爺ヶ岳中峰 東尾根から
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- GPS
- 08:23
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,716m
- 下り
- 1,716m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
気温に因り雪質が変りますので、今日一日だけの状況として 1) ナイフリッジ帯 アイゼンも効き危険度は少なかったです 2) もなか雪がアイゼンに付いてアイゼンが効きにくくなります。登山口へ尾根を降りて右に曲がりますが、そこからは雪も少なく直ぐに崩れるので気を使いました |
写真
感想
残雪期の蝶ヶ岳・燕岳と2週続けてお会いし、ヤマレコ・YAMAP等を通じてコンタクトしてきたken1ohtaさんをお誘いし、爺ヶ岳東尾根ルートで登頂してきました。
核心部と思っていたナイフリッジ帯はアイゼンも効き、問題なく通過できましたが
コルに入ってから時折風速30m/sを越える爆風が吹き付け、膝を地面に付けての台風姿勢で、風が緩くなったタイミングを見計らって進みました。
あんなに耐風姿勢をしたのは初めてでした。
ピークへの急登は息も上がりましたが、下半身に乳酸が溜まり何度も立ち止まりました。その苦しみ有っての登頂達成は嬉しかったですね。
そこでしか味わえない景色も堪能できました。
下山時は雪も緩み、もなか雪がアイゼンに付着し、緩斜面では良いですが、急斜面では取らないとアイゼンが効かないので、頻繁に取り外す(ピッケルで叩く)のは面倒でした。
あと下山の終盤は、トレースが無い所はズボズボと抜けてしまうので、トレースを踏みながら降りましたが、合わせながら歩くのはスピードが上がらず鬱陶しいのと、最後の急斜面では雪がズルズルと崩れてしまうのが危険で、核心部だったとも言えます。
総括すると、冬ルートなので長いのは致し方ありませんが、林道歩きも無く一般道から取り付けて冬の北アルプスを堪能できるこの東尾根は価値がありますね。
また年に一度は歩きたいルートが増えました。
予報通りの高気温
予報通りの強風
予報通りの快晴
ナイフリッジ区間は安定した雪で風がなければ差ほどの危険を感じず進むことができますが、ひとたび風が吹くと進むことを躊躇う区間です。
また、小雪で雪崩の危険は無いと判断しますが、気温が高すぎて緩んだ雪の崩落が懸念されます。
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