【祝 新道開通】涌泉寺〜二上山雌岳〜二上山雄岳〜竹やぶトンネル道〜鳥谷口古墳
- GPS
- 01:52
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 401m
- 下り
- 408m
コースタイム
天候 | 曇り/小雨/曇り 山頂気温8度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
令和3年正月に開通した竹やぶトンネル道、ながめ坂とかくれ坂を周回可能なバイパス道となっています。新道造成、お疲れ様でした! |
写真
感想
休日、珍しく昼過ぎまで家にいたら、妻が「今日は歩きに行かへんの?」と尋ねてきた。実は昨日のハードな山行(高島トレイル)が尾を引いていて体が重いのだが、昨日はトレーニングの必要性を痛感したし、雨でもないのに確かにもったいないなと思い直し、軽くでも体を動かそうと二上山へ。
午後からなので空いているだろうと大龍寺裏の駐車スペースまで行くとやはり一台分空いている、しめしめと駐車し、荷物も適当に水筒だけ持って出発。
いつもマイナールートを探すように歩いているので、祐泉寺から馬の背へのメインルートは久しぶり。中腹で低い鳴き声に目を凝らすとヤマドリの雌らしき姿を発見。
馬の背に近づく頃、にわかに小雨が降り始める。雨が降るとは思っておらず、今日は傘も車に置いてきた。仕方ないので、様子見に雌岳山頂直下の東屋で雨宿り。2組のご夫婦が休んでおられたところにおじゃましつつ、餌場の小鳥達をしばし観察。メジロがミカンにつられて数匹来ている。そのつつく姿が可愛らしい。他にヤマガラ、シジュウカラ、ソウシチョウ、アオジなどがウロウロしていた。
雨が気にならない程度になってきたので、雄岳へと向かう。雄岳山頂の温度計は8度、陽はないが暖かい。
葛木座二上神社奥社と大津皇子墓に参拝して1/31にstaygoldさんがレコに挙げておられた新しい登山道へと向かう。
令和3年正月に開通し「竹やぶトンネル道」と名付けられたこの道は、「ながめ坂」同様に大和盆地南部を見渡せる「かくれ坂」と命名された場所を結ぶ道となっているようだ。名の通り竹藪の真ん中を大胆に突っ切った道は正に竹やぶトンネルだ。二上山ハイカーの新名所となるに違いない。新道の造成お疲れ様でした。
同時に枝分かれする登山道の分岐点には、これまではなかった真新しい目印となる道標がいくつも掲げられていた。金剛山モミジ谷では落書きやゴミ騒動となり昨夏この手の物が一層されてしまったが、喜ばしい事にここ二上山ではそのような過剰反応は今のところないようだ。金剛山にしろ、二上山にしろ、無数の枝道がある里山には最低限の道標があっても良いと思う。
レジャーハイカーに本当にしょっちゅう、道を尋ねられるのだから。彼らは地形図も持たないし、こんなに枝分かれした登山道があちこちにあるとは思ってもいなかったのだろう。道迷いはこうした里山の方が多いのではないだろうか?
なんている事を考えているうちに、鳥谷口古墳に着く。ここに来ると大津皇子を偲ぶ大来皇女の歌をいつも思い出し、手を合わせる。はたして墓の主が大津皇子なのかどうかは確証はないのだが、私は大津皇子だと思っているのだ。
これで二上山のルートがまた一つ、私の地図に加わった。
コメント
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初めましてwashiokenと申します
歴史、大和朝廷大好きですが大津皇子の陵があるとは知りませんでした
教えていただいてありがとうございました😊
washiokenさん はじめまして。
駄文がお役に立ったようで、嬉しいです。
機会があれば、大津皇子を偲びつつ、二上山に足を運んでみてください。その時は山頂の宮内庁治定陵墓だけではなく、是非麓の鳥谷口古墳にも寄ってくださいね。
古墳も大好きです
地元にも規模は小さいながらも横穴式墳墓や古墳があります
奈良は高校の修学旅行以来ご無沙汰していますがまた行く時は天智天皇や天武天皇所縁のものや烏谷口古墳も見てみたいと思います😊
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