大山 弥山東稜 弥山西稜
- GPS
- 16:36
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 2,078m
- 下り
- 2,071m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 10:28
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 6:27
天候 | 晴れ暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
気温急上昇でかなり雪質が悪い |
写真
感想
先週に引き続き2週連続の大山に。今回は、気温の急上昇に伴い、雪崩を心配しながらの計画。前日17時00分のスキー場積雪量は、120cm。先週来たときは、90cm。その後65cmまで融けて145cmまで降り積もり120cmになっていました。大山寺への道の雪は、融けてる…どうなんでしょうか?
元谷へ到着するころ、北壁には、それぞれのルートに取りついているパーティーのヘッデンがみえました。
テント設営をし、スタートする頃にはすっかり明るくなっていました。
今日は、弥山東稜を目指します。弥山西稜は、ものすごい大渋滞でした。弥山東稜には、上部に先行パーティーと私たちの後に地元の山岳会のパーティーのみ。取り付きまでトレースは、ありませんでしたので、先行パーティーは、別のところから上がった模様。
バイルをさしても効かず、支点となる木々も雪に埋まっており、雪の質でこんなに違うものかと思いました。
弥山西稜と弥山東稜は、同じようなグレードで、少し東稜のほうがピリリとするのだと思っていました。1、2pで約2時間掛かったほど悪かったです。
最後の雪壁登りがパワー系で、あたくしには
苦労させられました。
また、今回レジェンドとつるべで行かせていただきましたのでそれも勉強になりました。私は、まだまだらしいです。
会の先輩方々は、オトコモオンナモカンケイナク頑張っていたそうです。夜の団らんでは、リードするハートの強さが足りない…と諭されました。今回も赤ワインを持参しましたが美味しくてすぐになくなってしまいました。
2日目、あっさり滝沢リッジを諦め、トレースバッチリ弥山西稜に。
明け方から、テントの周りに暴風が吹き荒れ、暴風予想されます。
3時30分に起床し、5時00分すぎにスタート。昨日に引き続き、あたくしは、レジェンドとつるべで登りました。最初の雪壁を登ったところから一応ロープ出しました。練習にもなるし。
去年見た藪は、雪に埋もれていて、易しくかんじました。上がっていくと暗い雲が立ち込め、風がさらに強くなります。
あっという間に終わってしまいました。
小屋でハーネスをとり、尻セード準備。あたくしは、尻セードがお気に入り。昨日の下山では、雪がまとわりついてちっとも滑ることができなかったのでやや不満。しかし今日は、滑ります。帰宅してハードシェルのズボンをみると、ちょっと擦れてきちゃいました。やりすぎ!!!
今回も大山の素晴らしい光景を見ることができて幸せを感じます。
雪山もう一回ぐらい行けないかなーっ。
今回学んだこと。
大山北壁では、スリングがたくさんいる。細い木々で脆弱な支点であってもとりたい。6本ではギリギリ。
前回活躍したスノーバーは、あんまし効かなかった。
初めて実践わかんは、沈みにくい。ふみぬきを回避しやすいかも。
同じルートでも雪質でこんなにもグレード感が変わる。積雪や気温の状況をチェックするのが大事。
クライミング力upして、リードできる自信と経験を積む。
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