ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2980352
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳〜不帰III峰dルンゼ

2021年03月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:33
距離
13.5km
登り
986m
下り
1,999m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:17
合計
6:27
9:01
15
9:16
9:16
9
9:25
9:25
5
9:30
9:30
13
9:43
9:43
53
10:36
10:40
21
11:01
11:10
62
12:12
12:15
38
12:53
12:54
154
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
二股から八方尾根スキー場までタクシー利用
朝8時前、ゴンドラ乗場の行列
見えにくいけどチケット売場も長蛇の列
2021年03月07日 07:44撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 7:44
朝8時前、ゴンドラ乗場の行列
見えにくいけどチケット売場も長蛇の列
8人目でした
2021年03月07日 07:44撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 7:44
8人目でした
天気は期待できそう
2021年03月07日 08:03撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 8:03
天気は期待できそう
次のアルペンクワッドリフトは8時半から
2021年03月07日 08:15撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 8:15
次のアルペンクワッドリフトは8時半から
最後のリフトのグラートクワッド
2021年03月07日 08:37撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 8:37
最後のリフトのグラートクワッド
八方池山荘の下に広がる雲海
2021年03月07日 08:59撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 8:59
八方池山荘の下に広がる雲海
ガシガシ登る
2021年03月07日 09:14撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 9:14
ガシガシ登る
まだこのへんは余裕
2021年03月07日 10:13撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 10:13
まだこのへんは余裕
登っている人の大半は登山者
2021年03月07日 10:49撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 10:49
登っている人の大半は登山者
ゴールはあれ
2021年03月07日 11:29撮影 by  HERO9 Black, GoPro
3
3/7 11:29
ゴールはあれ
頂上山荘の手前の岩場からシートラ
2021年03月07日 12:05撮影 by  HERO9 Black, GoPro
3
3/7 12:05
頂上山荘の手前の岩場からシートラ
唐松岳山頂
密なので写真を撮ったらすぐ先に向う
2021年03月07日 12:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
3
3/7 12:45
唐松岳山頂
密なので写真を撮ったらすぐ先に向う
いわゆるdルンゼ
ちょうど先行者がエントリーしているところ
2021年03月07日 12:50撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 12:50
いわゆるdルンゼ
ちょうど先行者がエントリーしているところ
コルまで降りる
急斜面はバックステップで
2021年03月07日 12:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
2
3/7 12:57
コルまで降りる
急斜面はバックステップで
エントリーポイントから唐松岳を振り返り
2021年03月07日 13:16撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 13:16
エントリーポイントから唐松岳を振り返り
剱・立山
2021年03月07日 13:17撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 13:17
剱・立山
a〜dルンゼ合流点から振り返り
2021年03月07日 13:32撮影 by  HERO9 Black, GoPro
1
3/7 13:32
a〜dルンゼ合流点から振り返り
ワイドな谷
2021年03月07日 13:33撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 13:33
ワイドな谷
南滝上部
2021年03月07日 14:06撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 14:06
南滝上部
安全策で高巻く
2021年03月07日 14:06撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
3/7 14:06
安全策で高巻く
おしまい
2021年03月07日 15:28撮影 by  HERO9 Black, GoPro
4
3/7 15:28
おしまい

感想

今日はAtsushi-yとコラボ。「不帰のdルンゼに行きたい」と要望があり、私も行ったことがないのでぜひということに。
好天予報のせいか八方尾根は登山者で大混雑。行列の後方に並んだら1時間以上待たされたのではないだろうか。

ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、いつもの八方池山荘から振り返ると低い雲海が広がっている。風はなく今日は予報どおりいい天気になりそう。八方尾根の雪は固くラッセルも不要で順調に高度を上げる。
扇雪渓にヘルメットを落としてしまった登山者がいた。頂上山荘の手前からシートラ。主稜線はさすがに風が出ていたが行動を遮るほどではない。

山頂は登山者でいっぱいだった。30人以上いたのではないだろうか。積雪期に何度も来ているが、こんなに混雑している唐松岳は初体験だ。写真を撮ったらすぐ目的のdルンゼに向かう。山頂付近は新雪で、急斜面はバックステップで降りた。

dルンゼには既に降りて行った滑走者が2名、他に4人が滑走準備をしていた。私たちは5番目にエントリー。天気がいいせいか緊張することもなく冷静に滑れた。雪は重くモナカ気味だったが気温の高い割には悪くない。
Atsushi-yの先導で日陰の斜面を選んで合流点まで滑るとその先は唐松沢の広大な谷が開けている。ガリガリの斜面を降りていくとやがて雪はザラメに変わって快適になった。

南滝上部まで降りて休憩。菓子パンを食べながらをしながら高巻くかどうか悩んでいると先行者が登り返してきた。雪は繋がっているがかなりテクニカルなようで断念したらしい。私たちもシートラで高巻くことにした。しかし高巻いた先も試練だった。滝へと続く急斜面はデブリが固まってカチカチになっていた。先行のスキーヤーも降りるのに苦労していた。私はここでターンしようとしてデブリに足を取られて転んでしまった。無理にターンせず横滑りするかシートラのまま降りるべきだった。衝撃で板が外れ、リーシュも片方外れてしまい板が沢に落ちそうになったが先に降りていた先行者の1人が拾ってくれた。私はデブリの途中で止まったが雪が固すぎて立ち上がれない。アイゼンに履き替えて滝壺まで降り、先に落ちた板を拾ってくれた先行者にお礼を言った。今日の核心部は間違いなくこの高巻きであった。

無事に戻ってきた板に履き替えたら、後はもう二股まで林道を降りるだけ。雪が切れかかったりしていて時間はかかったが無事に下山。タクシーを呼んでゴンドラ乗場まで戻った。トラブルはあったものの満足した山行だった。


以前から1度行ってみたかった唐松岳を山登りの先輩oecさんに連れて行ってもらいました。
しかも今回はDルンゼ滑走という事で、事前の情報をかなり調べ準備万端でいきました。

体力には全然自信がないので、登りは登山者にガンガン追い越されなんとか登頂。
この日は天候が良かったのにも助けられました。

Dルンゼのドロップポイントも、この日はとても平穏な感じで安全に滑り降りる事ができました。

そして今回の一番の難所は南滝。
高巻きで降りたのですが、沢の中央はガリガリのデブリで通れず、デブリが無い部分をみんな滑るしか無いので、その部分は急斜面アイスバーン。
かなりの難易度でした。

帰りの林道は雪ギリギリで下山できたので良かったです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:935人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
唐松岳 白馬八方尾根
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
八方池⇔唐松岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
八方尾根コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら