(過去レコ)中ノ岳→丹後山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 2,119m
- 下り
- 2,117m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
十字峡から上がり、時計回りに周回して下る。
周回は当初から計画していたものではなかった。
登り始めてすぐ非常に滑りやすい急登の連続で、下りでは滑って1〜2回は尻餅を付くのを覚悟していた。
登りでさえ滑って2回手を付いた。
天候は晴れ時々曇りの予報だったが、晴れ間は全然なく、雨が心配されるほどの曇り空で、遠くの山にはガスが掛かっていた。
中ノ岳登頂時、展望は全くなかったが、夏用の薄地の長袖だったが、風が弱く寒くはなかった。
2〜3分後に私よりひとつ年上の単独行が上がって来た。
話をすると、5時に十字峡を出たという、信じられないような健脚者だった。
若い人ならともかく、52歳にしては無茶苦茶速い。それとも、51歳の私が遅過ぎるのだろうか。
その後、間もなくして丹後山からも若い単独行が来た。
昨夜の丹後山避難小屋は人が多くて小屋には入りきらず、外にテントを張った人がいたという。
営業小屋と違い、先に着いて広い場所を確保した人は、遅く来た人に寝るスペースを譲りたくないのだろう。
このまま何の展望も得られないまま下るのは面白くないし、あの滑り易い道は下りには極力歩きたくないこともあり、この時初めて周回して下ることにした。
単独行二人に軽く挨拶して兎岳へ向かう。
暫くして少しガスが消え、日が差し始めて近くの山は見えるようになったが、朝方から曇っていた場合は、その後天候が回復してもすっきりした展望にはならないことが多い。
この稜線から眺める紅葉は今が盛りで、見栄えのしない山岳展望に勝るとも劣らない素晴らしい美しさだった。
荒沢岳は、大きくはないが完璧な三角錐の尖峰だった。
後方には時折ガスが掛かりながらも、中ノ岳や越後駒が見えていた。
大水上山から10分ほど行った所に『利根川水源』の碑があり、碑から丹後山までは綺麗に刈り払われていた。
国内最大の流域面積の利根川、その水源地に立っているのかと思うと感慨もひとしおだった。
丹後山頂上は平らな笹の中で、石碑の上面に丹後山、側面に頂上と書かれていたので気が付いたが、何もなければ知らずに通り過ぎるようなピークだった。
丹後山登山口も林道から少し上がった所が、中ノ岳登山口と同様に滑り易い急斜面だった。
稜線からの展望は期待外れだったが、紅葉は綺麗の一言。
予定を変更して周回したので、達成感も強かった。
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