上高地
- GPS
- 47:58
- 距離
- 35.7km
- 登り
- 367m
- 下り
- 358m
コースタイム
中の湯(9:55)→釜トンネル上(10:20)→(10:55)大正池(11:05)→(12:10)田代橋(12:25)→(12:55)河童橋(13:55)→(14:05)小梨平キャンプ場 (14:30)〜散策〜(15:50)
8日
小梨平(8:25)→(10:05)明神池・橋(10:35)→(11:30)徳沢園(11:45)→(12:45)横尾(13:35)→(14:35)→(14:35)徳沢園(14:40)→(15:25)明神館(15:35)→(16:10)小梨平
9日
小梨平(8:25)→(9:35)大正池(9:55)→(10:25)釜トンネル上(10:30)→(10:50)中の湯
天候 | 晴れ/曇/雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
沢渡から中の湯はタクシー利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はないが寒さ対策と天候判断は必要。 工事車両には注意。 |
写真
感想
三連休、混むかとも思うが上高地に行ってみることにする。1泊か2泊は現地で決めることにして三脚、カメラ、テント…総25坩幣紊離競奪。久しぶりの重さだ。朝はゆっくり出発して沢渡に駐車。バスで中の湯まで行こうと思っていたがタクシーが安くしてくれたのでタクシーにて移動。そのタクシーは昨年も利用した運転手だった。
釜トンネル入り口で準備して歩き出す。雪は降っていないものの曇り空。あまり展望は期待できなさそうだった。土曜日ということもあり道路修復等の工事車両が時々通る釜トンネルを歩きだす。登山者は思ったよりは少ない。荷物が重いのでゆっくり歩く。釜トンネルを抜けても展望はあまりなかった。しばらくは工事車両のため除雪された道を歩く。大正池の手前で工事車両の入らない道になり雪深くなるがまだまだ少ないようだ。大正池ホテル前で休憩数少ない冬季トイレがあるので利用しておこう。
大正池ホテルからは下の遊歩道を進む。車道の利用のほうが早くそっちを歩いている人が多いようだ。遊歩道もトレースはしっかりついているので迷うことはない。しかし、サルがしっかりとトレースに居座っていて退きもしないので迂回…。深雪に埋もれながら進む。田代橋付近で12時すぎ。田代橋からは右岸を歩いて河童橋に向かった。近くの山も山頂まで見えなく残念。風も若干ある。河童橋には13時前に到着。昼食をとりテント場を散策。小梨平で泊まるか徳沢まで行くか迷ったが荷物の重さと撮りたい景色に負けて小梨平に泊まることに。
小梨平キャンプ場の中央付近の炊事場で場所を作りテントを張る。ほかにテントは5張りくらいだろうか。テントを設営した後は撮影ポイントを探したり明日のルートを考えたりしながらウロウロする。ゆっくりと食事の準備をして体を温める。1月7日なので七草粥。体が温まるしちょうどよかった。気温はすでに氷点下10度くらい。水はビジターセンター付近の川を利用する。日が落ちてから星の撮影ができるかとウロウロするが雲が広がり残念ながら展望もないようだ…。しょうがないので明日に期待して眠りにつく。やっぱりもう一泊しよう。
8日
朝起きるとテント内の結露は少なかった。寒さは厳しくシュラフカバーの内側に入れていた水筒の水もしっかりと凍っていた。ゆっくりと温まりつつ朝食をとる。ほかのテント客は早くも各方向へ出発していったようだ。準備をして出発。まずは河童橋を渡り右岸側に。右岸側の遊歩道を進もうと思う。遊歩道はすぐにトレースがなくなり自分のトレースを作りながら歩く。木道上は外れると踏み抜いてしまうので慎重になり雪の下に隠れた木道を意識するようにする。静かな森の中を歩くことができた。
開けた林道になると明神である。明神池に行き景色を楽しむ。今日は天気よく展望もしっかりとある。明神まで来ると多くの人が展望を楽しんでいた。明神橋のたもとで休憩したのち歩き出すがやはり川を流れる風は冷たい。明神からは左岸側を歩く。トレースはしっかりと付けられていて歩きやすい。徳沢園まで約1時間。徳沢園には冬季小屋があり管理人がいる。食事は出ないが楽しめるだろう。小屋周辺にはテントも数張あった。
時間的に厳しくなってきたが頑張れば横尾までなら行けると思い歩き出す。徳沢を過ぎると道は積雪が多くなり歩く人も少なくなってくる。アップダウンも徐々に増えてくるが基本梓川に沿っているので厳しいわけではない。横尾山荘は閉ざされていて隣の避難小屋が利用できる。ここのいいところは避難小屋の前に水場がありすぐに水を利用できることだろう。横尾山荘の前で昼食をとる。風は冷たいが日差しは気持ちいい。山を眺めながらゆっくりする。いつかは蝶ヶ岳へ登ってみたい。余裕があれば冬の槍ヶ岳も見てみたいと思った。荷物を軽くして横尾で泊まれば余裕だろう。そんな期待もしながら小梨平へと引き返した。
日が暮れるまでに帰りたいのでそれなりのペースを保ちながら歩く。雪の中をいいペースで歩くと結構しんどい。途中の休憩も5分くらいにしてどんどん下る。明神からは行きとは違い左岸側をずっと歩く。河童橋を回らないだけ早い。小梨平に着くころ山の上部は夕日に染まっていた。今夜は星空が見られそうである。
休みながら夕食をとりゆっくりする。今日の行程を振り返ってみると距離が20劼鯆兇┐討い燭里波茲譴襪呂困任△襦そうしているうちに日も暮れてきたのでカメラと三脚を持ちそそくさと撮影へ。満月に近い月と満天の星空が広がっていた。満月に近いのでヘッドライトなしでも十分歩ける明るさはあった。いろいろな角度で写真を撮りながら散策。しかし非常に寒い。河童橋を中心に撮影しバスターミナルまで足を延ばしたが徐々に雲が広がってきてしまった。風も出てきて星も撮れなくなったので帰ろうとすると登山道を狸が歩いていた。追っかけて河童橋近くのベンチへ。ベンチの周りをうろうろしていたがシャッターの音に驚いてどこかえ消えて行ってしまった。そんなんで22時くらいにテントに戻り就寝。
9日
朝目覚めるとやや暖かいことに気付く。そして結露が多い。テントをたたくと雪が落ちる音。夜中から雪模様に変わっていたようだ。屋根の下に張ったテントにもしっかり雪が付くくらいの降りであった。登山道のトレースも薄くなっている。温かい食事でゆっくりした後、撤収。雪なので外に荷物を置いておくとどんどん積もる。急がずゆっくりと撤収作業をして重い荷物を作り上げる。
雪の中、歩き出す。雪の降りは止まらない。帰るだけなので道もわかりやすいしのんびり歩く。景色はないのであまり楽しめないが。大正池まではかんじきを着けての歩行。と、雪の中を登ってくる人もいた。連休も最後だし、雪も降っているので少ないと思っていた。展望もなくスイスイ歩けてしまい割と早く中の湯についてしまった。中の湯からバスで帰ろうと思っていたがタクシーがまた安くしてくれたので甘えて沢渡へ。
雪の中の楽しい連泊山行でした。もうちょっと荷物への耐性を付けたいとも思った次第です。白い上高地もいいものなどで興味ある方は行ってみましょう!
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