撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 5:05
登山口駐車場に到着。第一から第三まであるけど、ほぼ満車。
正面の階段が登山道入口、左手は水洗の公衆トイレ、右手は中房温泉。
2012年06月24日 05:22撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 5:22
正面の階段が登山道入口、左手は水洗の公衆トイレ、右手は中房温泉。
燕岳はいきなり急登から始まる
2012年06月24日 06:50撮影 by  C6 , SANYO Electric Co.,Ltd.
6/24 6:50
燕岳はいきなり急登から始まる
「合」の字に昭和な意匠を感じるよね。
2012年06月24日 08:01撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 8:01
「合」の字に昭和な意匠を感じるよね。
合戦小屋。夏にはスイカが名物なんだって。ここから上は、いわゆる北アルプス三大急登の合戦尾根。
2012年06月24日 08:14撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 8:14
合戦小屋。夏にはスイカが名物なんだって。ここから上は、いわゆる北アルプス三大急登の合戦尾根。
合戦小屋を過ぎてすぐにグッサグサの残雪が現れる
2012年06月24日 08:22撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 8:22
合戦小屋を過ぎてすぐにグッサグサの残雪が現れる
雪を歩くときは常に薄目状態。こんなに残ってるとは思わなかったのでサングラスもなく、紫外線に目をやられまくる。しかも下からの照り返しで日焼け、顔が真っ赤に……。
2012年06月24日 08:36撮影 by  C6 , SANYO Electric Co.,Ltd.
6/24 8:36
雪を歩くときは常に薄目状態。こんなに残ってるとは思わなかったのでサングラスもなく、紫外線に目をやられまくる。しかも下からの照り返しで日焼け、顔が真っ赤に……。
尾根道なので展望が開き始める。あのピョコは槍ね!と見るたび反応してしまう。やっぱりあの形を見ると何度でもウワーって思う。
2012年06月24日 09:17撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 9:17
尾根道なので展望が開き始める。あのピョコは槍ね!と見るたび反応してしまう。やっぱりあの形を見ると何度でもウワーって思う。
燕山荘が間近に。ここを過ぎれば燕岳がついに姿を現す。
2012年06月24日 09:06撮影 by  C6 , SANYO Electric Co.,Ltd.
6/24 9:06
燕山荘が間近に。ここを過ぎれば燕岳がついに姿を現す。
小屋の陰には雪が残っていた。
2012年06月24日 09:20撮影 by  C6 , SANYO Electric Co.,Ltd.
6/24 9:20
小屋の陰には雪が残っていた。
燕山荘の外には休憩用テーブルとベンチが並び、既にたくさんの人。
2012年06月24日 09:41撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 9:41
燕山荘の外には休憩用テーブルとベンチが並び、既にたくさんの人。
岩のくぼみに、後ろ向きに座っている雷鳥ちゃん
2012年06月24日 10:08撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 10:08
岩のくぼみに、後ろ向きに座っている雷鳥ちゃん
続いて、ゲンコツ大くらいの鳥がちょんちょんと歩いてくる。立ち尽くす私の足元に平然と近づき、時折地面をつついては虫を食べてる様子。
2012年06月24日 09:58撮影 by  C6 , SANYO Electric Co.,Ltd.
6/24 9:58
続いて、ゲンコツ大くらいの鳥がちょんちょんと歩いてくる。立ち尽くす私の足元に平然と近づき、時折地面をつついては虫を食べてる様子。
そして私の靴先10センチのところをちょんちょん通り過ぎ、そのままちょんちょん登山道から外れていった。(家に帰ってから調べたらイワヒバリでした)
2012年06月24日 09:58撮影 by  C6 , SANYO Electric Co.,Ltd.
6/24 9:58
そして私の靴先10センチのところをちょんちょん通り過ぎ、そのままちょんちょん登山道から外れていった。(家に帰ってから調べたらイワヒバリでした)
燕岳山頂。予想外な標が埋め込んでありました。石柱みたいなやつではないのね。
2012年06月24日 10:37撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 10:37
燕岳山頂。予想外な標が埋め込んでありました。石柱みたいなやつではないのね。
山頂から、北に向かって伸びていく稜線を望む。
2012年06月24日 10:41撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 10:41
山頂から、北に向かって伸びていく稜線を望む。
と、なんかニワトリ大の生き物が登山道でもがいてるんですが……。
2012年06月24日 10:59撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 10:59
と、なんかニワトリ大の生き物が登山道でもがいてるんですが……。
メスの雷鳥ちゃんです!近い!張り切って砂浴びしていました。
2012年06月24日 10:59撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 10:59
メスの雷鳥ちゃんです!近い!張り切って砂浴びしていました。
名残惜しく撮った砂浴びの跡
2012年06月24日 11:00撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 11:00
名残惜しく撮った砂浴びの跡
下山前に燕山荘から周囲を見渡す。山荘の前は広々として、アルプスの山々がどこまでも見渡せる。
2012年06月24日 11:20撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
6/24 11:20
下山前に燕山荘から周囲を見渡す。山荘の前は広々として、アルプスの山々がどこまでも見渡せる。

感想

梅雨の中休み。まだ残雪があるものの、夏山装備で歩けるようになったという燕岳へ。車の中にヨガマットを敷いて、先日買ったシュラフに包まると意外なほど快適〜!もっと寝心地悪いかと思ってたけど、これなら全然OK。しかも長距離運転後すぐに登るより、断然身体は楽だった。今後はこのスタイルで定着すると思われる。

装備を整え、4:50出発。5:40第一ベンチ、6:15第二ベンチ、6:45第三ベンチと約30分おきにベンチ通過。どのベンチも喫煙者がいて、近付けば匂いでベンチに近いことが分かる。登山の間くらいタバコ我慢してよ!私はよほど疲れてるとき以外座って休憩しないからまあいいんだけどさ、数少ない休憩所で臭い空気吸わされる非喫煙者は気の毒だわ。

合戦尾根は気付いたら終わっていたという感じだった。距離も短いし、北ア三大急登なんて恐ろしげなものではなかった。「三大……こわ!」みたいな特別な怯えは要らないように思う。今回は残雪でアップダウンが少なかったこともある。でもここと同じような、もしくはそれ以上の急登も他にあるし、ここが特別すごい急登だとは思わない。もちろん簡単だという意味ではない。三大かどうかは置いといて、急登なのは違いない。ただ余計な気負いは無用じゃないかな。

燕山荘の外には休憩用テーブルとベンチが並び、既にたくさんの人。私もベンチに座ってお昼ごはんにありつく。疲れた身体に炭水化物がウマい!テーブルから臨む燕岳は絵のようだった。

さてこの山の特徴は、若い男女の二人組が他の山より相当多いところだと思う。あと、なぜか喫煙者も多い。単純にパイが多い以上の喫煙率だと思う。なぜなのだ。君たちのどこに、私のおにぎりをタバコ味にする権利があるというのだ。私のおにぎりは君たちの権利の一切を侵害することはないのに。わたしゃね、タバコを喫ってもいいバーで隣の人がタバコを吸ってても平気だよ。居酒屋で友達がタバコを咥えりゃライターを渡してやるよ。でもねえ、山ではやめてよ山では。時間と労力と金を使って苦労してやってきた滅多に来れない場所で見ず知らずの人から不快にされたくないの。

お腹もいっぱいになったしタバコも臭いので(まだ愚痴る)、休憩も早々に切り上げ山頂を目指す。そしたらなんと、オス雷鳥があっさりと岩で休憩していた。え〜〜?こんな普通にいるの?と立ち止まってぎょえ〜〜っとなってるのは私たちだけ。当たり前な光景なのかしら。初雷鳥。

かわゆいイワヒバリにも出会いうきうき登頂。やや雲は多いものの素晴らしく晴れ渡り、梅雨の最中にこんな天気に恵まれたのは本当にラッキーだった。……とみんな私と同様自分の幸運に浸っているらしく、山頂はどんどん人で溢れてくる。すぐ降りるのももったいないけど、5分ほど滞在して下山開始。

下山途中でメス雷鳥ちゃんが元気に砂浴び。イワヒバリが相当至近距離でも平気だったのでライちゃんも良いかと思って、近寄りすぎちゃいました。驚いたライちゃんは砂浴びを中断して逃げてしまった。ご、ごめんね……
とはいっても大して離れるわけでもなく、その場を通り過ぎる登山者たちのアイドルとなっていました。天然記念物稼業も大変だね。君たちの生息域にまで踏み込む、図々しい私たちを許しておくれ。

にしても下界から4,5時間程度でこんな景色が見られるのなら、そりゃ人気だよね。良い山だ。
下山は一秒も休まず、自分の能力を超えたハイスピードで歩き続ける。というのも昼過ぎて出始めたやつら、そう、虫のやつらのせい。まさか北アにまでこいつらがいると思わなかったけど、残雪期ってどこでもこんなものなのだろうか。一秒でも立ち止まれば耳と言わず鼻と言わず飛び込んできやがる。いつもコースタイムぎりぎりの私たちが2時間ちょっとで下り、もう膝も足もボロボロ……楽しみにしていた温泉も、虫がブンブンの中房温泉で入る気にならず、林道を降りたところにある国民宿舎有明荘まで行った。でも人も少ないし綺麗だったから結果オーライ。新しいのかな。

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燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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