天空の城 竹田城跡登山ハイキング
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
コースタイム
16:45登頂
17:25第2中腹駐車場へ戻る(E)
天候 | 快晴、無風、山頂16℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰路は逆 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から竹田城跡入口までは舗装道路で緩やかな坂が続く。 城郭入口からは城跡の周りを反時計方向に登るがここも亀コースと言うほど我が高齢者でも登れる勾配だ。 しかし、前方の樹木(スギ、アカマツ、ブナ・・・)の間に石垣が見えだした付近から突然急勾配となる。階段式に岩石が敷かれているが不規則で足幅に必ずしも合わず危険だ。登山未経験らしい若いカップルは互いに手を添えて奇声?を発しながら何とか上を目指す。 トイレはない。 |
写真
感想
この記録がヤマレコの記事として適当かどうか迷いながらの投稿であることを初めにお断りさせていただきます。つまりこれ登山? それとも城めぐり? と言うことです。
退職後、数年前より始めた名城巡りと昨年から再開した登山。その登山ももっぱら高齢者向きの低山ハイキング、せいぜい比高が200〜300、しかも無雪期と条件がつきます。高山ならロープウェイの条件がつきます。
城巡りは、国宝4城の松本城・姫路城・彦根城・犬山城の天守閣を制し、重要文化財に指定されている現存天守閣8城中の高知、松江などが進行中であり、これまた見るのでなく登る、制覇するのが目的です。
飛べない人間は高い所に上る習性があるのは確かです。flute-jijiも高校時代にすでに富士山登頂しておりその習性を身につけていたようです。
一方、見方を変えれば100名城に入る但馬・竹田城跡!は高い山ではありません。
僅か標高353.7Mの低い和田山です。しかし3大山城(大和高取、備中松山、但馬竹田城跡)の肩書を持っています。
一般に、山にはもっと深い奥底に信仰や神の世の古事記・日本書記・戦国時代など歴史で言い伝えられた特有の文化があります。反面、純粋の物理現象をとらえる科学もあります。更に花・鳥・樹木・自然石など様々な風物詩もあります。
老境に入った今、私はこの辺をこれからも追及したいし、いつまで可能かわかりませんが低山に登り続けます。
*************************
さて、本筋に戻ります。
ご承知のように秋冬期の早朝に登山・写真愛好家で話題になるのがこの竹田城跡の朝霧現象です。「東洋のマチュピチュ」と言われる低山の幻想的な”雲海”にあこがれて前日から泊まりがけで早朝登山し場所取りをするほどの人気です。 しかしその雲海が見られなかったらガッカリして出直さなければならないと聞きます。
拙者にはもう不可能です。
flute-jijiのの今回の山行きは観光ツァーを利用しての一種の旅です。
GWにピークを迎える各地の藤の花見を午前中に済ませ、午後から目的の竹田城跡に向かいました。
なぜ午後? ツァー添乗員の説明によれば、今人気の山は一般登山客が朝の時間に殺到し山はラッシュアワー同然となります。当然高速道路も登山口も渋滞に巻き込まれるのは必至です。
予想通り快晴のGW大詰めにも関わらず、渋滞に巻き込まれることなくスタート地点の駐車場に着きました。 ここからがヤマレコの記録です。
この冬、大和三山、大和高取山、葛城山など登りました。それぞれ古事記・万葉時代の伝説に魅かれ感動しましたが、今回の雲海の無い”緑の竹田城跡” ”但馬(たじま)の山並み”の絶景は最高でした。
思っていたより広い城跡。自然石を穴太積(あのうづみ)工法で仕上げた石垣。マチュピチュと同様古人の神秘とロマンを身に浸みて感じた低山ハイキングでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する