粟ヶ岳 新潟 絶賛クラスト中 新潟百名山No.4-8
- GPS
- 06:52
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝は放射冷却もあってガチガチにクラスト。昼前になるとモナカ雪で足取られまくりました。 |
写真
感想
午後から学校がありましたので、午前中に行って帰って来れるところで粟ヶ岳でした。前回の教訓(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2138245.html) を活かして、少し早めにスタートしました。この時とは駐車地点もだいぶ違いますし雪の状況もだいぶ違うので一概に比較はできませんが今回は結果的にだいぶゆっくりと昼ごはんを食べる時間もできて良かったです笑
↓↓ここから本題です↓↓
先日の大雪が降ってからしばらくは天気が安定しており特に先週末は天気も良かったので多くの登山者が入っていたのもあり、トレースがガッツリついていました。当日の早朝は前日夜から続いている快晴、気温も低く放射冷却のせいもあって雪はガチガチにクラスト、至る所で凍っていました。橋から登山口に至る林道も普段はズボズボ埋まりますがツボ足でもなんのその。早歩きしても何もありませんでした。問題はここから先、川沿いの崖についた道を歩くところがどうなっているかなぁと心配していましたが、見事に的中しました。写真最後の3枚のような状況なんですが、昼間はまあ特に問題ありません。問題は夜で崖から絶え間なく落ちてくる水滴が下の雪に触れて固まり氷になります。そしてこの雪たちは表面が氷化したものになるのでどこに乗っても滑るしとにかく硬くなってます。まあなんとかして20mを5分ぐらいはかけて通りましたが、結構ヤバいです。ここさえ抜ければあとは特に問題なくいけると思います。朝の雪の締まり方が尋常じゃなかったので、早々にアイゼンをつけて登りに入りました。粟薬師を超えて、稜線に出てしばらくすると日が上ってきて明るくなりました。宝蔵山方面の景色も開けてきて、右手には常に守門が見えているので結構楽しい稜線です。背後には新潟平野、夜まだ暗い時間帯には夜景も見えます。750m付近の急登に差し掛かり、トレースどうりに行けば全く問題ないですがとにかく雪が締まって硬かったので雪壁登ってるみたいな感じになっちゃいました。午の背まで来ると山頂方面の視界も一気に開きますが、ここで視界に入ってきた午の背が、予想よりも尖ってて驚きました。朝の崖沿いの道歩いたのに比べれば全く怖くありませんでしたが、それでも多少は、、、でした笑 ここを超えて9合目の棒が見えてきたらもう山頂は目前です。最後に山頂までの急登を登り切ればゴールです。ここもテカテカに凍っていてアイゼンがよく効きました。稜線に向こう側に広がる景色を見た時は、「あぁ、来てよかっなぁ〜、」ってやっぱり思っちゃうものですね。今回も例に漏れずそう思いました。午後から雲が多くなってくる予報ではあるものの、この時間帯はまだ快晴。磐梯西吾妻から、尾瀬の燧ヶ岳、この間登った日光白根、妙高火打、佐渡までとぐるっと絶景でした。山頂で少しドローンを飛ばしたりしてゆっくりした後は時間との勝負の始まりです。学校に間に合うように早足で下山しました。粟薬師の上ら辺までは良かったんですが、そこから下は雪が腐りまくってて一歩踏み出すごとに足が埋まりストレス溜まりまくりって状態だったので、スノーシューに換装しておりました。スノーシューに変えたら全く埋まらなくなったのでやっぱすごいなぁと感心してしまいました。下の崖の道のところもスノーシューで通れるかなと心配してましたが通れたので林道までそのままスノーシューで進み装備を取ったりつけたりする時間も削減できて良かったかなと思っています。
また今日の雨で道の状況は変わってると思いますし、金〜土日にかけての低気圧と雪でだいぶ状況は変わると思いますので行かれる方はご注意を!!!!
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