【木曽】城ヶ根山(837m)
![情報量の目安: B](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
- GPS
- 02:22
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 391m
- 下り
- 381m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
馬籠宿の展望台にくつろぎ、男埵山、南沢山、富士見台、恵那山の雄大な景色を堪能。圧倒的な観光気分に支配され、このままゆったり馬籠宿のそぞろ歩きに突入するかと思われる寸前、へたる心にムチが入り、森平に向かいました。
森平公民館の近くのゴミ収集所の余地に車を停めさせて頂きました。いざ!しかし、どこから?田んぼの中に迷い込み、どこから山に取りつくのやら。悩み果てる子羊(子ダヌキ?)に声がかかりました。近くに住むハッピ(!)を着た初老男性です。
「城ヶ根に行くんやろ?」「あそこにブルーシートのかかったトラクターが見えるやろ。その二階建ての家と、プレハブの間から行くんだよ」「あぜ道を歩いて近道してもいいから」・・・よそ者に対する親切心に思わず涙します。
祠の前に出ました。実は、消防水利のところから山に向かえばここに出たんだね。
さあさあ、登山開始。広尾根なので、油断すると道型を見失います。道型にこだわらなくても歩けるから、それはそれで大丈夫なんだけどね。所詮、登り行程なので、難易度は高くない。ただし、作業道、測量道、杣道が交錯して、茶々は入りまくる。植林や自然林、ササ原を歩いて高所をめざします。
山頂近くに迫ると、ちょっと山深い雰囲気。広尾根がふんわりカーブし始めると、ほどなく山頂です。国土地理院と御料局の石標が二基。手作りのプレートが三枚。山を愛する皆さんの気持ちがじんわり伝わってきます。
ここもまた展望とは無縁だし、不愛想な有刺鉄線さえ待ち受けているし。その分、寂峰の味わい深さは折り紙つき。どうであれ、山はいいのさ。
帰りは川上峠を目指す周遊コースへ。林間からほの見える山姿は奥三界か夕森山か、はたまた雨乞棚山か。その右手には、南木曾、南沢山、湯舟沢山が、見えそうで見えない。それもまた一興かと。
順調に高度を落として峠に立ちました。ここは長野県木曽郡南木曽町と岐阜県中津川市との県境になっています。峠から登られる方は、反時計方向に回り込みながら尾根に乗ると楽かもしれません。
雪の残る林道を歩くとキヨスミイトゴケが出迎えてくれました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する