羊蹄山（マッキモ）

2021年02月28日(日) [日帰り]

• GPS: 08:22
• 距離: 14.2km
• 登り: 2,111m
• 下り: 2,101m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 0:22
• 合計: 8:07

5:15 スタート地点
11:47 12:09 喜茂別コース下山口
13:22 ゴール地点

天候

晴れ（爆風）

コース状況／危険箇所等

雪の状況が大きく変わった週末。その日その日の判断が必要。
西風が物凄い日だった。

写真

2/28 5:23

満月の下歩き始める

2/28 7:01

太陽が昇ってきた。尻別・ルスツを望む。

2/28 7:27

2/28 12:49

下部樹林帯はトレースでガタガタ

2/28 13:31

喜茂別登山口近くより

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

Kazu

　9日間の北海道滞在最終日は羊蹄山へ。今日は19；30千歳発に乗ればよいので余裕がある。予報は晴れだが西風がかなり強いようだ。ということで東面のマッキモルートに決定。千歳にも近いのでよい。
　朝5時過ぎにスタート。駐車場には5-6台の車があった。夜明けまで時間があるが、今日は満月なので光がある。月明かりの下、下部の樹林帯を快適に進む。トレースも明瞭だ。朝のうちは気温が低く、いい感じのパウダーだった。標高1250mまではトレースを追っていくが、1200mを越えたところでウィンドクラストが酷くなり、トレースも消えてしまっていた。雪面がかなり硬く、ウィンドスラブも形成されていそうな感じだった。周りに登山者もおらず、ソロで突っ込むのはためらわれたので、まずは下部樹林帯のパウダーを美味しいうちに味わっておこうと、滑降モードに。標高700mくらいまで落としたが、とても快適なパウダーだった。
　700mから再び登り返し。次はとりあえず行けるところまで行こうと考えていたが、気温がどんどん上がってきて風も少し弱くなったせいか、先ほどウィンドクラストしていた部分も柔らかくなっていた。また心強いことに2人（いずれもソロ）が先行して頂上を目指していたので、雪質を見ながら頂上を目指すことにした。上部はやはりウィンドクラストだが、雪崩れそうなスラブの形成はなさそうだった。途中あまりの強風にバランスを取るのが難しくシートラで登った。外輪山に着くと西からの爆風をもろに受けて稜線上に立つことすらできない。頂上標識まで行くのは諦め、スキーで下り始める。素晴らしい景色と標高によってどんどん変化する雪を楽しみながら下った(動画あり)。