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Yamareco

記録ID: 285864
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

金ヶ崎駒ケ岳〜経塚山縦走

2013年04月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:53
距離
15.6km
登り
1,058m
下り
1,051m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:20登山口‐9:25金駒山頂9:30‐12:05経塚山山頂
(少し下ってランチ)13:00‐14:40金駒山頂14:50
‐15:55登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
金ヶ崎駒ケ岳のうがい清水登山口までは除雪されており、駐車場も半分くらいは除雪されています。5〜6台駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストあり
近くに金ヶ崎温泉駒子の湯400円
最初は5分ほど林道歩き
2013年04月14日 07:19撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
4/14 7:19
最初は5分ほど林道歩き
快晴のブナ林
2013年04月14日 08:09撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 8:09
快晴のブナ林
雪庇の崩落が進んでいます。
2013年04月14日 08:24撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 8:24
雪庇の崩落が進んでいます。
下賽ノ河原から駒ケ岳
山頂には駒形神社奥宮が見えます。
2013年04月14日 08:42撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 8:42
下賽ノ河原から駒ケ岳
山頂には駒形神社奥宮が見えます。
左側には経塚山
2013年04月14日 08:43撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 8:43
左側には経塚山
遠くには栗駒がきれいに見えます
2013年04月14日 08:44撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 8:44
遠くには栗駒がきれいに見えます
駒ケ岳山頂直下の急登
12月に来た時よりは雪がかなり多く、スムーズに登ることができました。
2013年04月14日 09:13撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 9:13
駒ケ岳山頂直下の急登
12月に来た時よりは雪がかなり多く、スムーズに登ることができました。
駒ケ岳山頂に立つ駒形神社奥宮
2013年04月14日 09:27撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 9:27
駒ケ岳山頂に立つ駒形神社奥宮
目の前にはこれから向かう経塚山
2013年04月14日 09:26撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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目の前にはこれから向かう経塚山
牛形山〜鷲ヶ森山
2013年04月14日 09:26撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 9:26
牛形山〜鷲ヶ森山
尾根伝いに経塚を目指します。
2013年04月14日 09:40撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 9:40
尾根伝いに経塚を目指します。
平坦な所ばかりではありません
2013年04月14日 09:47撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 9:47
平坦な所ばかりではありません
大きな雪庇を右側から回り込みます。
2013年04月14日 09:59撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 9:59
大きな雪庇を右側から回り込みます。
雪庇への登り。ここも急登で時々足を取られます。
2013年04月14日 10:03撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 10:03
雪庇への登り。ここも急登で時々足を取られます。
雪庇の上を進みます。向こうに経塚が見えます。
2013年04月14日 10:06撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 10:06
雪庇の上を進みます。向こうに経塚が見えます。
だいぶ近づいてきたような?
2013年04月14日 10:17撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 10:17
だいぶ近づいてきたような?
ここの急登は左側に崩れた跡があります。
上に出たところで、ku-さんがズボッと膝上辺りまでハマりました。よく見ると進行方向に対して横切る形でクラックがあります。
2013年04月14日 11:00撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 11:00
ここの急登は左側に崩れた跡があります。
上に出たところで、ku-さんがズボッと膝上辺りまでハマりました。よく見ると進行方向に対して横切る形でクラックがあります。
経塚が目の前に
2013年04月14日 11:10撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 11:10
経塚が目の前に
山頂直下の急登を登りきると、ものすごい藪。
スキーでは身動きできなくなり、途中でデポ。
思わぬところで時間がかかりました。
2013年04月14日 11:46撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 11:46
山頂直下の急登を登りきると、ものすごい藪。
スキーでは身動きできなくなり、途中でデポ。
思わぬところで時間がかかりました。
雪の消えた夏道を歩きました。
最後に急斜面の雪渓をトラバースしましたが、雪が柔らかく、アイゼンは不要でした。
2013年04月14日 11:58撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 11:58
雪の消えた夏道を歩きました。
最後に急斜面の雪渓をトラバースしましたが、雪が柔らかく、アイゼンは不要でした。
山頂からの景色は素晴らしいの一言。
2013年04月14日 12:07撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 12:07
山頂からの景色は素晴らしいの一言。
牛形山方面
2013年04月14日 12:09撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 12:09
牛形山方面
焼石方面
2013年04月14日 12:10撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 12:10
焼石方面
藪を抜けた辺りまで下り、のんびりランチ
風も弱く気温が高いため、全く寒くありませんでした。
2013年04月14日 12:40撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 12:40
藪を抜けた辺りまで下り、のんびりランチ
風も弱く気温が高いため、全く寒くありませんでした。
クラックに落ちた跡
比較物がないので小さく見えてしまいますね・・・。深さ3m以上と思われます。
2013年04月14日 13:23撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 13:23
クラックに落ちた跡
比較物がないので小さく見えてしまいますね・・・。深さ3m以上と思われます。
駒ケ岳が近づいてきました。
2013年04月14日 14:00撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 14:00
駒ケ岳が近づいてきました。
ヘロヘロになりながら戻りました。
2013年04月14日 14:42撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 14:42
ヘロヘロになりながら戻りました。
下りのスキーは楽しい〜。
でも雪庇のところでは、午前より崩落が進んでいる感じで、近寄らないよう怖々滑りました。
2013年04月14日 15:21撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
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4/14 15:21
下りのスキーは楽しい〜。
でも雪庇のところでは、午前より崩落が進んでいる感じで、近寄らないよう怖々滑りました。
無事駐車場につきました。
2013年04月14日 15:55撮影 by  DMC-FX500, Panasonic
4/14 15:55
無事駐車場につきました。

感想

 タラさんの山行記録でこのルートを知り憧れていましたが、今回メンバーや天気に恵まれ行くことができました。
 今年は雪融けが早いので、スキーで行くためには林道が除雪されたらすぐだなと思っていたところ、10日ほど前に金駒に行った仲間から除雪車が入っていたという情報をもらい、この日に設定しました。
 当日は快晴で気温も高く、上着は全く必要ありませんでした。最初は硬めだった雪も次第に柔らかく重くなり、ペースはゆっくり目でしたが、予定通りに金駒まで登ることができました。
 いよいよメンバー全員が初めての冬季限定ルートに進みましたが、前日のものと思われるトレースや先行者のトレースもあり、さらに同じくらいの時間に入山した人たち皆が経塚を目指していたので、かなり心強かったです。
 難所もいくつかあり(いちばんの難所は山頂手前の灌木地帯かも)ロングコースでもありましたが、その分山頂での感動も大きかったです。ちなみに私とちゃってぃさんは初めての経塚山です。
 ランチ後はシールをはいで滑り下りました。滑らない新雪で足を取られて少し大変でしたがあっという間にクラックのところまで降りました。
 登りでku-さんがハマった穴を一応気にはしていましたが、この先の急斜面をどう降りようかと気を取られていたせいか、さあ滑ろうと踏みだしたときにクラックの真上で横を向いてしまっていたようで、右足が落ちてしまいました。このとき左足と腕は上に残っているものの、お腹から下は穴の中、右足のスキーがクラックの中で引っかかって曲がっている状態で、足がねじれて痛いこともあり、いくら力を入れても右足が抜けません。ku-さんの指示でザックを外し(これも体がねじれていて自分では外せず、引っ張ってもらい何とか外せた)、スノーシューで後から降りてきたちゃってぃさんに右足のスキーを引っ張ってもらい、最後に体を引きずり出してもらって何とか脱出できました。後から穴を覗き込むと、なんと、自分の身長の2倍以上の深さの穴(それ以上は光が届かず見えなかった)に落ちたのでした。まさかこれほどの深さとは思ってもいませんでした。下まで落ちていたら無事では済まなかったでしょう。また、二人に助けられたことで、冬山の単独行はつくづく怖いとも思いました。
 無事戻ってこられたので、いい経験になったと言うこともできますが、今後冬山は本当に慎重にならなければと思いました。

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コメント

クラック
素晴らしい景色ですね。
私の今年の最初の目標は、実はこのコースだったのですが、何しろ技量に合わないロング
なので、訓練のため、いろんなところ経験していたわけです。
それをあっさりとクリアされるとは、chemさん尊敬します
レコ非常に参考になりました。
クラック、恐ろしいですね。
私は単独行なので注意しないと。
2013/4/17 8:10
ゲスト
天気に恵まれて♪
天気に恵まれてよかったですね。
憧れのルートだったとのことで、達成感も大きかった思います。

憧れのルートといえば、すでにchemさんが歩いていて、自分がまだ歩けていないルートがあります。
ヤマレコで皆さんの記録を見るようになって、心を揺さぶられることが多くなりました。
お互い刺激しあって、これからも山を楽しめればと思います。
2013/4/17 12:31
お疲れ様でした〜
クラック、新雪が穴を塞いでいて目立たない為もあったでしょうが、せめて私が踏み抜いた時点で、笹竹に赤布を付け穴に刺して目印を付けていたらと、、私の今更ながらの反省^^;
ともあれ冬の経塚最高です!来シーズンまた行きたい!
その時は又同行お願いしますm(_ _)m。お世話になりました。
2013/4/17 19:38
お天気が良くて
素晴らしい山行だったようですね!
この山域は遠いので、けむけむさんのレポで楽しませて頂きました。

クラックは怖いですね。
スキーやかんじきを履いていると、穴の下で引っかかるんですよね。
ワカンは小さいので何とかなることもありますが
スキーだと大変だと思います。
残雪期は厳冬期と違った危険が潜んでいますね。
クラックの他にも、地形の関係で雪の下の層が急激に融けて大きな落とし穴になっているところもあったりします。
お互い気をつけて歩きましょう。
2013/4/17 20:35
herchanさん
景色は本当に感動ものでした。写真が下手なせいで素晴らしさが半分も伝わらないのが残念です。
あっさりクリアなんてとんでもない!自分にとってはレベルが高すぎたのですが、同行してくださったお二人に引っ張っていってもらった感じです。単独では何かあった時(天候の急変とか)、私にはとても対処できません。
まさか自分がクラックに落ちるとは考えてもいませんでした。また、自分が行く山にあんなに深いクラックがあるとも思ってもいませんでした。
まだまだ読みが甘いです。
2013/4/17 21:25
タラさん
いつもつたない記録を読んでいただき、ありがとうございます。実はタラさんの拍手をいつも励みにしています。
今回は本当に天気とメンバーに恵まれました。このコースは想像以上に大変でしたが、それだけに山頂での達成感は大きかったです。
これからも、素晴らしいコースをいろいろ紹介してください。よろしくお願いします。
2013/4/17 21:41
ku-さん
大変お世話になりました。ku-さんのおかげで大変楽しく、またさまざまな面で安心して山行に臨むことができました。
来シーズンもぜひ、ご一緒させてください。山スキーは最高ですね!
2013/4/17 21:46
ミツガシワさん
冬山初心者の私には貴重な経験となりました。本当に無事でよかったです。お二人には感謝してもしきれません。
これからはもっと慎重に行動しつつ、経験を積みたいと思います。
2013/4/17 23:00
いい天気に恵まれて
あこがれの経塚山へ初挑戦で制覇できて良かったですね(^^)
いろんな意味で今回の経験は今後の糧になると思いますよ
まぁ〜大事に至らかったのが幸いでしたね。

私もそこまで深いクラックには落ちたことないですが、何度となくはまった経験があります。
滑りは一番楽しいですが登る時に地形や雪のつき方、雪面の状況凹みなども観察しながら歩くとリスクが減らされると思います!
経験をいっぱい積んで楽しい雪遊びしましょう!
来シーズンもよろしくです(^0^)/

                     あら
2013/4/19 22:47
あらさん
登りは余裕がなく、下りのことまでは考えられませんでした。本当に雪山は奥が深いというか、難しい分危険がいっぱいですね。あらさんのようなベテランさんと一緒にたくさん歩いて経験を積みたいと思いますので、来シーズンもよろしくお願いします。
2013/4/20 19:45
プロフィール画像
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