雲ノ平
- GPS
- 58:30
- 距離
- 38.7km
- 登り
- 2,995m
- 下り
- 2,996m
コースタイム
一日目:折立駐車場5:20-6:50三角点7:10-8:20五光岩8:25-9:10太郎平小屋9:20-11:35北ノ俣岳11:40-12:30赤木岳-13:00中俣乗越-14:55黒部五郎岳の肩15:05-17:00黒部五郎小屋
二日目:黒部五郎小屋4:55-7:45三俣蓮華岳8:00-9:00三俣山荘9:40-10:25黒部源流碑10:40-12:40祖父岳分岐12:55-13:50雷岩14:00-14:20雲ノ平山荘
三日目:雲ノ平山荘5:00-8:20薬師沢小屋8:40-11:50太郎平小屋12:15-14:20三角点14:30-15:50折立駐車場
天候 | 一日目:晴れ、二日目:晴れのち曇り、三日目:晴れのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
芳見橋交差点を右折し、有峰林道へ向かいます。 林道ゲートは午前6時から午後8時まで開門。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 薬師沢小屋から雲ノ平までは、苔むした岩がゴロゴロでつらいです。 木道は濡れていると滑りやすい。 |
写真
感想
今年の夏季休暇はどこに上ろうかだいぶ迷いましたが、雲ノ平へ行くことにしました。
写真で見るととてもきれいなところですが、以前に行ったときは悪天候で視界が悪く、何も見えなかったので、またぜひとも行きたかったのです。
テントにしたかったのですが、体力不足のため小屋泊まりとしました。
前日の仕事が終わってすぐに出発し、有料道路入口が閉まる前に何とか間に合い、日没後折立駐車場に到着(19:30頃)しました。
テントを張って寝ようかと思ったのですが、面倒になって車で寝ました。でも、ロードスターなので、とても寝苦しく何回も目が覚めて全く熟睡できないのでした。
第1日目(9月13日、折立〜太郎平〜黒部五郎小屋)
ほとんど眠れないまま、4時ごろから準備をして、5時20分ごろ上り始めました。
登山道はほんとに快適でした。
振り返れば、富山湾、有峰湖がみえます。
太郎平は、今日はまだ平日なので人もまばらでした。黒部五郎岳、水晶岳、雲ノ平、薬師岳などが望めます。
しばし休憩後、黒部五郎まで行くことにしました。なだらかな稜線です。
このあたりの景色、なんかとってもいいですね。
北ノ俣岳を過ぎたあたりから、ガスが出て展望がきかなくなってしまいました。
太郎平から黒部五郎小屋までは、かなり距離があるのは覚悟していたのですが、運動不足、前日の睡眠不足もあって、大変につらい山行きとなりました。
反対から来る人にも何人かすれ違いました。黒部五郎までまだだいぶありますかと尋ねることもしばしばでした。
ガスの合間にちらちらと黒部五郎岳へのちょっとした急登が見え、この疲れた体で登れるかといった不安がよぎりました。
あの登りはきつそうだと引き返してこられて人もいました。
大変つらい上りとなり、ひょっとしたらビバークしなくてはいけないかと何度も思いました。
ガスの中を大きな蔓をしょった修験道のようなひとが上っていくのが見えました。一瞬幻かと思いましたが、翌々日の薬師沢でまたお会いしました。
何とか黒部五郎の肩まで到着しましたが、残念ながら山頂はあきらめカールを通る道を選びました。
疲労困憊で黒部五郎小屋に到着。
折立から約12時間かかりました。
第2日目(9月14日、黒部五郎小屋〜三俣蓮華岳〜雲ノ平)
暗いうちに出発、朝日に照らされる黒部五郎岳と、小屋が見えます。
鷲羽岳から祖父岳へ行きたかったのですが、体力的に難しそうだったので、黒部源流のほうへ下りました。
今回は天気も良く、景色を楽しみながらゆっくりと歩きました。
リニューアルした雲ノ平山荘に到着。
この日は、ちょうど百名山完登達成した方がおられました。
私なんか、今回、2つの百名山(黒部五郎岳、鷲羽岳)に上りそこなっているというのに。
山談義に盛り上がった夜になりました。
第3日目(9月15日、雲ノ平〜薬師沢〜太郎平〜折立)
木道が前夜の雨でぬれていたため、滑って転倒、思い切りしりもちをつきました。
薬師沢小屋までの下りはつらいですね。
薬師沢を上ります。振り返ると、雲ノ平、水晶岳が見えます。
太郎平は土曜日なので大賑いでした。
下り途中で雨になりました。
登山道にカエルがたくさんあらわれて踏んづけそうになりよけるのに大変でした。
折立に着いた時には雨が上がってました。
なんと、私の大事な愛車がぶつけられボディがへこんでいるではありませんか!
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