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Yamareco

記録ID: 289758
全員に公開
ハイキング
奥秩父

作場平橋から笠取山〜唐松尾山

2013年04月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:09
距離
20.7km
登り
1,442m
下り
1,396m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:23
休憩
2:45
合計
10:08
4:47
4:49
51
5:40
5:51
11
6:02
6:03
9
6:12
3
6:15
6:16
24
6:40
6:44
2
6:46
6:49
13
7:02
23
7:25
7:26
30
7:56
8:02
29
8:31
8:37
31
9:08
10:29
33
11:02
11:06
90
12:36
12:47
45
13:32
5
13:37
13:39
19
13:58
14:30
2
14:32
ゴール地点
作場平橋(4:25)−一休坂分岐(4:50)−笠取小屋(5:45〜55)−雁峠分岐(6:05)−笠取山(6:45〜50)−唐松尾山(8:30〜40)−西御殿岩(9:05〜10:35)−山ノ神土(11:05)−黒えんじゅ分岐点(12:35〜45)−中島川橋(13:40〜45)−作場平橋(14:00)

下山後GPSの電源を切り忘れ、作場平橋から車で2キロほど先まで記録が残ってしまった。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高速で勝沼ICへ
フルーツライン〜国道411号経由で登山口のある甲州市一之瀬高原へ
作場平橋登山口駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
特に危険な場所はない。

今回は唐松尾山から西御殿岩へは地図にはない稜線をたどった。
踏跡はありテープを着実にたどれば問題ない。
西御殿岩は奥秩父有数の大展望台で360度の大パノラマながら訪れる人は多くないようだ。
登り返しは大変だが、天気が良ければ苦労は間違いなく報われる。
笠取小屋へはだらだらとした登りが続く
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笠取小屋へはだらだらとした登りが続く
笠取小屋
連休初日だが管理人は不在
笠取小屋
連休初日だが管理人は不在
笠取小屋から大菩薩
北から見た大菩薩はピラミダルな山容
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笠取小屋から大菩薩
北から見た大菩薩はピラミダルな山容
雁峠分岐
燕山
燕というよりは蝙蝠
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燕山
燕というよりは蝙蝠
多摩川、荒川、富士川の分水嶺
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多摩川、荒川、富士川の分水嶺
富士の頭は雲の中
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富士の頭は雲の中
笠取名物の激登り
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笠取名物の激登り
嫁さんは元気
笠取には三つのピークがあり最初のピークに山梨百名山の標柱
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笠取には三つのピークがあり最初のピークに山梨百名山の標柱
笠取山頂から南側の展望
富士山と大菩薩
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笠取山頂から南側の展望
富士山と大菩薩
南アルプスも雲の中
南アルプスも雲の中
左奥は国師
1953メートル独標はこのピーク
つまりここが本当の山頂
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1953メートル独標はこのピーク
つまりここが本当の山頂
笠取を過ぎると笹とカラマツ林
笠取を過ぎると笹とカラマツ林
黒槐ノ頭周辺は針葉樹林
雪も残る
黒槐ノ頭周辺は針葉樹林
雪も残る
富士の雲が取れた!
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富士の雲が取れた!
シャクナゲの密生地を抜けると
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シャクナゲの密生地を抜けると
正面に唐松尾が
唐松尾山頂
樹林に囲まれ静かな山頂
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唐松尾山頂
樹林に囲まれ静かな山頂
西御殿岩
訪問者は少ないが奥秩父有数の展望台
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西御殿岩
訪問者は少ないが奥秩父有数の展望台
大菩薩と富士山
飛竜から雲取
左奥の三角錐は武甲
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左奥の三角錐は武甲
和名倉への稜線
左奥は浅間山
右のギザギザが両神
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左奥は浅間山
右のギザギザが両神
両神アップ
唐松尾の左奥は国師、さらに南アルプス
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唐松尾の左奥は国師、さらに南アルプス
南アルプス
雲がかかっているが右から甲斐駒、鳳凰
鳳凰の背後に北岳、間ノ岳
手前は乾徳山から黒金山
南アルプス
雲がかかっているが右から甲斐駒、鳳凰
鳳凰の背後に北岳、間ノ岳
手前は乾徳山から黒金山
お昼はうどん
山ノ神土
奥秩父縦走路は巻き道になっており何度もガレ場を渡る
ここは砂防ダムの上を抜ける
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奥秩父縦走路は巻き道になっており何度もガレ場を渡る
ここは砂防ダムの上を抜ける
ここは桟道と砂防ダム
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ここは桟道と砂防ダム
基本はこんな道だけど
基本はこんな道だけど
この沢はナメになっている
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この沢はナメになっている
これもナメ
黒エンジュ分岐点
黒エンジュ分岐点
中島川橋登山口
今度もBMW
一之瀬林道の展望台から
今日歩いた笠取から唐松尾までが一望できる
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一之瀬林道の展望台から
今日歩いた笠取から唐松尾までが一望できる

感想

GWももちろん登山。
前半は山梨の御坂、後半は信州諏訪の宿を予約して天気が良ければ登山、悪ければ温泉&グルメというプラン。

連休初日の27日は一ノ瀬高原から笠取山〜唐松尾という周回ルートを計画。
渋滞があるかも??ということでいつもよりも早く夜中の12時に自宅を出て中央道へ。
さすがにいつもよりも車は多いが懸念した渋滞はなく肩透かし。
途中のパーキングで時間調整を兼ね仮眠をとった後、勝沼からフルーツライン〜国道411号経由で一ノ瀬林道に入り午前4時前に登山口の作場平橋へ。

登山口の駐車場には車が3台ほどだが人の気配はない。。
準備をしているといきなりタクシーが2台到着し、7〜8人のグループが降り立った。装備から推察して縦走をするようだ。
日が長くなり4時半でももうヘッデンはいらないが、寒気のせいで空気が冷たい。

歩き始めて25分ほどでヤブ沢峠へ分岐、ここからはカラマツの中のダラダラした登り。例のごとく歩き始めは左足がしびれてピッチが上がらない。
沢に出て沢を詰めると笠取小屋。
管理人は不在でテントが2張。駐車場の車はこの人たちのものか??
ここからの大菩薩はピラミダルで「かっけー!!」

小屋から一息で草原に出ると雁峠分岐で左手には燕というよりはコウモリに見える燕山。このあたり霜柱でバリバリ。所持した温度計は氷点下4度。
分水嶺の標石を過ぎ水干への道を分けると笠取名物激登り、
痛い足を引きずりながら一気に登ると山梨百名山の標柱。
富士山から奥秩父までの展望が開けるが、富士の頭には雲、国師がデカい。
笠取には三つのピークがあり、1953メートルの独標があるのは笠取山の標識がある次のピークだが、ここは狭い。
寒いのでさっさと次に向かう。

水干からの道を合わせ笹とカラマツの中を黒槐の頭に向けて緩やかに登ると、やがて奥秩父らしい鬱蒼とした針葉樹林となる。時々雪が残るが大過はない。
黒槐の頭を巻くと南が開け雲が取れた富士山が見える。
シャクナゲをかき分け岩場を下ると正面に唐松尾が大きな図体をあらわす。
残念ながら登り返した唐松尾山頂は樹林に囲まれ展望は利かないが、これはこれで奥秩父らしい。

このあと西御殿岩へと向かうが、山ノ神土方面に下り道標に従って分岐を左に登り返すのが通常ルートだけど、稜線上にも踏跡がありそちらを進む。
踏跡は薄いがテープに従って進むと問題はない。
正規ルートを合わせ岩場をよじ登ると西御殿岩。
遮るもののない、360度の大パノラマは奥秩父随一の展望台。
でもいつ来てもここは人気がない。
ま、だからいいんだけど。

南には大菩薩を従えた富士、東は飛竜から雲取、その奥には武甲、和名倉
北は両神奥には浅間、西は奥秩父から南アルプス
いくら見ても飽かない素晴らしい眺め。
相変わらず気温は低いが風はなく、日差しは温かい。
素晴らしい景色をおかずに少し早いけど食事を兼ねて大休止。

1時間半ほど休んだけど、もちろん誰も来ない。
このあと山ノ神土へと下るがこの途中で二人ずれとすれ違い。
今日山中で見た初めての登山者。笑
沢のガレ場が繰り返す足場の悪い道を下ると十字路になっている山ノ神土。
このまま三ノ瀬に下り車道を歩いて戻るか??巻き道になっている奥秩父縦走路を黒エンジュ分岐点まで戻るか??
迷ったけど、結局後者に。

この道は小さな登降はあるものの、標高1750〜1800メートルの間でほぼ水平につけられており楽だが、その分距離は長くなる。
砂防ダムのある巨大なガレ場や気持ちのいいナメの沢を繰り返し渡ると黒えんじゅ分岐点。
直進すると笠取小屋に戻るが、ここは左折して中島川橋へ。
東京都水道局が整備した道は下りでも歩きやすい。
馬止で巡視路を分けると一足で中島橋登山口へ。

あとは一ノ瀬林道を2キロ歩けば作場平。
唐松尾の静寂がうそのように駐車場は満車。
みんな笠取、水干のピストンなんだね。

消えない左足の痛みと睡眠不足で西御殿岩まではちょっとヘロヘロだったけど、素晴らしい展望がすべてを消し去ってくれた。
連休初日から充実した山登りができて満足。

当初翌28日は本社ヶ丸から鶴ヶ鳥屋山へ縦走する計画だったので、下山後勝沼から大月に向かい登山口などを下見。
下見の結果車道歩き予想以上に長くなるので、嫁と相談して西御殿岩から見えた飛竜か和名倉に登ることに変更。
とりあえず三ノ瀬から将監峠あたりに登り、体調を見て飛竜にするか?和名倉にするか決めることに。
予約してあった御坂の宿に6時過ぎにチェックインしたらそのまま爆睡してしまった。

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体力レベル
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