赤面山
- GPS
- 04:16
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 675m
- 下り
- 674m
コースタイム
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:17
天候 | 快晴 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1月中旬の訪問時と比べて積雪が増え藪もだいぶ隠れた。スキーをするには十分だが、雪質は日照と高温のため悪化。 |
写真
感想
路肩の駐車スペースには6:40頃に到着。気温マイナス1℃と暖かい。先客は1台のみ。準備は既に途中の道の駅でほぼ終えてきたので、ここでブーツを履いて6:53に出発。気温が大して低くないので、準備も楽勝だった。今回も先月同様スノーシュー装備のZさんが同行。天気良く快晴で無風。登りの暑さが容易に想像された。最初は例によって旧ゲレンデ脇の登降。いつのものかは分からないが、スノーモービルのキャタピラの跡があり、つぼ足やスノーシューであれば歩き易いのかもしれないが、スキーでは歩きにくいためトレースを外して歩くが、雪質が目まぐるしく変わる。積雪は増えたが、下りでは雪質に苦労しそう。風がないので歩き出してものの30分もたたずに暑く感じるようになり、2人ともミドルのフリースを脱いでザックにしまう。これでちょうど良い感じ。ガタガタ雪面を避けつつ登り、リフト終点からさらに上を目指すと旧ゲレンデの無木立斜面が見えるように。積雪は増えて藪も目立たなくなっているが、如何せん既にあちこち食い荒らされていた。昨日から今朝にかけては全然雪は降っていないので致し方ない。旧ゲレンデ最上部まで上がりそこでスキー仕様に換装し、一本滑る。雪質はパック気味だったが自分の技量でも転ばずに滑れたし、まずまず快適だった。Zさんが待っている斜面途中まで滑る。下まで滑ってしまうと登り返しが大変なので、ここで再度シールを貼り登りの仕様に換装。あとはひたすら山頂まで登るのみ。旧スキー場を出てぶなの林を過ぎると、徐々に左手側に那須の山並みが見えるようになってきた。これが見たかった。これを見に来た。1月の訪問時もきれいに見渡せたが、今回は快晴無風で、前回に比べて山の積雪も増えて更に見栄えがするようになった。2人とも止まって何度も写真を撮りつつ進む。中の大倉尾根は相変わらず快適そうで、今シーズン滑りに行きたいが果たして行けるだろうか。途中の激藪地帯を超えるとあとはなだらかな斜面をこなす。途中風が抜けて少し寒い思いはしたものの、2月中旬とは思えない陽気の中9:15に赤面山山頂に到着。無人無風。しかも快晴。茶臼岳や朝日岳はもちろんのこと、三本槍岳や、遠くの東北の山々まで良く見渡せた。視認できたのは安達太良山、磐梯山、飯豊山など。いずれも白く雪がかぶっていたので同定が容易だった。赤面山は何度も来ているが、遠くの山がこれほどはっきり見えたのは今回が初めてのように思う。無人で寒さもほとんど感じないため、2人ともどっかりと座って大休止とした。近くの那須の山並みも、遠くの東北の山並みもどちらも大変美しかった。持参した食料を減らしつつ下る準備もする。自分としては珍しく、山頂で30分以上も休憩してしまった。9:53に下山開始。山頂付近は例によって雪が着いておらず、岩や土が露出していてスキー滑走は全くままならない。板を履いたまま雪の上を移動し、適当な斜面が出てきたらまず1回滑る。ここもパックされていたがなんとか滑れた。激藪地帯を這々の体でこなし、何度か現れるスキー向けの斜面をこなし樹林帯に入る。この中は雪質がまだ比較的良くて滑り易かった。ゲレンデに出て最上部にて滑る準備。Zさんは先に下ってカメラを構えてくれた。動画やスチールを撮影してもらう。あとで自分の滑りの良し悪しを見るためだ。相変わらず下手だな、と自分では思う。
さて旧ゲレンデ斜面の途中まできたところでZさんがおもむろに持参したヒップソリにまたがる。先週の池の平では雪質がヒップソリに向いてなく、不戦敗だったが今回はどうだろうか。滑り始めるが、先週と同じ。滑っているようには見えない。結局この斜面での使用は諦め歩いて下る。そういえばZさんは山頂ですでにスノーシューは脱ぎ、下りはつぼ足で下っていた。自分は残りの快適斜面もスキーで一気に下らせてもらう。雪質はイマイチだったが、そこそこ快適。旧ゲレンデが終わるとスキーには試練の登山道滑走。ただ朝と比べて多くの登山者が登ってきたコースは、良く踏み固まっていてヒップソリ向けに見えた。Zさんここで再チャレンジし、無事滑ることができた。後ろから見ていると滑落しているようにしか見えないが、滑っている当人は楽しそうなので良いだろう。何度かソリで滑りつつ進んでもらう。自分は適当なところからは先行させてもらい、11:05に駐車場着。これから上山するパーティも見られた。歩きとヒップソリのZさんは5分ほど遅れて到着。相変わらず早い。
2か月続けての赤面山訪問だったが、好天に恵まれてなかなか楽しかった。特にZさんは待望のヒップソリデビューができて、特に楽しかったに違いない。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する