桜満開の屏風岩 天空の花見

2013年04月20日(土) [日帰り]

• GPS: 04:00
• 距離: 6.3km
• 登り: 619m
• 下り: 602m

コースタイム

屏風岩公苑8:00-(公園内を花見散策)-8:30登山口-9:00住塚山9:15
-9:25ゼニヤタワ-9:45国見山9:55-10:10ゼニヤタワ-10:25住塚山10:30
-10:45長野分岐-10:55一ノ峰(随所で桜を見下ろしながら屏風岩上を移動)
-11:20若宮峠-11:30屏風岩公苑(昼食・花見散策)12:40

天候

晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

屏風岩公苑の駐車場は4〜50台くらい駐車可能。
桜の季節は人が多く朝8時くらいには満車になるのだが、今回は半分くらい空いていてちょっと拍子抜け。
とはいっても、昼前に屏風岩から下りてくると駐車待ちの車が5〜6台。
やはり早い方がいいようです。
駐車料金は500円取られるが、先週吉野で1,500円も取られたばかりなので割安感一杯。
なお、トイレが新しくなっている。前のはちょっと汚かったので嬉しい。

コース状況／危険箇所等

屏風岩の上は道はしっかりしているけど、絶壁の上なので慎重に歩かないと危険。
落ちると確実に死にます(笑)。
住塚山から国見山の往復はよく踏みこまれた道ですが、
国見岳の手前の稜線に2ケ所両側が切れ落ちたやせ尾根があります。

写真

4/20 8:23

朝の屏風岩公苑。
桜が輝いている。

4/20 8:24

200mを越える柱状節理の絶壁。

4/20 8:24

桜は10mを軽く超えるかなりの巨樹。

4/20 8:25

ツツジも艶やか。

4/20 8:35

公苑から先は杉林の中をつづら折りに登る。
きついしブラインドだし、つまらん。
とついつぶやいてしまう。

4/20 9:03

住塚山から曽爾の山。
手前の三角3つは屏風岩の裏側。

4/20 9:06

住塚山1,009m。

4/20 9:26

下りに下ってゼニヤタワ。

4/20 16:41

登り返しが辛い。

4/20 9:45

国見岳。1,018m。
久しぶりの青空登山。

4/20 10:02

アセビの花も満開。
これも巨樹。

4/20 10:26

住塚山に戻り曽爾高原を遠望。
手前は屏風岩の裏側。

4/20 10:55

屏風岩一ノ峰の頂上。
ぱっと見、木に囲まれた地味な小ピーク。

4/20 11:01

木々の間から覗くと200mの断崖。
怖っ。

4/20 11:07

でも下界に広がるのはピンクの絨毯。
あの巨樹が小さく見える。
花見をする人影は芥子粒にも満たない大きさ。

4/20 11:11

天空の花見を堪能。
足がすくむのが難点(笑)。

4/20 11:43

公苑に下りて再び屏風岩を見上げる。
あの上から見下ろしたんだね。

4/20 16:45

花見弁当でないのが残念だがおにぎりとカップ麺を食べながら花を堪能。
今日はBLACKMISO。

4/20 11:57

視界の端から端まで1.5�劼眤海�屏風岩。

4/20 11:57

4/20 12:29

3人でも抱えきれないほど巨樹。

4/20 16:48

紅葉も見事。
若葉なのに紅い。

4/20 12:35

遠くに見えるトンガリは局ヶ岳？
奥伊勢のマッターホルン(笑)。

4/20 12:38

白いのも美しい。

4/20 13:01

えっ!?
今月の新湯の予定だった奥香落谷温泉が休館中。
124ヶ月連続新湯入湯がピンチ。

撮影機器：

PENTAX Optio W60 PENTAX

感想

ikomaniyon

奈良の桜と言えばまず吉野山の名が上がりますが、
それに次ぐ名所として、郡山城、高田の堤、又兵衛桜、氷室神社のしだれ桜、
次々に思い浮かびますが、
屏風岩公苑の桜こそが一押しだと思っています。
他の桜も素晴らしいと思いますが、
城にしても、川堤にしても、巨樹にしても、しだれ桜にしても、
全国的にはよく似たシチュエーションはいくらでもあります。

その点、高さ200mもの柱状節理の断崖の上からの花見なんて、
屏風岩だけでしか楽しめません。
もっとも、あまりたくさん押しかけられても、
危ないからとか言って、柵でも作られてはぶち壊しですし、
まして、通行禁止になったりしては目も当てられないので、ほどほどに楽しみましょう。
公苑から見上げる桜と屏風岩の組み合わせだって素晴らしいですし。

なにはともあれ、ようやく満開の桜を青空の下で堪能した山行でした。