大麻山 〜18きっぷでの日帰り山旅〜 [香川県 琴平町]

2021年03月07日(日) [日帰り]

• GPS: 03:34
• 距離: 13.1km
• 登り: 916m
• 下り: 939m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:30
• 合計: 3:34

距離 13.1km 登り 916m 下り 950m

12:35 琴平駅
12:50 金比羅宮石段
13:06 金刀比羅宮本宮
13:26 13:31 金刀比羅宮奥社（厳魂神社）
14:05 14:10 大麻山
14:18 14:38 大麻山園地
16:09 善通寺駅

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

JR琴平線　琴平駅から入山
下山は　JR琴平線 善通寺駅

コース状況／危険箇所等

金刀比羅神社からの登山道はトラバース気味で、道は水っぽく滑りやすいので注意を。
大麻山からの下りはハッキリしない箇所がある為に気をつけたい。

その他周辺情報

金刀比羅神社はかなりの観光地なので色々ある。

写真

3/7 12:35

彦根を出発して6時間、琴平駅に到着しました。

3/7 12:36

今回登る山が目の前に。
完全なる未知なる地域。
とりあえず真っ直ぐ進みます。

3/7 12:41

なんか商店街に出た。

3/7 12:44

メッチャ土産屋が並ぶぞ。
登山やめようなか（笑）

3/7 12:47

階段を登り始める。
観光客が多いな。

3/7 12:52

結構急な階段が続く。
観光客が勝負してくるが、こっちは重いザック担いでるし（汗）

3/7 13:02

ここが金刀比羅神社か。
立ち寄らずに素通りする。

3/7 13:06

讃岐平野は丸亀側の景色。
讃岐富士は良い形してるな。

3/7 13:12

その後も階段は続く。
舐めてかかると結構しんどいぞ。

3/7 13:27

ここが階段の末端である奥社になる。

3/7 13:27

そして奥社の脇に登山道が派生する。

3/7 13:28

ようやく登山道にありつける。
長かったな。

3/7 13:29

ここからずっとこんな感じが続きます。

3/7 13:33

丸亀平野と瀬戸内海。
見慣れない景色に大興奮です。
宇多津方面、瀬戸大橋が見えますね。

3/7 13:40

それにしてもこのトラバースは長い。

3/7 13:50

そしてこの傾斜のトラバースでしかも泥濘んでるので転ぶ人も後を立たない。

3/7 13:52

尾根道に着いてホッとした。

3/7 13:54

先程のトラバースとは似ても似つかないくらい気持ちが良い。

3/7 13:57

下からの林道が上がってきた。

3/7 13:58

なるべくアスファルトは歩きたくないのでここを歩く。

3/7 13:58

有料駐車場？！
一台も止まってないが、どういうことだと思ってしまう。

3/7 14:04

山頂はアンテナ基地だったか。

3/7 14:09

とりあえず地味だけどここが大麻山山頂だ。
地味なのはここだけ。

3/7 14:14

少し北に向いたら大展望。
独特な讃岐平野は新鮮さ抜群。
高松市内は見えないみたいだ。

3/7 14:15

記念撮影をやり直す。

3/7 14:16

瀬戸内海の歴史を学ぶ。

3/7 14:18

宇多津、丸亀市内、瀬戸内海方面の景色。

3/7 14:18

三豊市内、観音時方面。

3/7 14:39

これから下山に掛かります。

3/7 14:40

この脇から入っていきます。

3/7 14:43

バリエーションルートみたくなる。
トラバースが多く、泥濘むので手強い。

3/7 14:55

ここまで下ったら安心出来るのか？

3/7 14:55

正面には5岳が見える。(この時はどんな山だかさっぱり分からない)

3/7 15:00

かなりまともな登山道になった。

3/7 15:07

気持ち良く見えるが急坂下り。

3/7 15:09

振り返るとこんな勾配ですよ。

3/7 15:11

この先は真っ直ぐ行っても小ピークで行き止まり。
ここで↘に向かいます。

3/7 15:13

向かいの尾根に向かいます。
また登りか。

3/7 15:15

キツい登りなのでここで巻く。

3/7 15:16

尾根に出た。
初めからこの尾根を通ればよかったんじゃ？
と思ってしまう。

3/7 15:19

広い尾根道になった。

3/7 15:19

下界も目の前に見えるが、まだ少し距離がある。

3/7 15:20

林道にも下りられるが、ここは尾根を歩き通す。

3/7 15:23

あの向かいの高いピークには行くのだろうかと思ったけど、行くことはなかった。

3/7 15:24

鉄塔に出た。

3/7 15:27

鉄塔から下ればようやく林道に出た。

3/7 15:38

林道はやがて県道に出る。

3/7 15:39

正面には明らかにキツそうな山が見える。
また来たときは登りたいものだ。

3/7 15:49

自衛隊の基地に来た。

3/7 15:49

5岳をバックに自衛隊善通寺駐屯地門。
この存在も初めて知った。

3/7 15:55

善通寺が見えるけど、電車発車時刻まで、残り25分なので無視する。

3/7 16:08

なんとか発車時刻10分前には着いておしまい。

撮影機器：

SHV46 SHARP

感想

かづたん

いよいよ青春18きっぷ使用期間が開始され、このきっぷを購入するのも使って旅するのも初めての経験だ。
これをきっかけにある企画を考えた。
それは題して『日帰りでの限界登山』というもので、内容はいかに遠い場所で日帰り登山を成立させるという事だ。

とりあえず6時半の彦根駅発の電車に乗り、乗り換えを繰り返して6時間…着いた先は香川県随一の観光地『琴平』だ。
しかし当の本人はこの場所がそこまでの観光地とは一切思ってもなく山へと向かう。

商店街から曲がると大勢の観光客が溢れる道になり、場違い感が半端なかった。
観光地の道は永遠の階段が続くもので、観光客はゼーゼーいっていた。
重いザックを担いでいる俺もかなりしんどい。
それにしても驚くのはその永遠に続く階段沿いなのに土産屋も途切れない事だったが、一軒も立ち寄ることなく金刀比羅神社に登りきった。

参拝することも無く素通りし、登山道へと向かうもまた更に階段が続く。
その階段の末端は奥社だった。
そして待ちに待った登山道はその奥社の脇から始まるもので、ようやく静寂の中歩ける。

登山道は基本トラバースで、しかも道は湿り気があり滑りやすいので意外と侮れない。
そんな長いトラバースをやり過ごすと林道に合流し、それはアンテナ基地に続くものでそここそが大麻山の山頂になる。

山頂はなんの魅力もない道端って感じだが、少し下った場所に展望台と憩いの場みたいになっており、そこからの眺めは素晴らしいものだ。
丸亀平野と瀬戸内海の景色は初めて見るので新鮮すぎて興奮が冷めやらなかった。

地元の人と話してた時間を含めての30分は展望台に居てただろう。
下山する訳だが、小径をそのまま下るのはつまらないので、ダイレクトに下る脇道を辿る。
ここもまた湿っているし、それなりの急坂下りで、しかも道はハッキリしてないのでバリエーションルートかと思えるくらいだ。

とある尾根分岐に騙されて左の尾根を下るも、結局右の尾根までトラバースするというムダなロスも発生した。
尾根は広場みたいになり、鉄塔まで歩きったところが末端となり、そこからちょっと下ると林道に出てホッとする。

街中に出る前に着替えて一般人になり、県道に出ると自衛隊駐屯地を見ながら歩いた。
電車の時間がギリギリだということに気が付いて急ぎ足だったので、途中の善通寺は完全にスルーし、そこから15分位で善通寺駅に着いて電車には余裕で乗る事が出来た。

色々余裕がない行程だったので、土産屋も見てないし肝心の讃岐うどんも食べれずに彦根に22時前に帰ってきたので、本当に丸一日使った感じだ。
そして日帰り登山の検証は成功した。
今回登った大麻山は里山としてはかなりキツい部類だと思う。

正直、自分でも信じられないくらい遠くに行った訳だけど、18きっぷでの山旅…色々準備不足な点もあったけど、素晴らしい！
まだあと4回分残っているので次はどうしようか楽しみだ。