山行記録: 十勝大雪・美瑛川～ワセダ沢～ヌプン九の沢～ニペソツ山

まっちゃン

nezzrow

GPS: 104:00
距離: 87.7km
登り: 4,050m
下り: 3,745m

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コース状況／危険箇所等	[沢登り]十勝大雪・美瑛川～ワセダ沢～ヌプン九の沢～ニペソツ山 07.16-20 パーティー；石崎、松原 7/16白金温泉発(630)林道終点(900)標高1200m泊(1430) 7/17発(600)1507鞍部(910)南沼(1130)温泉小屋跡地泊(1530) 7/18発(830)東沢出合手前泊(1200) 7/19発(720)西沢支流源頭の林道(830)(ヒッチで)ヌプントムラシ温泉泊(???) 7/20発(555)ヌプン9の沢出合(655)ニペソツ山(1200~30)杉沢登山口(1515) 　この年の春に雇って貰った道路の線引きアルバイトで俺の属した班は、旭川を起点とした狩勝峠までの道路の管轄で、その間の道路に白線を引きに引いた。その折りに幾度と無く通過した美瑛川の、エメラルド色の雪解け水はその度毎に俺の興味を引いた(山と渓谷社刊・カラー日本の渓谷に写真有り)。そして、必ず源頭を極めてみようと思った。　十勝連峰の湧水を一手に集めて流下する冷たいその川は結局、我々に滝らしい滝も見せずに大雪山とを繋ぐ稜線へと導いた。トムラをネグって分水嶺を越えてワセダ沢へ。源頭の雪渓上で子連れの羆に鉢合わせるアクシデントがあったものの無事に捲いて憧れの温泉小屋跡地へ到着して温泉を楽しんだ。翌日トムラウシ渓谷のゴルジュ帯下降を目論むも果たせず。七月の大雪山の融雪増水はやはり馬鹿にできたものではない。西沢支流より林道経由にてトムラウシ温泉で冷えたビール飲んで一区切りつける。　沢登りによるニペソツ山登頂はあまり聞かないが、杉沢コースを辿っての往復よりかはずっといいでしょう、北大雪にありそうな華も規模もない嫌らしいだけの沢だったけれど。前天狗から振り返り見るニペは噂に違わぬ堂々たる容貌でした。

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コース状況／
危険箇所等

[沢登り]十勝大雪・美瑛川～ワセダ沢～ヌプン九の沢～ニペソツ山
07.16-20
パーティー；石崎、松原
7/16白金温泉発(630)林道終点(900)標高1200m泊(1430)
7/17発(600)1507鞍部(910)南沼(1130)温泉小屋跡地泊(1530)
7/18発(830)東沢出合手前泊(1200)
7/19発(720)西沢支流源頭の林道(830)(ヒッチで)ヌプントムラシ温泉泊(???)
7/20発(555)ヌプン9の沢出合(655)ニペソツ山(1200~30)杉沢登山口(1515)

　この年の春に雇って貰った道路の線引きアルバイトで俺の属した班は、旭川を起点とした狩勝峠までの道路の管轄で、その間の道路に白線を引きに引いた。その折りに幾度と無く通過した美瑛川の、エメラルド色の雪解け水はその度毎に俺の興味を引いた(山と渓谷社刊・カラー日本の渓谷に写真有り)。そして、必ず源頭を極めてみようと思った。
　十勝連峰の湧水を一手に集めて流下する冷たいその川は結局、我々に滝らしい滝も見せずに大雪山とを繋ぐ稜線へと導いた。トムラをネグって分水嶺を越えてワセダ沢へ。源頭の雪渓上で子連れの羆に鉢合わせるアクシデントがあったものの無事に捲いて憧れの温泉小屋跡地へ到着して温泉を楽しんだ。翌日トムラウシ渓谷のゴルジュ帯下降を目論むも果たせず。七月の大雪山の融雪増水はやはり馬鹿にできたものではない。西沢支流より林道経由にてトムラウシ温泉で冷えたビール飲んで一区切りつける。
　沢登りによるニペソツ山登頂はあまり聞かないが、杉沢コースを辿っての往復よりかはずっといいでしょう、北大雪にありそうな華も規模もない嫌らしいだけの沢だったけれど。前天狗から振り返り見るニペは噂に違わぬ堂々たる容貌でした。