竜馬ヶ岳・岩岳山・入手山(杉川林道から)
- GPS
- 07:10
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,314m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
杉川林道は路肩崩落により、起点から1.4Km付近で車両通行止め。 直前に数台分の駐車スペースがありますが、工事実施日は使用できないと思われます。 |
写真
感想
杉川林道から玄馬沢を経て竜馬ヶ岳に登り、岩岳山・入手山へ南下し、入手山から
東尾根を降りてゲートへ戻る周回するコースでアカヤシオを見に行きました。
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杉川林道は路肩崩落により、起点から1.4Km付近で車両通行止め。
直前に駐車スペースがあるが、看板によると工事実施日は使用できない模様。
ここに車を置いて出発する。(他に2台止まっていたが釣り人かもしれない。)
7:30歩き出し、通行止めでなければ入れたゲートを7:56通過。
樫乃沢橋手前も山側が崩れていて、樫ノ沢右岸の作業道が落ちていた。
ここに戻ってくる予定なので、やっかいだなと思ったが先へ進む。
橋を渡った先の作業小屋手前から左側の林道支線を登って行く。
20分程で終点の広場に着き、その先は登山道になっている。
レンガ作りのカマドのある飯場跡に着いたら、玄馬沢へ降りる。
少し下流側に木の橋が架かっている。
登りに使う時(右岸から左岸へ)は下りになっていて下流側へ傾いている。
そして、歩くと揺れる。今回はパスして渡渉する。
玄馬沢を渡ってからは、薄い踏み跡を辿って暗い植林の中を登る。
右手に小さな沢が現れ、赤テープがあったので渡って対岸を確認してみる。
すると小尾根にからむ所に赤テープと踏み跡が有ったので、これを辿ることにする。
しかし、道はかなりの急斜面でほとんど踏まれていない。
尾根に乗るまでにかなり体力を消耗した。次の機会があればこの道は使いたくない。
(沢を渡らずに登った後道がトラバース気味になり、伐採地で道が消えたら上って尾根に乗る方が楽だと思います。)
尾根に乗ってしばらくするとはっきりした踏み跡と合流し歩きやすくなる。
一旦傾斜が緩み土場跡に出て展望が得られる。岩岳山とその右に神社峰が確認できる。
この先で林道のカーブにぶつかり、林道を歩かずそのまま尾根通しに山に入る。
その後は微妙に方向を変えながら竜馬ヶ岳の山頂を目指す。
踏み跡がはっきりしない所もあり、上りなので適当に歩くが下りは難しいと感じる。
標高を稼ぐと落葉した木の中を進むようになり、気分も明るくなってくる。
1440m辺りには木に古い道標が掛かっており、「竜馬岳」、玄馬沢、杉川林道を指している。
この辺はもう山頂部に乗ったような感じで緩やかに山頂へ向う。
稜線は充分に陽は当たっているものの風が強く寒い。
静かな竜馬ヶ岳の山頂で休憩した後、岩岳山に向う。
途中、新しい倒木が完全に登山道を塞いでいる所もあった。
岩嶽神社を過ぎ、荷小屋峠からの道が合流すると人が増える。
ここまでアカヤシオは竜馬ヶ岳の東側でツボミが見られた程度だったが、ここからは花が見られるようになる。
岩岳山の山頂で昼食休憩にする。
山頂では、南下する道が直ぐにはわからないグループが複数あった。
東尾根にもマーキングが付いていて、そちらに誤って入ったら大変だ。
自分が座っているベンチの横がコースだったので、声をかけて案内した。
お腹もふくれ、自分も入手山へ南下する。
小俣川へ下る道との分岐の先に、樫ノ沢左岸尾根を示す古びた道標を発見。
ちょっとのぞいて見たが、おいそれと踏み込めない雰囲気だった。
入手山付近もアカヤシオが楽しめた。
入手山からハイキングコースを外れ、山頂から北へ少し戻りぎみに東へ伸びる尾根に入る。
マーキングも有り、1022m標高点は地形的にわかりやすいのでここまでは問題なく下る。
その後は東北東へ進路を定めて下る。
900mをきってくると南側が伐採跡地に広葉樹が生えた植生となってくる。
尾根上もヤブがうるさく、北側に少し逃げて下っては尾根に戻って外していないかを確認しながらの下降となる。
たまにマーキングも有るが、何度も道を外しているのではないかと思った。
そうこうしているうちに、たまたま下方に杉川林道沿いと思われる地面が目に入った。
高度計に目をやると610m。地図を確認するとそろそろ樫ノ沢へ向けて尾根を外れることを考えなければならない辺りか。
北側の樹林を見ると赤布を発見。樹林に入ってみると作業道らしき薄い踏み跡が付いている。
ヤブこぎに疲れていたこともあり、迷い無くこの跡を辿る。
やがて樫乃沢橋が見え、一安心。(うまく作業道に乗り換えられたのはかなりラッキーでした。)
最後の問題は、林道手前の崩落した箇所の通過。
一旦河原に下りて、対岸も含めて上がるのに良さそうな所が無いか見回す。
結局崩落した箇所の林道側を目指して登ることにする。
当然のことながら崩れ易い斜面で、滑落しないように神経を使いながらよじ登った。
作業道に復帰し、ガレを乗り越えて杉川林道に出た。
後は新緑を楽しみながら30分ほど林道を歩いて車に戻った。
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