2年ぶりの赤城山
- GPS
- 04:44
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 560m
- 下り
- 552m
コースタイム
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 4:45
天候 | 晴れ(過去3回も含め今までで一番晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:高崎から上野東京ラインのグリーン車で赤羽まで。 グリーン券800円、少し時間かかるけど、とても快適で病みつきになりそう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はたっぷりあるわけではない。駒ヶ岳方面は、部分的に土が出てる箇所があった。後半の急坂下りとアイゼンでの鉄階段は要注意。 それでも、おのこ広場まではアイゼン装着して正解だった。 |
その他周辺情報 | 下山後、バスの時間まで時間があったので、大沼への道の右手にあった休憩所で休憩。ビール3本+おでん。のんびり過ごした。 お風呂は、前橋駅前の「ゆーゆ」と迷ったが、結論は富士見温泉。時刻表では、ビジターセンター16:40発のバスは停まらないように見え、半ばゆーゆしか選択肢なしと思われたが、その日は富士見温泉に停まったので、情緒を優先して富士見温泉に決めた。日の入りにギリギリ間に合って、露天から眺める赤い稜線が今日の山行をより印象深いものにしてくれた。時間が遅かったせいか、結構すいていた。 |
写真
感想
今回の山行前に過去の赤城山山行を調べたら、2015,2017,2019と2年ごとにいっていることが分かった。奇しくも今回も2年ぶりの赤城山となった。
山行自体が久しぶりで、雪山はもっと久しぶりだ。持ち物リストを使って準備するも色々と忘れてて、結構時間かかった。特に12本爪アイゼンと靴とのサイズ確認、事前装着練習、ストックのスノーバスケット変更は冬山前のお約束だ。天気予報は晴れだが、バラクラバ、ゴーグルも入れておこう。
緊急事態宣言下の東京駅の早朝、ボードを背負った若い面々が目立つ。分かっちゃいるけど、屋外で体動かしなくなるよねー。車両の座席占有率は4割ぐらいか。高崎まではあっという間。そこから予定より早い在来線にのり、前橋駅へ。前橋ではバス停にザックをおいて、最近できたと思われるTSUTAYAに併設されているプロントでクロワッサン&コーヒータイム。優雅に時を過ごして時間になってバスに向かうと結構な長蛇の列。40分前に並んでいた我々は悠々と後部座席に着席。案の定、立ち乗りも出て満員状態。でも神奈中バスよりはすいてたかも。山上の方、アイスバーンまじりの箇所は超ゆっくり進む。定刻より遅れてバス到着。準備して出発。大沼経由で神社に安全登山を祈願して登山口へ。登山口でアイゼン装着。仲間のひとりが、10年ぶりのアイゼン装着に悪戦苦闘していたが、何とか出発できる状態に。ちなみにそのアイゼンはあのカジタックスだ。
スタート直後のいきなりの急登に息を切らしながら登る。歩みを進めるごとに聞こえるアイゼンのザクザクっと雪に刺さる音が耳に心地よい。少し上ったところで、アクシデント発生。振り返ると、カジタックスアイゼンが緩んで取れかかっている。斜面の少しの空きを見つけてカジタックスと格闘し、歩き出す。赤城山山頂までにこのカジタックス対戦が数回あった。聞くと、山行当日、カジタックス装着練習をしたが、完全装着までやり切れなかった、昔取った杵柄で何とかなると思ったが、何とかならなかったとのことだ。初心者にやさしい赤城山とはいえ雪山、心構えが甘い、と言わざるを得ない。やはり前日のアイゼン装着練習は雪山前の必須ルーチンなのだ。
そんなことを繰り返しても山頂には到着するものだ。北側の絶景ポイントからは、澄み切った空気の向こうに雪を頂いた明峰の連なりが見え、その美しさにしばし言葉を失う。手前の山頂でのランチ組もいたが、この山での定番はこの絶景を見ながらだろう。熱い紅茶とパンをかじりながら周りのランチタイムを観察。いい匂いの方向を見ると網でウィンナーを焼いている。かなーり美味そうだ。スーパードライの空き缶も見える。確かにこの景色でビールは、この上ない贅沢だな。若い女性二入組だが、相当の経験者なのか。
山頂では、決断を迫られていた。帰りのバスと下山コースだ。早めのバスを目指し、時間重視でピストンで降りるか、それとも時間に猶予をもって駒ヶ岳方面を縦走するか。地図を睨み、コースタイムを計算し、天気、雪の状況、メンバの技量を考慮しながらの判断だ。結論としては、早めのバスに乗るにはピストンにしても相当急ぐ必要があるため、バスを遅めにして、縦走することにした。
今までの赤城山山行の中でも、すこぶる天気がよくて、少し下りたところで振り返った黒檜山に真っ青な青空が映えて、清々しい気持ちになった。
下山したものの、乗車するバスには1時間以上ある、少し休憩しよう。そばか、うどんか迷いつつ1件のお店に入り瓶ビール3本とおでんでまったりと。その後の富士見温泉では、バタバタしながら瓶ビール1本をあおって前橋駅へ。バスが2台並んでいて「前橋駅」と書いてある方かと思ったら、そうでない方が正解だったのだ。何と!
高崎駅で両毛線からの上野東京ラインへの乗り換えは9分しかない。ダッシュでビールとつまみを買い込み、グリーン車へGO。2階建でない、普通車と扉でつながっている車両に乗り込み、ビールを飲みつつ今日の山行を振り返る。山頂にいたカップルがバスで見かけた二人組と同一と判明し、その話しで盛り上がり、気づいたら赤羽だった。
新幹線 4,820
バス片道 1,500
大沼湖畔で休憩 3,000(3人で)
お風呂 520円
風呂後+電車のビール等 700円/人
高崎⇒新宿 1980円
グリーン券 800円
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