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Yamareco

記録ID: 6770832
全員に公開
ハイキング
甲信越

岩岳・京丸・ボンジ山

2024年05月05日(日) ~ 2024年05月06日(月)
 - 拍手
paku_ utchee その他5人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:17
距離
24.1km
登り
2,038m
下り
2,418m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:27
休憩
1:13
合計
6:40
8:01
8:02
47
8:49
8:53
97
10:30
10:56
35
11:38
11:59
61
13:00
13:21
73
14:34
宿泊地
2日目
山行
8:51
休憩
0:45
合計
9:36
8:02
101
宿泊地
9:43
10:03
137
12:20
12:38
106
14:24
14:31
187
17:38
ゴール地点
天候 5日:はれ☀️15℃位
6日:くもり・霧☁️8℃位
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●岩岳山
岩岳山登山者P(旧シンフォニー)
登山口まで林道徒歩60分

●ボンジ山
勝坂神楽伝承館(旧勝坂小学校の校庭)
赤い大橋を車でわたるとT字路があり、
標識は何故か右矢印だが、
左折して神社横から回りこむ形で
坂路を登ると校庭に出られる。
トイレ棟(水洗ではないが綺麗に保たれているボットン和式と小便器が4基ずつ。手を洗う水はない)あり。
炊事棟の裏(沢の横)が登山口。

登山口間の車移動は約45分
コース状況/
危険箇所等
■混み具合
 岩岳山は車3台ほど。
 ボンジ山は車1台。

■アカヤシオ/シロヤシオ
 一年前の同日はアカヤシオ満開だった
 らしいが、今年は終了。
 数株を日影や北斜面に見るのみ。
 シロヤシオは来週が満開ではとのこと。

■ヒル
 滝の手前H=750m付近で1匹だけ。

■水場
 登山口~荷小屋峠で3回程沢で取水可。
 高塚山南尾根(登山道)と東尾根の間に
 ある深い谷を100m程降ると取水可。

■ササ藪
 かつて高塚山~京丸は猛烈なササ藪で、
 背丈を超す藪を攻略するためゴーグルと
 ヘルメットが必須装備だったみたいだが
 今はヤブとしては皆無。
 消失原因は、鹿か、はたまた一斉開花?
 現在の林床はスゲの類が主です。

■ボンジ山からの下山(勝坂方面)
 麓に登山口とあるし公式登山道っぽいが
 その割には難易度が高め。
 目印薄く青スズラン、赤布、色テープ。
 水窪100山なんかは昨今道迷い防止で、
 山に生きる会がピンテ大量設置してるが
 本登山道は新しいピンテほとんどない。
 くわえて国有林や分収造林地が厄介だ。

 <厄介な国有林>
 国有林は民有林との土地境界にCo柱を
 建てているが結構な頻度で見回るのか、
 藪が払われてたり、踏み跡ついてたり、
 Co柱の近くの木にピンテついてたり。
 これが厄介で、下山時は傾注しないと、
 登山道と異なる尾根に引き込まれ易い。
 今回、一瞬ボンジ山南東尾根に迷った。
 (早期に違和感を覚え気づけたものの)

 <H=1125m>
 私の記録では北西尾根に迷ってますが、
 普通は迷わない(あきらかにヤブ)。
 私が勝坂小位置を誤認していただけ。

 <H=1000~750m>
 分収造林地の管理用ピンテが煩い。
 同時に、登山道の目印がごく薄い地帯。
 方角は一定なのでコンパスを信じる。
 南を向かないよう意識する。
 林業でピンテ使うのやめてほしい。
 林業側も逆のこと言ってそうだけど…

 <H=737m地をかすめる所>
 地形図上の導水路トンネルと交差する
 真西で道が逸れてく。そこに目印数点。
 交差地点でしっかり破線道に乗ってれば
 登山道を見失わない。
 直前の尾根には細めの倒木が多数あり、
 おまけに尾根やや下(初沢側)に
 薄い道あるが尾根から離れすぎない事。

 <H=550mからの降り>
 降下点自体は迷わないがそこから下は
 数年前に間伐されたであろう人工林。
 伐倒木と陽が射して繁茂した藪で
 とにかく道がわかりにくい。
 下へ行くほど顕著でH=400mの頃には
 背丈程のシダ群落に襲われる。
 ここまで来たら遮二無二進む選択もある
 かもだが、慎重に道を探す方が絶対楽。
その他周辺情報 浜北(遠州芝本駅付近)「台湾料理 利葒縁(りこうえん)」
たぶん夜に営業してる最寄りの飲食店。
GoogleMapでは日中のみの営業だが、店看板は0時まで。
でも22時頃には蛍の光が流れる。。。
ちなみに20時位の時点では混みすぎないけど賑わってる。PayPay使える。
竜馬ヶ岳。「りょうまがたけ」と読みたいところだが正しい読みは「りゅうばがたけ」らしい。
2024年05月05日 13:04撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
5/5 13:04
竜馬ヶ岳。「りょうまがたけ」と読みたいところだが正しい読みは「りゅうばがたけ」らしい。
各種ツツジ(アカヤシオ、シロヤシオ、トウゴクミツバツツジ、サラサドウダン)
2024年05月05日 13:23撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
5/5 13:23
各種ツツジ(アカヤシオ、シロヤシオ、トウゴクミツバツツジ、サラサドウダン)
その他の花とか(ハシバミかな?、オオカメノキ、ギンリョウソウ、シャガ)
2024年05月05日 13:58撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
5/5 13:58
その他の花とか(ハシバミかな?、オオカメノキ、ギンリョウソウ、シャガ)
初日の夜。持ち寄った食材でささやかな宴会。井川(南アルプスの麓)で獲れたシカ肉をいただいたので、ジャーキーにしてみました。
2024年05月05日 18:15撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
5/5 18:15
初日の夜。持ち寄った食材でささやかな宴会。井川(南アルプスの麓)で獲れたシカ肉をいただいたので、ジャーキーにしてみました。
高塚山。こんなところから水窪町。よく行く茶臼岳とおなじ三百名山。
2024年05月06日 10:01撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/6 10:01
高塚山。こんなところから水窪町。よく行く茶臼岳とおなじ三百名山。
京丸山。ここに来る時いっつもこんな天気。
2024年05月06日 12:19撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/6 12:19
京丸山。ここに来る時いっつもこんな天気。
当初ナラタケモドキを疑っていたのですが、職場の先輩からは、胞子が黒い、軸が中空、群れているため、ナヨタケ科ではと。隣接木はイヌブナとクリ。わかる方いたら教えてください。
2024年05月06日 13:30撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/6 13:30
当初ナラタケモドキを疑っていたのですが、職場の先輩からは、胞子が黒い、軸が中空、群れているため、ナヨタケ科ではと。隣接木はイヌブナとクリ。わかる方いたら教えてください。
ボンジ山東の分岐。とても親切。ここは迷わない。
2024年05月06日 14:06撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/6 14:06
ボンジ山東の分岐。とても親切。ここは迷わない。
ボンジ山(梵字山)。こだわりを感じる山名板。ボンガ塚もそうだけど山名の由来が気になり過ぎる。
2024年05月06日 14:25撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/6 14:25
ボンジ山(梵字山)。こだわりを感じる山名板。ボンガ塚もそうだけど山名の由来が気になり過ぎる。
キセキレイ、キバシリ(樹幹を駆け上る様も面白いけどお腹の純白にも注目!)、ヌメリガサ科の何か(ベニヤマタケ、ヒイロタケなど)
2024年05月06日 16:52撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/6 16:52
キセキレイ、キバシリ(樹幹を駆け上る様も面白いけどお腹の純白にも注目!)、ヌメリガサ科の何か(ベニヤマタケ、ヒイロタケなど)
石積の美しさ、巨石を積み上げる労力、そして放置されて伸びに伸びたイヌマキ!ノスタルジーを感じずにはいられない。
2024年05月06日 17:34撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/6 17:34
石積の美しさ、巨石を積み上げる労力、そして放置されて伸びに伸びたイヌマキ!ノスタルジーを感じずにはいられない。
登山口(梵字山登口)に到着。お疲れ様でした🙌
2024年05月06日 17:49撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/6 17:49
登山口(梵字山登口)に到着。お疲れ様でした🙌
勝坂小学校。赤い屋根(炊事場)と白い屋根(トイレ)の間がちょうど登山口。
2024年05月06日 17:42撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/6 17:42
勝坂小学校。赤い屋根(炊事場)と白い屋根(トイレ)の間がちょうど登山口。
我々と同い年(昭和62年竣工)の大橋。同時に複数台で渡らない方が良いかもしれない。
2024年05月06日 17:58撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/6 17:58
我々と同い年(昭和62年竣工)の大橋。同時に複数台で渡らない方が良いかもしれない。
撮影機器:

装備

個人装備
雨具 ヘルメット 手袋 スキーストック1本 ザック(65ℓ) 食事(調理器具+行動食+非常食) 水分(飲料720ml+取水2.5L) ナイフ まな板 コンパス ヘッドランプ(予備電池含む) 太陽光ランタン 保険証 携帯(GPSアプリ+予備バッテリー含む) ココヘリタグ テン泊セット(1人用。寝袋♯3+エアマット+銀マット) デジカメ 双眼鏡 手鋸
共同装備
酒(500ml缶×6本+720mlワイン) 餃子など<br />他の人達は 日本酒四合瓶とか350ml缶×6本とかネギとか調理器具とか持ってた。
備考 ナイフと手鋸は持ってって良かった。
まな板はデカすぎた。小さくて軽いのが欲しい。

感想

お誘いいただいたお花見山行。
この山域に来るのも7回目だけど、遂に噂のヤシオツツジ(赤・白)を見るに至る。
自分は正直そんな花好きじゃない人だと思うけど、確かにこれは、来たくなる人の気持ちがわかる。
そういう風に思えたのも、メンバーか良かったからなのでしょう。
「花が見れて幸せだぁ」とあんまりに皆が言うものだから、何だか自分もそんな気持ちになってしまいました。不思議です。とても充実した時間でした。

2日目は高塚山で分隊し、われわれ2人がボンジ山から、他の5人がキマタ山から、それぞれ下山。

ボンジ山は思いのほか難易度の高い下山路で、低山の方が迷いやすいというのはこういうことなのでしょうか。山の手入れで人の痕跡(関係ない踏み跡とかテープ類とか)が多いのが厄介。
でもお陰様で地形図・コンパス・高度計を片手に、ああでもないこうでもないと歩けたのは良かった。独りだと緊張が勝るが、2人だと楽しい。
最後に岩岳山登山者駐車場でヨタカ(夜鷹)の声を聴けて、最高の締めくくりです。


今回の反省点は、1.折角ペットボトルに移し替えた花の舞(日本酒)500mlを家の台所に忘れたこと(しかも嫁っ子に水と勘違いされて捨てられた)。2.初日林道で捕ましたマムシを何となくリリースしてしまったこと。ナイフあったんだし夜に捌いて食べれば良かった。どちらもとても後悔。


<確認した野鳥>
※姿を見れた鳥は●印(あとは声のみ)
※特に嬉しかったものに★印

ヨタカ★(登山口。ピョ ピョ ピョ ピョ....)
ジュウイチ
ツツドリ(よく聞く)
アオバト
コゲラ●
アオゲラ
カケス●
ヒガラ
ヤマガラ
コガラ●
シジュウカラ
ヒヨドリ(稜線で鳴いててびっくり)
ウグイス
ヤブサメ★
センダイムシクイ(さえずりまくり)
メジロ
ミソサザイ(さえずりまくり)
ゴジュウカラ(安定のよく通る声)
キバシリ●★(鈴のようなリ゛ー)
アカハラ★
オオルリ
コルリ★(さえずり初認)
キビタキ
キセキレイ●(登山口)
ビンズイ★(ヒバリ+ツィーツィーツィー)
イカル●(今年この子のさえずり覚えたい)
クロジ?(かなり自信ない)

<その他>
コジュケイ
ニホンノウサギ●(国道362号線)

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