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Yamareco

記録ID: 295634
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

夜叉神峠登山口→南御室小屋→薬師岳→観音岳ピストン

2013年05月05日(日) ~ 2013年05月06日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
14:39
距離
27.9km
登り
2,158m
下り
2,152m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

【1日目】
09:04 夜叉神峠登山口
10:14 夜叉神峠
12:05 杖立峠(標識地点)
14:19 苺平
15:01 南御室小屋

【2日目】
05:13 南御室小屋
06:58 薬師岳
07:41 観音岳(30分休憩)
09:44 南御室小屋(90分休憩)
11:50 苺平
13:09 杖立峠(標識地点)
14:20 夜叉神峠
15:15 夜叉神峠登山口
天候 1日目:晴
2日目:晴
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・南御室小屋テン場は500円
・南御室小屋の水場の水量は問題なし
・夜叉神登山口にある宿に風呂あり(600円、洗い場3人で浴槽も狭い)
登山口入り口。いきなり急斜面からのスタートです。
2013年05月05日 08:55撮影 by  NEX-5N, SONY
5/5 8:55
登山口入り口。いきなり急斜面からのスタートです。
夜叉神峠。白峰三山が目前に見えます。
2013年05月05日 10:14撮影 by  NEX-5N, SONY
1
5/5 10:14
夜叉神峠。白峰三山が目前に見えます。
夜叉神峠のテン場。テントは1張りのみ。
ここまでなら子連れで来てもいいかも。
2013年05月05日 10:16撮影 by  NEX-5N, SONY
5/5 10:16
夜叉神峠のテン場。テントは1張りのみ。
ここまでなら子連れで来てもいいかも。
杖立峠。(実際の峠はもう少し下ったところのようですが)
2013年05月05日 12:15撮影 by  NEX-5N, SONY
5/5 12:15
杖立峠。(実際の峠はもう少し下ったところのようですが)
ここが火事場跡?
2013年05月05日 13:20撮影 by  NEX-5N, SONY
5/5 13:20
ここが火事場跡?
火事のお陰で眺めが良くなるというのは複雑な心境…。違法伐採されて眺めの良くなった天目山を思い出します。
2013年05月05日 13:21撮影 by  NEX-5N, SONY
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5/5 13:21
火事のお陰で眺めが良くなるというのは複雑な心境…。違法伐採されて眺めの良くなった天目山を思い出します。
南御室小屋近くの展望スポット。もやっていますが、金峰山の五丈岩も確認できました。携帯の電波も入る(入らない場合もある)模様。
2013年05月05日 14:53撮影 by  NEX-5N, SONY
5/5 14:53
南御室小屋近くの展望スポット。もやっていますが、金峰山の五丈岩も確認できました。携帯の電波も入る(入らない場合もある)模様。
南御室小屋に到着。
2013年05月05日 15:01撮影 by  NEX-5N, SONY
5/5 15:01
南御室小屋に到着。
子供の日にあわせて鯉のぼりが出ていました。
2013年05月05日 15:01撮影 by  NEX-5N, SONY
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5/5 15:01
子供の日にあわせて鯉のぼりが出ていました。
この日の晩飯は女性陣の作ったトムヤムラーメン。美味かった。自分も素ラーメンから卒業しなきゃ。
2013年05月05日 16:27撮影 by  NEX-5N, SONY
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5/5 16:27
この日の晩飯は女性陣の作ったトムヤムラーメン。美味かった。自分も素ラーメンから卒業しなきゃ。
乾杯!ちょっと贅沢なビールは持参しました。協調性がなくてすみません。
2013年05月05日 16:29撮影 by  NEX-5N, SONY
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5/5 16:29
乾杯!ちょっと贅沢なビールは持参しました。協調性がなくてすみません。
出発前。徐々に空が明るくなってきました。
2013年05月06日 04:10撮影 by  NEX-5N, SONY
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5/6 4:10
出発前。徐々に空が明るくなってきました。
遥か彼方に浮かぶ富士山。ここらから展望が開けてきます。
2013年05月06日 06:13撮影 by  NEX-5N, SONY
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遥か彼方に浮かぶ富士山。ここらから展望が開けてきます。
奥に見える塩見岳に惚れました。いつか行くぜ!
2013年05月06日 06:17撮影 by  NEX-5N, SONY
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奥に見える塩見岳に惚れました。いつか行くぜ!
中央左奥は笊ヶ岳。ここの眺めも相当いいらしいので行ってみたい。
2013年05月06日 06:41撮影 by  NEX-5N, SONY
5/6 6:41
中央左奥は笊ヶ岳。ここの眺めも相当いいらしいので行ってみたい。
薬師岳と観音岳。前回は反対方向から周回したので通過点くらいの印象だった薬師岳ですが、こちらから登ると立派な山です。
2013年05月06日 06:43撮影 by  NEX-5N, SONY
5/6 6:43
薬師岳と観音岳。前回は反対方向から周回したので通過点くらいの印象だった薬師岳ですが、こちらから登ると立派な山です。
雪に埋もれた薬師小屋。営業はしているみたいでした。
2013年05月06日 06:46撮影 by  NEX-5N, SONY
5/6 6:46
雪に埋もれた薬師小屋。営業はしているみたいでした。
誰もいない薬師岳山頂。気持ち良い!
2013年05月06日 06:58撮影 by  NEX-5N, SONY
5/6 6:58
誰もいない薬師岳山頂。気持ち良い!
薬師岳山頂から隣を望む。
2013年05月06日 07:00撮影 by  NEX-5N, SONY
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5/6 7:00
薬師岳山頂から隣を望む。
空に浮かぶ八ヶ岳。
2013年05月06日 07:10撮影 by  NEX-5N, SONY
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5/6 7:10
空に浮かぶ八ヶ岳。
八ヶ岳を横目に観音岳へと向かいます。
2013年05月06日 07:14撮影 by  NEX-5N, SONY
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八ヶ岳を横目に観音岳へと向かいます。
振り返ると薬師岳の横に富士山。
2013年05月06日 07:25撮影 by  NEX-5N, SONY
5/6 7:25
振り返ると薬師岳の横に富士山。
観音岳山頂下。
2013年05月06日 07:41撮影 by  NEX-5N, SONY
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観音岳山頂下。
ようやくオベリスクが拝めました。頭しか見えなかった甲斐駒とも感動のご対面。
2013年05月06日 07:43撮影 by  NEX-5N, SONY
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5/6 7:43
ようやくオベリスクが拝めました。頭しか見えなかった甲斐駒とも感動のご対面。
オベリスクをつまんでみる。…ちょっとずれたみたい。
2013年05月06日 07:59撮影 by  NEX-5N, SONY
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オベリスクをつまんでみる。…ちょっとずれたみたい。
千丈の横には中央アルプス。
2013年05月06日 08:10撮影 by  NEX-5N, SONY
5/6 8:10
千丈の横には中央アルプス。
連なる山々のスケールは流石日本アルプスの一言。
2013年05月06日 08:32撮影 by  NEX-5N, SONY
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5/6 8:32
連なる山々のスケールは流石日本アルプスの一言。
イルカっぽい。
2013年05月06日 08:39撮影 by  NEX-5N, SONY
5/6 8:39
イルカっぽい。
帰りにはガラガラのテン場。平日は貸切ですな。
2013年05月06日 11:17撮影 by  NEX-5N, SONY
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5/6 11:17
帰りにはガラガラのテン場。平日は貸切ですな。
行きには気づかなかった富士山ビュースポット。
2013年05月06日 13:46撮影 by  NEX-5N, SONY
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5/6 13:46
行きには気づかなかった富士山ビュースポット。
ここでいよいよ南アルプスの山々とお別れです。
2013年05月06日 14:22撮影 by  NEX-5N, SONY
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5/6 14:22
ここでいよいよ南アルプスの山々とお別れです。
5本杉。
2013年05月06日 14:50撮影 by  NEX-5N, SONY
5/6 14:50
5本杉。
撮影機器:

感想

今回は知り合いの計画に便乗させてもらって南アルプスのテン泊ツアー。

【1日目】
09:04〜10:14 夜叉神峠登山口→夜叉神峠
道路の流れはスムーズで、予定より早めに峠に到着。駐車場には路上駐車の車もあったものの、登山口前のスペースに所々空きがある状態。数日前には一杯だったが、連休も残すところ2日ということで若干登山者も少ないのか。出発準備している横を数組が登っていたので、ほとんど人がいないというわけではないようだ。
この日は初めて一緒に歩く知人とのテン泊なので、足を引っ張らないか不安を抱えつつスタート。いきなりなかなかの急登からスタートで、雪は全くなく歩きやすいが、荷物が重いのでスピードは出ない。
ほぼコースタイム通りで夜叉神峠に到着。峠からは白峰三山が目前に見え、テンションが上がる。

10:14〜12:05 夜叉神峠→杖立峠(標識)
峠を過ぎると眺望のない樹林帯歩きが続く。ここも雪なし。
途中でパーティメンバの1人が落し物に気づいたので空身で探しに戻り、他のメンバーはゆっくり先に行く事に。(結局は下山者に拾われて無事夜叉神峠の小屋に届けられていたらしい。いい人に拾われて幸いでした。)

12:05〜14:19 杖立峠(標識)→苺平
杖立峠の標識があるところから下る道あたりから道に氷が残っている箇所が多くなった。が、道の端の氷がついていない所を歩けば特に問題なし。しばらく歩くと少し開けた地点に到着。どうやらここが火事場跡らしい。久々の眺望を堪能して先に進むと徐々に雪が出てくるが、アイゼンをつけなくても十分歩けるような雪質。

14:19〜15:01 苺平→南御室小屋
苺平からは基本的に下り。苺平手前に引き続き雪も残っているもののアイゼンはなくても問題なし。
南御室小屋のテン場は3割ほど雪がとけており、ちょうど空いていたのでここにテントを張る。テントを張るために荷物を出すと謎の水漏れ(後に水を入れていたプラティパス的な容器の破れが発覚)により肝心なシュラフが濡れていて涙目。高田純次語録の「オレはどこでも寝れるんだけど、唯一ふとんが濡れてると寝れないんだ」というネタを思い出す。高田純次でさえも寝れない状況に戦慄しつつも、幸い日が出ていたので、岩場に干して事なきを得た。ちゃんと防水策を考えておいた方がよかったかも。
夜は-3℃くらいで思ったよりも暖かく、厚着をして寝ていたら暑すぎて逆に寝苦しくなってしまった。

【2日目】
05:13〜06:58 南御室小屋→薬師岳
この日はテン場にテントごと荷物をデポし、アタックザックに最低限の荷物を詰めて出発。
テン場からすぐは雪がなかったが、すぐに氷が出現。登りも急なのでアイゼンをつけて正解。しばらくは眺望がないが、ガマの岩を越え、砂払岳付近から一気に眺望が開ける。ここらから雪も大分とけているのでアイゼンをはずす。天気も眺めもいいので、チョコチョコと撮影会をしながら先に進む。

06:58〜07:41 薬師岳→観音岳(30分休憩)
森林限界を超え、最高の眺望を楽しみながらゆっくりと進む。状況によっては地蔵岳まで行こうという話もあったが、いろいろな事情を勘案して今回は見送り。
観音岳からはオベリスク、甲斐駒の眺めが素晴らしい。

08:11〜09:44 観音岳→南御室小屋
下るのが名残惜しいが、しばらく休憩した後に下山開始。樹林帯に入る前にアイゼンを装着する。テン場に戻ると結露でビショ濡れだったテントはすっかり乾いていた。
ちょっと早い昼食と撤収準備をしてから出発。

11:15〜15:15 南御室小屋→夜叉神峠登山口
ここからはテン泊フル装備に戻って下山開始。休憩後の苺平までの登り返しはなかなか応える。苺平から下って火事場跡に出る前辺りで雪がなくなってくるので、そこでアイゼンをはずし、あとはアイゼンは使わずに下山した。

総括
ほぼ厳冬期を想定した装備を担いで歩くことができ、いい経験になった。ザックも買ったし今年はどんどんテン泊をやってみたい。

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技術レベル
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体力レベル
4/5

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