坊主岳山頂には、ズボ雪急登に見合う景色が待っていた！

2021年02月22日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.6km
• 登り: 878m
• 下り: 879m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:20

10:25 イノコ沢登山口
11:10 11:15 小坊主岳
13:40 14:00 坊主岳
15:15 小坊主岳
15:45 イノコ沢登山口
15:45 ゴール地点

天候

晴れ(春かすみ)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道の登山口近くの退避スペースに停めました。

コース状況／危険箇所等

標高1400mくらい〜山頂までは、ひたすら春のズボズボ雪。膝くらいから腰近くまで埋まる場合もあり。

写真

2/22 15:45

何度も車で通過したことがある登山口ですが、止め所がよく分からないので、県道の退避スペースを見つけて駐車しました。

2/22 11:42

前半の急登区間にはほとんど雪はありません。なだらかになり始める中間区間＝大体1400m位から急激に雪が増えます。

2/22 12:56

前半の急登が終わった後は暫く楽な斜度が続くのですが、完全に春の湿雪で、膝くらいまでのツボ足の踏み抜きが多発。
1600m位からは後半の急登が始まります。

2/22 12:49

ふと気づくと1800m。この辺りから上は、深い所では腰の深さくらいまで踏み抜いてしまい、なかなか先に進まない！

2/22 13:14

湿雪に腰まで埋まった状態で、取り合えず経ヶ岳方面をパチリ。昨年の初夏に登ったなー、懐かしい。

2/22 13:24

木曽駒もキレイ・・。なんて言っている時ではない。トレッキングポールは役に立たないので収納し、森林限界で増えてきた低木の枝をつかみながら、足腰を引き上げて進みます。

2/22 13:34

体力的には急登は別に構わないのだけど、このズボズボ雪はとにかく時間を失う・・。樹林が切れ始めた！

2/22 13:37

森林限界を超えたと思ったら、待望の山頂。しかしここからも踏み抜き多発で、なかなか先に進まない！

2/22 13:40

到着♪♪仏谷の向こうには経ヶ岳が頭を出してます。目の前で近そうに見えるけど、遠いなぁ。

2/22 13:42

昨夏に登った木曽駒はさらに向こう。経ヶ岳様、すいません、坊主岳のほうが標高は低いのですが、山頂の景色は全然良いです。

2/22 13:44

西に目を移せば、御岳と乗鞍が並び立つ。

2/22 13:49

槍穂高は、鉢盛山の向こうにチラッとだけ見えました。

2/22 13:52

食事をして、仏谷と経ヶ岳に別れを告げて下山します。今日も暖かい陽気で、山頂までフリース系のジャケットでOKでした。

2/22 15:01

だいぶ下りてきて、樹林越しに稜線を振り返る。今日は誰にも出会いませんでした。

2/22 15:46

帰りは2時間かかりませんでした。登山口「いのこ沢橋」から月が見えてます。やっぱり雪山は楽しい。

撮影機器：

Canon EOS M2 Canon

感想

atov

坊主岳は急登で名高い山のようで、最近のレコをいくつか拝見しつつ、それなりに覚悟して入山しました。
実際は、前半の急登区間と、1600m位からの後半の急登区間の間は、結構穏やかな区間が続きます。なので筋肉を休めることができて、疲労はそこまで感じませんでした。
後半の急登は、ズボ雪がなければもう少しサクサク行けたと思うのですが、いかんせん踏み抜きの深さが凄くて、僅かな距離でもなかなか進みません。柔らかい湿雪で、下山時はとくに、だいぶ斜面を荒らしてしまいました、すいません。