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記録ID: 290732
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越

菅名岳、三五郎山、大蔵山(丸山尾根〜大蔵尾根)【2013GW新潟遠征2日目】

2013年04月29日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:12
距離
9.2km
登り
873m
下り
979m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:15菅名岳駐車場-9:35菅名岳頂上(40分休憩)-11:05三五郎山-11:25大蔵山-12:10四合目(沢コース・急登コース分岐)-13:00林道出合-13:30大蔵山登山口駐車場
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菅名岳(丸山尾根)の登山口駐車場は狭く、すぐに一杯になるらしい(7時の時点では車はなかったが、下山時には一杯)。
大蔵山の登山口駐車場は広く、周回するなら、こちらに停めた方が良い。
コース状況/
危険箇所等
菅名岳9合目〜大蔵山9合目ぐらいまでは、残雪が残るものの、アイゼンは不要。むしろ、非常に歩きやすい雪質。

温泉:秋葉温泉 花水(悪くはないが、ちょっと残念な感じ)
食事:とりかん(から揚げとの戦い)


※2013.4.29現在、登山口〜大蔵山四合目の間の沢コース・急登コースは崩落のため危険な状態になっています(特にコース下部)。全般的に道も荒れており、このコースを検討される際は、事前に状況をよく確認の上、ご利用ください。通常は階段コースを利用されることをお勧めします。
サルがいっぱいなっています
2013年04月30日 15:23撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4/30 15:23
サルがいっぱいなっています
頂上付近は一面の雪原
2013年04月30日 15:23撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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頂上付近は一面の雪原
頂上より飯豊山
2013年04月30日 15:23撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/30 15:23
頂上より飯豊山
この尾根を大蔵山に向かいます
2013年04月30日 15:25撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4/30 15:25
この尾根を大蔵山に向かいます
菅名岳と飯豊山
2013年04月30日 15:25撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/30 15:25
菅名岳と飯豊山
2013年04月30日 15:26撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月30日 15:25撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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春爛漫
2013年04月30日 15:26撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4/30 15:26
春爛漫
2013年04月30日 15:27撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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チューリップ畑と菅名岳
2013年04月30日 15:28撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4/30 15:28
チューリップ畑と菅名岳

感想

2013GW登山2日目。
当初、木六山に行く予定であったが、木六山の花の名所である水無平が雪に埋もれているとの情報を得、菅名岳に変更。
登山慣れしていないYさん(T君の奥さん)が、前日の角田山でかなりきつかったとのことであったので、行けるところまで行ってもらい、状況によってはサブリーダーのT君と下山してもらうこととする。

6:15頃チャレンジランド杉川発、6:45頃に駐車場着。
駐車場に車はまだない。
登山ポストにコースを記入後、登山口へ向かう。

すぐに右手の沢にかかる橋をわたり、いきなり階段の急登。
一気に170mほど標高を稼ぐ。
ここからは一転してなだらかな尾根道。
イワウチワがちょうど見頃で、快適に標高を上げる。
ブナの美しい林を進むと、途中、サルの群れに遭遇。
とても可愛い。
豊かな自然が残っていることを実感。

7合目付近から頂上まで急登が続く。
9合目付近から雪が付き出し、頂上付近は雪原。
飯豊山や川内山塊など、雪を頂いた山々が美しい。
当初、山頂は我々パーティーだけであったが、徐々に人が増えてくる。

ここでやはりYさんとT君は、下山。
大蔵山登山口駐車場に、余裕を見て13:30に待ち合わせとする。

ここからは、残りの4名で大蔵山を目指す。
雪道はしっかりしており、周囲の山々の景色を楽しみながら、快適に大蔵山を目指す。
関東に住む我々にとって、この程度の低山で、GWにこれだけの雪景色を楽しめるというのはうらやましい限り。
新潟の山最高!!!

大蔵山も人が多く、人気の高さがうかがえる。
ここからは徐々に雪が減り、美しいブナ林を快調に下山。
非常に歩きやすい。

四合目まで降りたところで、沢コース・急登コースの分岐。
階段コースを下山するのも能がないので、沢コースで下山することに。
いきなり急な斜面を降りていく。
道は明瞭だが、落ち葉のつもり具合などから、ほとんど歩かれていないコースであることが分かる。
すぐに急登コースとの沢コースの分岐点に着く。
急登コースは道が不明瞭、一方、沢コースは道が明瞭であるものの、倒木が道をふさいでいた。
ちょっと、嫌な予感がしつつも、道が明瞭であったので、そのまま沢コースを下山。
枯れ沢の脇をぐんぐん高度を下げていく。
途中から伏流水が顔を出し、沢音を楽しみながらの下山。
沢まで降りてきたところで…えっ、道がない!?

ここまでの登山道は荒れてはいるものの、比較的明瞭であったため、間違ったとは考えにくい。
地図を確認したところ、道を間違ったわけではなさそう。
地図から、この沢沿いを水平距離で約100m下って左からの川を合わせ、そのさらに約100m先が林道の終着点であることが分かる(地図上標高300m付近、地図上では川マークは書かれていない)。
左からの尾根が切れるところまで行けば、何とかなると思われるが、これより下に登山道は見つからない。

沢に降りた道は、林業関係者が水分補給に沢に降りた踏み跡の可能性もあると考え、どこかに分岐点がないか引き返しながら探すことに。
分岐はないが、山腹に赤テープを発見し、道はないが、とりあえずそちらに向かう。
赤テープまで何とかたどり着くも、その先には登山道は見えない。

四合目まで戻ることを検討したが、地図や現地の状況から、沢は緩やかであり距離的にも僅かであるため、試しに沢をそのまま下り、林道を探すことにする(ただし、登り返せないような状況であれば深入りせず、引き返すという条件)。
左手の尾根が切れたところで、林道の終着点と登山口の標識が見えた。
そこまでは渡渉を繰り返しながらも、大きな危険はなく林道の終着点に到着した。

林道を下り、階段コースの分岐まで来たところに、「林道先の登山道 沢コースは崩れています 危険 進入禁止」の看板を発見!
なら四合目の分岐のところにも、書いておいてくれよ…
まぁ、何はともあれ、無事下山できて良かった。
T夫妻との待ち合わせ時間である、13:30ちょうどに駐車場に到着。
駐車場では、T夫妻が待ってくれていた。

下山後は、山男・山女姿のまま観光(笑)
先ほどまで歩いていた菅名岳とチューリップ畑のコントラストを楽しむ。
その後は、温泉に入って一般人に戻った後、五泉名物(?)の鳥のから揚げと格闘。
鶏骨により、唇から流血する惨事に見舞われる(笑)

18:00頃、五泉市発。
帰りは、ほとんど渋滞に巻き込まれることもなく、千葉には23:30頃到着。


かなり大きいハプニングはあったものの、充実した登山旅行となった。
来年以降も、春には一度は新潟の山に登りたい。


>メンバーの皆様
私の判断の甘さで、怖い思いをさせてしまいました。
今後はより精進して、より安全でより楽しい登山を計画したいと思います。

今回の反省点
・木六山から菅名岳に変更したのが登山直前で、地元観光課へのルート確認などを十分に行えていなかった。
・通常のルートは大丈夫であることは、事前の調査や登山者の情報から確認できていた。そのため、分岐ルートも同様であろうと、安易にルートを変更してしまった。
・沢コースに何か問題があれば、分岐点に情報が書かれているだろうと思い込んでいた。

予備調査が不十分でない場合は、むやみなチャレンジは決して行わず、確実なルートをとるようにすることとする。

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