鹿島槍ヶ岳-爺ヶ岳 1day
- GPS
- 16:04
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,698m
- 下り
- 2,688m
コースタイム
- 山行
- 15:28
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 16:13
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
後立山はどれも冬季に登るのが難しい
その中でも鹿島槍ヶ岳は奥深いし登ったところで手軽な滑り斜面がない
NTSさんと土曜に爺ヶ岳に登ったあと、晴天続きの日曜なら鹿島槍ヶ岳行けるんじゃないかと思った、
滅多にないチャンスだからやってみよう
天狗尾根から爺ヶ岳の間は昨日のトレースがあるのでたどるだけ、途中のポコは巻いてみた
しかし今日は昨日と違って雪がカチカチでクトー使いまくり、慎重に歩くので時間かかって疲れた
爺ヶ岳に着くと鹿島槍までばっち見える
行けるか不安だが行ってみよう
ルートは夏道沿いなので詳細は省きます
バリズボ、カチカチ、石ゴロゴロと何回も変化してくるので、アイゼン、スキー滑り、シール歩行、クトーなどなど、何回も変更しました
冷池山荘を越えるといよいよ山深い雰囲気になって、ドキドキする
裏剣の厳つい山容がこちらを睨んでるようだ
布引山を越えるといよいよ鹿島槍が眼前に、見た瞬間、これは行ける!と叫んだ
行動10時間を超えて鹿島槍ゴール、感無量です
冬季五竜の南面、裏剣、鹿島槍のやばい斜面、目に焼き付けました
さあここからが今回の重要ポイント、トラバース
雪カチカチだったらどうしようと思ったが雪が柔らかくて助かった、
ただ藪付近の雪はカチカチだったりするので要注意
鹿島槍南西の斜面はどこまでも落ちていけそうないい感じの斜面、吸い込まれそうなのをグッと我慢
トラバースは、途中藪に引っかかって一回転したり、
面ツル斜面トラバース中に雪面にヒビが入ったり
全くお勧めできません、特にザラメ以外のシーズンは
強い意志で高度をなるべく落とさずドンピシャで狙ったところへ復帰
ここからもアップダウン、湿雪、カチカチ雪の、バリズボ雪に耐えてなんとか爺ヶ岳へ戻った
爺ヶ岳からの滑りは昨日から悪化して全面バリバリモナカ
日が暮れるので泣いてもいられない
全集中でこなしていく
矢沢もプチデブリとモナカ、右岸が日陰なのでかろうじて雪が生きていた
ただしかなり急斜面なので雪崩注意、
調子に乗らず端の雪を使って高度を落とす
ボトムまで降りると今度は冷え冷えの雪で逆に走りすぎて怖い
ボトムが水で割れて来たら昨日と同じように左岸をカニ歩きでこなす
最後の急斜面乗り上げした瞬間に生還を確信
あとはヘッデンつけて林道ボブスレーしてゴール
先週は槍ヶ岳、今週は鹿島槍を槍ました!
かなり力技だったけど2月の鹿島槍に登れてよかった、前日に爺ヶ岳に付き合ってくれたNTSさんに感謝!
爺ヶ岳と矢沢は前日の記録を参照
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2927860.html
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