鎌倉宮〜大平山〜大丸山

2021年01月20日(水) [日帰り]

• GPS: 03:44
• 距離: 15.2km
• 登り: 324m
• 下り: 300m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:15
• 休憩: 0:22
• 合計: 3:37

距離 15.2km 登り 335m 下り 301m

9:44 鎌倉宮
9:46 9:55 永福寺跡
10:02 亀ヶ淵
10:16 10:18 獅子舞
10:19 10:23 天園休憩所
10:24 10:25 天園
10:30 10:33 大平山
10:36 10:37 大平山公衆トイレ
10:42 天園休憩所
11:02 11:03 みず木山
11:15 11:16 大丸山
13:21 洋光台駅

天候

晴れ（風は冷たい）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
鎌倉駅東口から大塔宮行きの京急バス（鎌20系統）に乗車。
終点の大塔宮バス停で下車して徒歩。

■帰り
洋光台駅まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所はありませんでした。
数ヶ所で倒木がありましたが、いずれも処理済みでした。

写真

1/20 9:37

今日は大塔宮バス停からスタート。ラッシュアワーを避けたので、出発時刻が遅めです。

1/20 9:38

鎌倉宮（大塔宮）。後醍醐天皇の皇子、護良（もりなが）親王が祀られています。

1/20 9:47

大塔宮から北東に向かって少し進み、永福寺跡に立ち寄りました。

1/20 9:48

永福寺跡から伸びるハイキングコース。ここから大塔宮の裏山を経由して、大平山の西尾根へと出られるかもしれません。

1/20 9:49

鎌倉周辺の山々はスダジイ・タブノキ・アカガシ・モチノキなどの常緑樹が多いため、冬でも青々としていることが多いです。

1/20 9:55

永福寺跡から獅子舞へ向けて歩き始めると、崖崩れの跡地が数箇所ありました。

1/20 10:01

崖崩れの跡に気を取られていると、あっという間に路面が砂利道になり...

1/20 10:02

そして山道へと変わりました。

1/20 10:04

獅子舞ルートの最下部は流路と重なっているため、冷え込みの厳しい日は路面の凍結に気を付けた方が良さそうです。

1/20 10:07

謎の分岐点。私は右側のルートを選択しましたが、左側のルートでも大平山に登れるかもしれません。

1/20 10:09

切り通しの法面に繁茂するシダ類。リョウメンシダやヤブソテツ類、ミゾシダ(？)など、様々な種が混生していました。

1/20 10:11

谷間の道にクマザサが出てくると...

1/20 10:13

この辺りが見事な紅葉で有名なエリアだと思います。
高木がイチョウ、亜高木がイロハモミジという組み合わせなので、人為的に植えられたものだと思います。

1/20 10:17

獅子岩。私はそれほどライオン成分を感じません(笑)

1/20 10:20

獅子岩から少し登ると、天園ハイキングコースの尾根道に到着。

1/20 10:21

ちょっとした岩場を登ると...

1/20 10:22

鎌倉市街地と相模湾の展望を楽しめました。

1/20 10:27

さらにサクサク歩いていくと、あっという間に大平山に到着。

1/20 10:29

大平山山頂の標識も一応撮っておきます。

1/20 10:29

休日だとハイカーで賑わう大平山も、今日は平日なので私一人でした。

1/20 10:33

ハコネウツギの実。実なのに木質化して硬くなっています。

1/20 10:39

天園からの一枚。鎌倉の市街地がよく見えます。

1/20 10:40

天園の茶屋跡付近に向かうと、横浜市内最高地点に到着。

1/20 10:44

ここが鎌倉霊園方面に下るバリルートの下降点らしいですが、あまり歩かれていないようですね...

1/20 10:45

天園〜市境広場の間には大きな倒木がありましたが、通行には支障ありませんでした。

1/20 10:49

天園〜市境広場の間は、登山道の両脇に濃密なササ藪が続きますが、ヤブ漕ぎするような場所はありませんでした。

1/20 10:57

途中で数ヶ所の切通しがありましたが、このように不思議な削られ方をして、オーバーハングしたような形の切り通しもありました。

1/20 11:00

横浜市と鎌倉市の境にある市境広場に到着。やはり平日だと人が居ませんね。

1/20 11:00

市境広場から丹沢山地がよく見えました。

1/20 11:02

横浜自然観察の森との分岐点。ここまで来れば、大丸山はあと一息です。

1/20 11:04

尾根道の木々の切れ間から、うっすらと富士山が見えました。

1/20 11:07

市境広場を過ぎると、切り通しなどもなく平坦で歩きやすい道が続きます。

1/20 11:11

今日はこの階段を使って、南西側から大丸山にアプローチしてみます。

1/20 11:12

階段を登った後は、ササとアオキの藪の中を進んでいきます。

1/20 11:14

藪の中に付けられた曲がりくねった道を数分ほど歩いて、ようやく大丸山に到着。

1/20 11:15

今日は大丸山から北の円海山方面には向かわず、東のひょうたん池方面へ下山します。

1/20 11:16

ひょうたん池〜大丸山間は、横浜環状道路南線の工事が始まってから長い間通行できなかったので、ここを歩くのは本当に久しぶりです。

1/20 11:17

この常緑樹の葉は、縁が波打っているのでナワシログミですね。

1/20 11:18

ナワシログミの葉を裏返すと、銀白色のツルグミとは違って、やや茶色がかった感じです。

1/20 11:20

このルートは円海山周辺では珍しく、階段がとても多いです。ひょうたん池のすぐ手前まで、階段が続きました。

1/20 11:24

ひょうたん池。今朝は冷え込んでいたので、池の表面が凍っていました。

1/20 11:28

ひょうたん池を過ぎた後、横浜環状道路南線の工事現場の下をくぐり、さらに横浜横須賀道路の高架下に沿って北へ進みます。

1/20 11:34

この右手に見える階段から、金沢動物園方面に入りました。

1/20 11:41

階段を登って一旦林内に入りますが、5分程度で金沢動物園の駐車場脇（G8地点）に出てきました。

1/20 11:41

先程のG8地点は、このゲートのすぐ右側となります。

1/20 11:43

日差しを浴びたパンジー。鮮やかな色を見てリフレッシュできました。

1/20 11:46

今日の昼食はおにぎり。じっとしていると寒いので、急いで食べました(笑)

1/20 11:57

昼食を食べた後は、北東の能見堂緑地に向かって進みます。

1/20 12:09

10分ほどで能見台2丁目への出口（G9地点）に到着。今日は能見堂緑地まで行かず、ここで登山道から住宅地へと降りました。

1/20 12:11

住宅地へ出ると、能見台どら猫がお昼寝中でした。

1/20 12:11

能見台2丁目は碁盤の目のように区画整理された新しい住宅地で、朝に通過した鎌倉の住宅地とは正反対です(笑)

1/20 12:14

能見台2丁目は高台なので、東京湾方面を一望できました。

1/20 12:25

能見台2丁目から少し下って、横浜氷取沢高校の前を通過します。

1/20 12:28

横浜氷取沢高校の脇にあるこの階段を登ると...

1/20 12:30

岩船地蔵に到着。栃木市の岩船山高勝寺がご本尊だそうです。

1/20 12:39

岩船地蔵を通過した後、笹下釜利谷街道に沿って北へ向かいます。

1/20 12:47

上中里交番前交差点。ここを左折して、これまで歩いたことがないルートで磯子カンツリークラブ方面に向かいます。

1/20 12:51

植え込みのアジサイの葉が寒さで萎れていましたが、冬芽は無事のようです。

1/20 13:20

ゴール地点の洋光台駅に到着。半日のハイキングでしたが良い運動になりました。

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

ソフトシェル フリース 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 飲料 GPS 笛 ファーストエイドキット 日焼け止め

感想

ardisia

[ルート]
仕事に若干余裕が出来たので休みを取ったのですが、自宅から歩ける範囲で半日でサクッと歩けるルートはほぼ歩き尽くしていたので、少しだけ公共交通機関を使って移動して、鎌倉から自宅に向かって歩くルートを計画しました。
今回は初めて歩く獅子舞ルートと、久々に歩く大丸山〜ひょうたん池間のルートに加えて、舗装路でもこれまでに歩いたことのない道をチョイスしてみました。

[展望・景色]
・大平山：山頂から北側（横浜市方面）はよく見えましたが、南東側は太陽が眩しすぎてよく分かりませんでした。
・大丸山：山頂から南側がよく見えましたが、マスクを付けずに密になって談笑している熟年ハイカーの集団が居たので、今日は早々に退散しました。

[動植物]
鎌倉宮（大塔宮）の周辺の林では、シジュウカラやコゲラなどの鳴き声があちこちから聞こえました。
一方で天園ハイキングコースに入ると、たまにヒヨドリやガビチョウ、アオジを見かける程度で、それほど野鳥は多くなかったです。
日当たりのとても良い立地ではヤブツバキが花を咲かせていましたが、半日陰〜日陰では花が咲いていないようでした。

[飲食・お土産]
特になし。

[その他]
登山道が横浜横須賀道路に接している箇所では、2Lのペットボトル、発泡スチロールの箱、弁当のゴミなど、驚くほど沢山のゴミがありました。
おそらく高架上の横浜横須賀道路からゴミを投げて、そのゴミが登山道に落ちてきたのだと思いますが、マナーの悪い人は決して少なくないんだなと感じました。