坂戸山 青空の絶景を求めて雪山ハイキング

2021年02月20日(土) [日帰り]

• GPS: 03:32
• 距離: 5.4km
• 登り: 521m
• 下り: 515m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:52
• 休憩: 0:37
• 合計: 3:29

距離 5.4km 登り 521m 下り 530m

9:12 鳥坂神社
9:22 9:23 御居間屋敷分岐（桜坂）
9:29 9:30 前田ノ平
9:58 9:59 薬師・寺ヶ鼻分岐
10:13 10:20 坂戸山
10:39 10:58 大城
11:10 11:17 坂戸山
11:33 11:34 主水郭
12:41 ゴール地点

冬の坂戸山は初めてのチャレンジ。
皆さん軽装で登るので、ガンガン抜かれてしまい、凹みながら上る。
でも新雪ルートを楽しみに、北尾根ルートで下って無事に周回。
皆さんが歩いたトレースがあって助かりました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

直江兼続公伝世館前駐車場に駐車。除雪されていて20〜30台位いけそう。
ここを起点に周回する。

コース状況／危険箇所等

基本的には慎重に歩けば、大丈夫。
しかし、一番危険な箇所は北尾根の落とし穴。溶けた穴が新雪に隠されてあったり、雪がずれて開いた空間が新雪に隠されてあったりと、見えないクレパスがいくつもある。
スノーシュー履いていても胸まで落ちてしまい、スノーシューが引っかかって抜け出るのも一苦労。雪の下まで落ちたら大変なことになっていた。
あとは細尾根や雪庇が普通にあるので、絶景に見とれて落ちないように注意

写真

駐車場から山頂を見上げる。快晴！！

悩んだ挙句、夏道がある薬師尾根から登山開始。

さすがに人が多い。今週は雪が多かったはずだが、しっかりとトレースができていて、既に多くの人が下ってきている。

最初に狙っていたのは、龍言尾根側から登ろうかと思っていた。
雪崩そうで難しい

左奥から谷川連峰、平らな仙ノ倉山、平標山、
苗場山などが勢ぞろい

今日は本当に天気いい。

麓までクッキリ

新雪もたっぷり

トレースをありがたく使う。ラッセルなら大変。

まだ、誰も歩いていない。いつかはチャレンジしたいです。

頂上近づいてきた

段々細尾根になる

坂戸山到着。

この先の大城まで足を延ばしてみます。
ここまでツボ足だったが、ようやくスノーシュー装着。

いくぜ！

スノーシュー履いてもそこそこ沈む

八海山、中ノ岳、丹後山
こちらの尾根も行けるのか？なんて思い、観察してしまう。

こちらもクッキリ
金城山の後ろに巻機山の真っ白な峰が見える

北側の下権現堂山、上権現堂山

南側に仙ノ倉山、平標山

魚沼の雪景色。苗場山も見える。
風もなく、ボーっと景色を楽しむ。

ティータイム♡

こちらの尾根も雪崩そうで難しそう。

一休みしたので坂戸山に戻ります

さて、これから冬季限定北尾根コースに初チャレンジ
トレースがあるのでホッとする。

ここで初めての装備に変更
今のスノーシューに

オプションのフローティングテイルを装着して、浮力アップ。

八海山・中ノ岳の絶景を横目に見ながら雪原を下る

どこでも歩けそうなコースが広がっている

美しい雪庇
その先に八海山、青空と雪が綺麗

登ってこられた方のトレースが続いているので、初めてのコースでも安心。（でもコースはちゃんと調べていますよ）

トレースのない真っ白な雪原が広がっています

ロングテイルにしても沈むものは沈みます。
新雪でも重い雪なので、フカフカというわけにはいかない。

魚野川に向かって駆け下る

登りのトレースをわざと避けて、下りの雪道を楽しむ。

段々雪が緩んできた中、最後の急登を下る。

そして、見事にはまる。
胸まで穴にはまり、ビックリ。
うん、無事でよかった。

トンネルの上に到着

壁を降りて、下界に到着

あとは、駐車場までトボトボ歩きます

感想

teru202

坂戸山には約10年ぶり。しかも無雪期の薬師尾根だけなので、すごく久しぶり。
週末は珍しく好天となるので、どこを狙うか天気を調べると、天気はいいのだが、強風がネックとなり、次々と候補が消えてゆく。
そんな中でほぼ無風の坂戸山への登山となりました。

当初は龍言尾根を狙ってみましたが、初めてのコースでノントレース！
こりゃ危険だ！とあっさり夏道の薬師尾根に変更。好天の中、多くの方が軽装で登られていてビックリ。スノーシューまで担いでいたので、登りのスピードでない。
でも、予想通り晴天・無風！　八海山や中ノ岳など、稜線は雪煙が舞っているので、こちらの選択で大正解でした。
大城まで足を延ばして、周囲の山々が冬限定の景色を纏って360°楽しむことができました。

新雪のはずが、日が当たって気温が上がると重い雪質になって、スノーシューに乗った雪が重く感じる。ロングテイルに変更してみたが、平坦地ならいいかもしれないが、急斜面や急角度の雪庇を越える際には扱いが難しい。下り道で雪が重いと乗った雪の抜けが悪いので、考え物。平坦地のフカフカ雪なら楽しそう。

今回の発見は、雪の上なら怖いものなしと思っていたスノーシューでも、簡単にクレパスに落下してしまうこと。注意しましょう。