記録ID: 29262
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沢登り
屋久島
[屋久島]小楊子川左俣
1997年08月02日(土) ~
1997年08月05日(火)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 2,163m
- 下り
- 1,741m
アクセス |
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感想
昨年に続いての屋久島再訪、狙うは'93年に俺がルームで計画しておきながら行き損ねた小楊子川左俣だ。流石にはるばる訪れるだけのことはあって、屋久島の渓は大きな渓谷に居る素直な喜びを変わらず与えてくれる。造り大きく水豊か、地酒「三岳」の四合瓶を持ち込んで沢を登るスタイルがこんなに似合う谷もないでしょう。さて、林道下部の滝を端折ったのが未だに悔やまれるが、工事車両をヒッチして乗っけて貰ったこともあり、ノーマルに林道終点からの溯行開始とした。石崎と俺という決して強いペアでもないのに、大して苦労した記憶は無い。条件が良かったことも手伝って、下部巨岩ゴーロやこけしスラブ下のC.S越えと石楠花に苛められた小楊子大滝の高捲きに汗を流した程度だった。稜線に出てから石崎は宮之浦岳、俺は永田岳へ。悪天さえ避ければ快適な溯行が約束されるだけに、もっと素直に推奨されるべき谷だろう。日高程ではないにせよ、この島の下山もまま長い。
地酒「三岳」を瓶ごと背負ってエッチラオッチラ沢登り 暑さにかまけて一服し 暑気払いにと一泳ぎ
世界遺産として注目を浴びる屋久島だが、この貴重な存在の島を深く感じる一手法として、沢登りは最も適した方法のひとつに思う。縄文杉のみが屋久島を語るものではない。
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