藤倉バス停〜(陣馬尾根)小河内峠〜惣岳山〜奥多摩湖
- GPS
- 28:10
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 897m
- 下り
- 833m
コースタイム
10:07 小河内峠
10:55 惣岳山
休憩
11:11 出発
12:42 奥多摩湖バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り;奥多摩湖バス停13:37(13:44発バスの臨時便)→13:50奥多摩駅 14:09JR青梅線青梅行き→ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・藤倉バス停下車しますと『→小河内峠』の道標があり、何回も道標は出てきますので迷う心配はありません。 ・『ご成婚記念の植樹』の先がやや崩壊していて、道というより踏み跡状態の道の箇所がありますので注意して進みます。 ・惣岳山からの大ブナ尾根、奥多摩湖への下りは急です。 『山と高原地図』には1時間30分と表記されていますが、混雑具合・下りが苦手な場合はもう少し余裕を持って計画したほうがいいかもしれません。 ・駅、奥多摩湖バス停にトイレ。 ・奥多摩湖バス停には土産物店、食堂もあります。 |
写真
感想
GW、5月3日晴れ!
お山日和。
久しぶりに奥多摩へ向かいましたが、早く帰らなければならず、上りは初めての藤倉から、下りは奥多摩湖へ下りるコースで行って来ました。
拝島から五日市線に乗り、この電車に乗るのも
…いつ以来?
まったく思い出せず、自分のレコ見て昨年3月、同行者と単独開催した八王子八峰縦走以来なのを知りました。
武蔵五日市駅から藤倉行きバスは座れましたが立っている人もいる適度な混み具合で、元郷から先何名かづつ降車されて、終点藤倉バス停までは単独男性2名とわたし達くらいでした。
空も青く、寒くなく暑くなく小さな集落をあとにしますが、なんとはなしに急勾配の簡易舗装歩道に息が上がります。
と、TVやみなさんのレコで見たモノレールの発着場に到着。
小さくて、可愛らしい、遊園地の乗り物のようです。
「乗っていかない?」
と 声かけられたら絶対ホイホイと乗っていたでしょうが。。。
生憎誰もいません。
激急登ではないのですが、
…どうせなら乗りたい、、、(楽したい。。)、、
と思うような上りが続き、最後の民家を見て展望が広がる場所に出ます。
そのあとは、まわりの樹木で遮られてたまに展望が望める快適な尾根道が続きます。
5月のそよ風、新緑。
少し湿り気が足りない気もしましたが。
小河内峠手前の斜面に取り付けられたような道は崩れかかっている箇所があり、前方は明るいのに下ばかり見て進まざるを得ません。
先に小河内峠に到着していた同行者はここでだけピューピュー吹く風にさらされて寒そうなので、すぐ惣岳山へ向かいます。
結構きつい上りの途中で小さなボクとお嬢ちゃんを連れた男性にお会いする。
ウンショ、ウンショ、
という掛け声にぴったりの上り。
途中で
『急、注意』
と書かれた道と巻き道に分かれる。
「急、ってことは近いんじゃない?」
じゃー、そっち行けばー?
ここでふた手に別れて当然わたしは巻き道を行きますが、平坦というわけではなく、やはり上り勾配です。
合わさった道の先ににカタクリが咲いていて、這いつくばるようにして写真を撮っていたら同行者が来た。
「結構キツかった」
小河内峠からのコースタイムは50分。
時計を見るとあと8分で惣岳山には着く計算だから、数を数えて指を折りながら上る。
8分はかからず、山頂に到着。
1名、2名、4名、2名、1名、と次々と上って来られる。
御前山からもポツポツと来られる。
奥多摩湖方面から、また何名か到着して来ました。
バスの時間を見たら奥多摩湖12:29発にもしかしたら間に合うかもしれない、御前山は多分混雑しているだろう、ということで仕度をして下山開始します。
急なのですよ、ここ。
上から見下ろすと本当に急なのですが、驚いたことに沢山の人がどんどん上って来られます。
下からこんなに沢山の人が上って来る風景見たことない、、、
いや、あります!
富士山の、富士宮口ルートの時のようです。
富士山よりはもちろん少ないですが、すれ違いが出来ず、人が下からどんどん上って来る光景と似ていました。
同行者は上りの人がいない間に稼ごうとトットットッ♪とと下りて行きます。
まー、その足取りの軽やかなこと!
わたしはといえば
どき
どき
どき
といった按配。
途中、ご婦人グループが
「上りも大変だけれど、下りも大変ねー」
「いやー、ここは下りのほうが大変かもね〜」
上りでぜーぜーしているのにそんな事言ってくださる。
若い男性グループの先頭が
「ま、まだでしょうか?」
もうちょっとです、すぐそこです、
「オーイ、もうちょっとだぞう!」
とメンバーにハッパをかける。
6〜70代の男性グループが
「(下山が)お早いですね!
(カタクリ)咲いていますか?!」
はい、咲いています(御前山へは行ってないけれど)!
上りの人を待つ、がマナーですが、
「どうぞ」
と 言う人や
(先に下りてください)
と 顔に書いてある人の時は先に下りました。
同行者に言わせれば『これっくらいの下り』は『怖くもなんともない』、次に置く足、その次に置く足、でヒョイヒョイと下りられる、のだそうだ。
こちとら右膝が痛い上に下りはビビりんちょ、安全確保でゆっくり下りるしかありません。
ところが、急場はしのいだ、と思ったらなんでもないところで後ろ足を木の根に取られ、あっという間も無く転倒してしまいました。
岩場でないのが幸い、ケガはありませんでしたが痛い右腕に衝撃が走り、その激痛の方が痛かった。。。
ロープの所でも1回力が入ってまた右腕が痛み、立ち止まって落ち着かせなくてはならなくなり、追い越した男性に先に行かれてしまいました。
奥多摩湖が間近に迫った地点で
「も、12:29のバスは間に合わないね」
モウシワケゴザイマセン
堤防の袂まで下りて来られてひと安心、で、ここにある石段で前回コケそうになったんだなぁ、と思い出したらまたコケそうになる。
バスには時間があるので『水と緑のふれあい館』に初めて入る。
食堂は満席札。
缶ビール(300円)を購入して奥多摩湖がよく見えるベンチを陣取りました。
陽射しがあたたかい。
帰り、奥多摩駅前もお店が出て賑わっていて、始発なので座れましたが白丸、鳩ノ巣と徐々に混んできて御岳からはもういっぱい。
起こされて気がついた青梅駅は人がわんさか。
寝起きで頭がボーッとしていましたが、お祭りのようです。
28289歩。
下山時よほど緊張したのか、体重はマイナス1,3kg。
ヤマメの塩焼きはもうちょっと軽めの焼き加減のを選べば良かったです。
美味しかったけれど、ヤマメ食べられる機会があまりないので、それが残念でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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miketamaさんが奥多摩とは珍しいですね。
またまた、マニアックなコースですね。
御前山に行かないとは。
奥多摩方面は混んでました?
私は用事があって奈良県の生駒に行って信貴山に登りました。
それでは。
miketamaさん、こんばんは
奥武蔵以外のレコには、滅多にコメントを書きません
なぜなら、まったくわからないからです
でも、miketamaさんのレコは、楽しいハイクが目に浮かぶようですね
でも、このレコに謎が1つ
どこを拝見しても、泊まった形跡がありませんが、日程は5月2日〜3日
もしかして、ヤミで泊まられましたか?
奥多摩の山歩き、お疲れ様でした。久しぶりの奥武蔵外ハイキングは楽しめましたでしょうか?
全国津々浦々、連休を謳歌する人々でどこもかしこもごった返していますが、御前山周辺も例外ではなかったようですね 富士山を彷彿とさせる登山者の多さ、なるほど想像しやすい混み具合ですね。しかも人が近くにいるときの登山て妙にプレッシャーがかかるので私はあまり好きになれません、ごった返し登山は。
それにしても下りで怪我をなさらず幸いでした。急な下りは私もいつも慎重になります。
登山を続けていれば各自、弱点が見えてきます。
miketamaさんにとってGWがGolden weakにならずに済んだのは一安心です。
ゴールデンウィークに人気のエリアは人が多い
…当たり前ですよね。。。
実は、小河内峠から奥多摩湖へ下りるルートは未踏なのでそちらでも良かったのですがクマ目撃情報が多い一帯なのでビビり、なのに結局ビビる羽目の大ブナ尾根で下りて来ました。
深い山の奥の里山の藤倉バス停から御前山方面も含めて4,5本ルートがあるのですね。
旧くは間違いなく往来があったと偲ばせる静かな陣馬尾根でした。
指摘していただいて気がつきました、
5月3日のみの山行です
妄想させてシツレイしました!
ところで『アド街・飯能特集』に浅見茶屋さんが紹介されていましたね
しばらく長蛇の列になりますね。
hirohisaさんのように開店前に行かないと
西東京バスの終点で降車したのですが、住んでいる人はいるのかしら、
???
でもきれいな里ですし、檜原村のデマンドバスがまだこの先を運行しているから住民がいる、ということなのでしょう。。
bo-tyu-zaiさんも下り、お早いのでしたね、
羨ましい限りです。
GWなのですが、本日(5/5)高尾山へ友達と行っていたのですが、レコ・アップに逡巡するような、まさにGWなことがありました。
楽しかったこと、大変だったこと、こんなことあんなこと含めてアップするのがヤマレコ・ユーザーの務め、と思ってはいます。
miketamaさん、こんにちは。
ご無沙汰しています。
GW限定で復活していました。
この陣馬尾根近辺、私の赤線空白地帯で
ぜひ行ってみたいところでした。
参考にさせていただきます。
御前山からの大ブナ尾根で転んじゃったのですね。
以前私も豪快に転んで、
miketamaさんに転ばない方法を学んで公開してと
言われたところですね。
怪我がなくて良かったです。
5日に高尾山ですか、私も行っていました。
凄い人でしたね。
なにやら有った様子、レコお待ちしています。
陣馬尾根、
崩落箇所がありますのでまだ通行止めにはならないとは思いますが、熊倉山の林道コースが崩落で通行禁止になったりもしていますので、出かけるときはお早めに
転ぶと、また転ぶんじゃないかとビクビクしてしまい、負のスパイラルもいいところです
高尾山は本当にすごい人でした
miketamaさん、こんばんは。
いつもながら、楽しく読ませていただきました。特にここは私のテリトリー。
大ブナ尾根の出だしの降り。わかります。雪の日に行ったら、ノーアイゼンで降りている人がいました。私は六本歯の軽アイゼンを付けていたのですけれどね。あれは決死の覚悟で降りてたと思います。半端じゃない怖さだったんじゃないかな。
あまり大きな怪我はされなかったようで良かったです。お気をつけて。
惣岳山からの下り、やはり大変でしたか
登りは2回ほど、でも下りの苦手な私は「いやだな」と思っていました
だから先日も大ダワからのらくらくピストンでした
miketamaさん、おはようございます!!
大ブナ尾根下り。
ここを初めて歩いた時は、水不足で喉がカラカラの中、登山者にバスの時間を聞いた事や、新雪の中、奥多摩駅から鋸山→御前山と登る途中、右ふくらはぎを痛め、失意の中、下った思い出の尾根。
ここは急な下りが続くので、神経使いますよね。
快晴、5月の新緑奥多摩ハイキング!!
ちょっと瑞々しさが足りなかったようですが、暑くもなく寒くもなく、今の季節、気持ちいいですよね!!
こういう事を書くと失礼かも知れませんが、miketamaさんのレコにはなぜかほっとします
また、奥多摩を歩いてみたくなりました。
次のレコも愉しみにしています
ご心配かけましたが、フカフカの上に身体が飛んで落ちたのでセーフ!でした。
自分の体重 とザックの重みが右腕にのしかかったのが痛かっただけで済みました。
凍った大ブナ尾根を下る…、a tomさんは下ったのですね
考えただけでもゾーッとします
帰宅してから調べたら、小河内峠から奥多摩湖への道、清八新道は破線ながら整備されているようですね。
藤倉バス停の手描きの絵地図、見られて嬉しかったです。
でも、あの集落は暮らしている人はいるのでしょう
か。
訪れている人は見かけました。
大ブナ尾根、
あの上りを2回も選択したdivyasu21さんも、それはそれですごいですね。。。
はからずも、2回下ってしまったわたしですが、
そうですよね、下り苦手、ってありますよね!
その、大ダワ〜御前山間を未だ繋げていないので、あれこれ画策中です。
(ギンリョウソウは見ていません、…と思います。何しろ必死でしたので)
奥多摩湖畔からも一目瞭然のように、山からダーッと奥多摩湖へ向かって切れ落ちている斜面、対岸の倉戸山もそうですが、見ていると、イッキに駆け下りられたらどんなにか爽快でしょうね!!
↑
冗談です。。(^^;)
行く先々で楽しい思い出、苦い思い出積み重ねられていきますね。
大ブナ尾根で、ゼーゼーハーハーして上って来られる人が口もきけなくて目で
(山頂は)まだですか。。?
と 聞かれているような気がしました。
わたしは、
(あとちょっとですよ、でも、あとちょっとしか上れませんよ)
と 目で答えました。
楽しむなら(苦しむ?)なら下りより、上りで苦しい(楽しい?)方が、わたしは好きですね。
…って、
まいど
キッツイなぁ〜、この上り!
と 思いながら上ってはいるのですが
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